イギリス観光まとめ!治安・物価・食事・名所等10項目を在住者が解説

ロンドン(イギリス)

ヨーロッパで最大ともいえる観光大国イギリス。

特に首都ロンドンは中世世界の半分近くを支配した大英帝国の首都でもあり、その繁栄を表す数多くの文化遺産や建築が残されています。

また、イギリスは日本人にとっても馴染みが深いということもあり、ヨーロッパをまず訪れる上で最初に候補にあがる国。

今回はそんなイギリス、特に首都ロンドンを観光する上で知っておきたい情報をイギリス大学院卒業の元在住者の視点からまとめてみました。

1. 治安・テロ対策

まず旅行をする上で最も検討事項の優先順位が高いものがイギリス。

特に近年はヨーロッパでもテロ事件が相次ぎ、イギリス首都ロンドンもその例外ではありませんでした。

ロンドン地下鉄爆破事件やロンドンブリッジでの車による暴走、ビッグベン付近での警察の刺殺事件などテロ事件が起こったことは記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。

現在のロンドンはというと、観光する上では平穏を取りもどし、特にテロなどの危険というのは落ち着いていると言えるかと思います。

ただターミナル駅など不特定多数が出入りするような場所では重武装の警察や軍も警備に当たっていることが多く、高い警戒レベルが敷かれています。

大きなテロ事件などは突然として起こりうるものなので最新の状況をチェックすることは重要ですが、現時点では観光する上で特段の大きな危険はないと言えます。

スリや置き引き、詐欺事件などはヨーロッパの大都市の例に漏れず発生していますので、軽犯罪など身の回りのものの管理には十分注意が必要です。

2. 通貨

スコットランド紙幣

イギリスの公式通貨はGBP(ブリティッシュポンド)。大陸側で広く使われているユーロは使用できません。

ロンドンを含むイギリス全土で共通であるポンド紙幣はイングランド銀行(Bank of England)が発行していおり、ロンドンや日本などで両替をしたりお釣りとして受け取るような紙幣は全てイングランド銀行発行のものとなります。

ただし、イギリスは連合国家であり、北部のスコットランドや北アイルランドではそれぞれの銀行が同じくブリティッシュポンド紙幣を発行しており、こちらはちょっと曲者。

法的には認可された銀行が発行しているため共通紙幣としてどこでも使えるはずなのですが、実際にはその地域の人を除く多くの人がこの紙幣を見たことがないため、偽装を疑われたりなど実際には受け取りを拒否されてしまいます。

また、国際的にはイングランド銀行発行の紙幣のみが公式通貨として認められているため、スコットランドや北アイルランドで発行されたブリティッシュポンドは国外での両替ができません。

もしスコットランドや北アイルランドを旅行し、現地のポンド紙幣を受け取った場合にはイギリス出国前に銀行などでイングランド銀行発行の紙幣と交換してもらうようにしてください。

3. 物価

イギリスはポンド高の影響もありヨーロッパの中では比較的物価が高い国として知られています。

特に観光客にとっては避けることのできない外食やホテルの料金は日本と比較するとかなり高く感じる可能性があり、特に首都ロンドンではこの傾向が顕著になります。

一方スーパーマーケットでの食材などは日本の少し高めのスーパーとあまり変わらない基準となっています。

なるべく滞在費を落としたい場合にはAirbnbなど民泊施設を利用したり、朝食付きのゲストハウスを選ぶなど工夫が必要になります。

4. 言語

イギリスの公式言語はもちろん英語。

ですが、日本に様々な方言があるようにイギリスにも多種多様な方言がありなれない人にとっては非常に聞き取りが難しい場合も多々あります。

特にリバプールなどの労働者階級がもともと多くいた地域や北部スコットランドなどは訛りが非常に強く、同じイギリス人でさえ理解ができなかったり、場合によってはテレビなどで字幕や吹き替えが出るほど。

イギリス人は皆BBC英語のような綺麗な英語を話すというふうには考えてはいけません。

また、ロンドンはヨーロッパはもちろん世界中から移民が集まっていることもあり、各国独特のアクセントをもった人も数多くいます。逆に言うと日本人による英語も多少発音が悪くても寛容な側面がありますので、自信がなくても臆することなくはっきりと発音すればしっかりと聞いてくれるはずです。

日本人の方を多く見ていると、発音が悪くて通じないのではなく声が小さくて通じない、ということが多々あるようです。

5. 差別

前述した通りロンドンは人種のるつぼ。ヨーロッパはもちろんインドやパキスタン、中東やアフリカ系、極東アジア系など数多くの人がいます。

ですので、ロンドンにいて差別を強く感じるということはあまりない、と言えるかと思います。

ただし、一方でヨーロッパ全土に言えることですがアジア系の観光客は大型団体旅行をすることが多く、そういう方の一部には現地のマナーなどをあまりきにすることなく我が物顔で大声を出したり行動する傾向が残念ながら見受けられます。

ですので、中には快く思ってない人もいるというのは避けられない事実ですし、人種差別に近い形でからかい言葉をかけてくるような人(主に南欧や中東からの移民に多いように感じます)もいます。

私自身渡英して間もない頃にカバンにガムをつけられたりという経験もあります。

身の回りに差別意識を持っている人が少なからずもいるというこということは念頭に置いておくといいかもしれません。

6. 観光 

ロンドン観光完全版

イギリスは全土各地にそれぞれの歴史があり、観光名所が無数にある国です。

大都市ロンドンはもちろん地方都市やスコットランド、ウェールズにみられる大自然などその楽しみ方は無数。

何回訪れても、何日滞在しても飽きることなく色々な発見をすることができるはずです。

本ブログではイングランドスコットランド北アイルランドの記事を中心に様々な方向から観光紹介をしているので旅行を計画されている方はどうぞ参考にしてください。

7. 食事 

ロンドンアフタヌーンティ

イギリスと言えば「飯のまずい国」の代名詞。その固定観念は今も根強く残っています。

ですが、現状のイギリス(特にロンドン)はというと全くそんなことはありません。世界中からの観光客による需要の高まりや、様々な文化が入り込んだ影響などにより世界的に有名な名店も数多く生まれました。

また、街中の小さなレストランやパブの料理のクオリティも10ー20年前と比較にならないほどレベルアップしています。

今ではロンドンはグルメの街。日本の東京が様々なタイプの料理の宝庫であるのと同様、ロンドンでも食事に困ることはないはずです。

8. 公共交通機関

イギリスの鉄道旅

イギリスは鉄道の発祥の国であり、またロンドン地下鉄(アンダーグラウンド)は世界最古の地下鉄として知られています。

また、赤い二階建てが特徴的なロンドンバスなど、イメージだけでも公共交通機関の先進国。

事実、街中の短距離交通機関から長距離高速鉄道、そしてフランスやオランダ方面へと向かう国際特急まで非常に充実しています。

また、イギリスは航空便国内線も非常に充実しており、フラッグシップキャリアであるブリティッシュ航空はもちろん、格安航空会社ライアンエアーイージージェットフライビーJet2.comなど数多くの航空会社が就航しています。

そのため価格競争により、場合によっては国内線がわずか500円で乗れてしまうことも。多少遠くても行程を諦めずにチェックしてみてください。

9. 現金とクレジットカード

イギリスは北欧諸国と比較するとキャッシュレス社会とまでは至っていませんが、日本と比較するとカード利用がかなり一般的になっています。

公共交通機関やホテル、レストランでの支払いはもちろん、スーパーでの少額決済なども基本的にはカードで可能。

もともとパブでお酒を注文する時は現金の方がスマート、とイギリスでは言われていましたが今はカードで決済するのが徐々に当たり前になってきました。

一方で、移民が経営するような「格安スーパー・キオスク」、一部ファストフード店ではいまだに現金のみというところがあります。

基本的にはカード社会と考え、常に予備として多少の現金をもっておくと安心でしょう。セキュリティの問題から多額の現金を持ち歩くことはおすすめできません。

ヨーロッパにもっていくべきクレジットカードの要件などはこちらで紹介しています。

10.  お酒のマナー

おすすめスコティッシュパブ

イギリスは西欧・北欧の中では比較的お酒に寛容な国。ブリティッシュパブやスコティッシュパブなど、酒場にいくのも観光の見どころの一つとさえ言えるので、是非現地のお酒の楽しみ方を体験してみてください。

ただし日本と違う点もいくつかあるので注意が必要です。

お酒を飲むのは構いませんが、日本でたまにみかけるような泥酔はご法度。これは飲んだ人だけでなくお店も罰則の対象になるため飲み過ぎには厳しく対応するお店がほとんど。店内で睡眠などもNGです。

またお店周辺を除く屋外公共の場での飲酒も違法となっているので注意してください。

パブはもともと社交場ということもあって夜間ドレスコートを設定しているところも多く、サンダルやショートパンツはNG。ルーズなジーンズも一部のお店では入店を断られることがあります(ロンドンは比較的寛容です)。

最後に

今回は元イギリス大学院生が現地に住んでみて感じたことを中心に、これから訪れる日本人の方に向け10項目紹介しました。

日本では当たり前のこともイギリスでは非常識、ということもありますし、もちろん海外なので日本と同じ気持ちでいてはいけません。

そういう違いを楽しむのも旅行の醍醐味ですので、是非少し現地のことを予習して実際にイギリスの魅力を肌で感じてみてください。

英国鉄道旅におすすめ!

せっかくイギリスに来たからにはロンドンだけではなく各地を旅行したい!そんな時の強い味方が鉄道です。イギリスは知る人ぞ知る鉄道発祥の国。

首都ロンドンから四方八方各都市に向け様々な路線が運行しており、高速鉄道も発達しているため鉄道旅行ととても相性がいい国です。

国土が細長くバスでは時間がかかりすぎるものの、飛行機を使うほどの距離でもない。そんな時は是非鉄道を利用してみてください。

レイルヨーロッパ公式HP(英国鉄道)を使うと、日本から英国内の鉄道路線の乗車券を事前に購入することができ、当日窓口に長時間並んだり自動券売機と格闘する必要なし。日本語ページも用意されているので英語でのやり取りが不安な方にもぴったりです。

さらに、とにかく鉄道を乗り回して全土を旅行したいという方には英国鉄道乗り放題パスであるブリットレイルパスがおすすめ。

スコットランドを含む英国内のすべての鉄道路線(地下鉄除く)で使用可能、一等車や寝台特急も追加料金を払うことで利用できます。

また観光名所やレストランで割引を受けたりもできる超お得なパスなので、英国滞在中に鉄道での長距離移動を予定されている方は、是非こちらも検討してみてください!

ロンドン(イギリス)

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