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【ロンドン/ヒルトン】ホテルの探し方とパディントン駅直結ホテル宿泊レビュー

パディントン駅
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欧州最大の都市ロンドン。欧州経済の中心地であるとともに、世界中の旅行好きな方が一度は訪れたいと思う観光都市にもなっています。

そんな大都市ロンドンに初めて観光で訪れる際に悩むのが、どこに宿泊施設を取るかという問題。

今回はそんな悩みを解消すべくロンドンにおけるホテル選びのポイントと、観光に非常に便利なパディントン駅直結ホテルの紹介をしていきます。

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1. ロンドンでホテル探しの考慮ポイント

a. 空港からのアクセス

ロンドン・ヒースロー空港

ロンドン最大の空港であるヒースロー空港からロンドン中心部へは、こちらの記事で紹介している通り鉄道やバスなど様々なアクセス手段があります。

日本からの観光となると、スーツケースなど大きな荷物をもっての移動となる場合がほとんど。

となると実際に利用することになるのは、ヒースロー空港からロンドン・パディントン駅へノンストップで直通するヒースロー・エクスプレスか、TfL(ロンドン市交通局)の運行するロンドン・オーバーグラウンドのいずれか。

これらはいずれもロンドン・パディントン駅を始発・終着駅としているため、ロンドンを訪れる世界各国の観光客にとってはパディントン駅が起点となります。

そのため、大きな荷物を持っての移動を極力避けたい場合にはこのロンドン・パディントン駅周辺のホテルに宿泊することで、肉体的な負担を最小限にすることができ、タクシーを使ったりなどの経済的負担も減らすことができます。

b. ロンドンの公共交通機関事情

ロンドン・パディントン駅に到着後荷物を持って移動する、という場合にはロンドンの公共交通機関やタクシーを使うことになります。

スーツケースを持っての移動に適しているかどうか、という視点も踏まえながらそれぞれを紹介します。

ロンドン地下鉄(アンダーグラウンド)

ロンドン地下鉄

ロンドン市街地に網目のように路線網を持つロンドン地下鉄(アンダーグラウンド)。運行本数が多く、ロンドン地下鉄を使うことで市内のどこにでもアクセスが可能なので非常に便利で発達した交通機関です。

特に観光する際にはロンドン地下鉄を乗りこなすことが観光の効率を決めるといっても過言ではありません。

ロンドン地下鉄

一方、ロンドン地下鉄の多くが地下非常に深くに走っており、駅によってはバリアフリー化が進んでいなかったり、階段を使用しないといけない場合もあるなど、スーツケースなど大型荷物があるとなかなか大変ということがあります。

また乗り換えがある場合などは、同じ駅でも路線が違うだけでかなりの距離を歩かないといけないということも多くあります。

特に朝や夕方のラッシュ時は非常に多くの利用客がいるため、駅構内や車内は非常に混雑します。

一方車内は日本の車両よりも小さく荷物ラックなどの設備もないため、大型荷物があると管理が大変になるという可能性もあるため、基本的にはおすすめできません。

ロンドンバス

ロンドンバスは地下鉄よりも所要時間はかかるものの、停留所の数が多く本数も多いためロンドン市民の足として広く利用されている公共交通機関。

こちらも観光の際には是非多用していきたいところです。

新型のバスには車椅子用のスペースが1階部分にあり、スーツケースなどもそこに置くことが可能ではありますが、混雑する時間や路線の場合には大きな荷物があると周囲の乗客の迷惑になる場合もあり注意が必要です。

ロンドンタクシー

ロンドンのタクシーは厳しい試験を通過した運転手のみがなることが出来るライセンス制で、世界でも有数の信頼できるタクシーとして知られています。

料金はメーター制。車内は非常に広く、スーツケースであれば助手席に2つ、さらに後部座席部分にも最大2−3個収納ができるので家族旅行などで非常に便利です。

ただし、ロンドンタクシーは日本のタクシーと比べると料金設定が高く、長距離を利用する場合には運賃が高額になる可能性があります。

c. 観光スポットとアクセス

ロンドン観光完全版

ロンドンでの宿泊場所を考えるにあたって、重要な考慮ポイントが公共交通機関の利便性。

ロンドンは非常に大きく、徒歩で観光がすべてできるというような街ではありません。

そのため、いかにバスや地下鉄を効率よく使えるかが観光のコツ。

ヒースロー空港との鉄道が発着するパディントン駅へはロンドン地下鉄が4路線も乗り入れているため、ここを拠点にするとどこにでも簡単にアクセスすることが可能です。

またウェールズやイングランド北西部を結ぶグレートウェスタン鉄道をはじめ様々な都市間鉄道のターミナル駅として使用されているため、ロンドンを起点にした各地への日帰りや短期旅行にも最適です。

d. 平日・週末の違い

ロンドンは世界中から観光客やビジネス客が集まることから、ホテルはとにかく売り手市場。

特に週末は数ヶ月前から予約で埋まってしまうなんていうこともあるほどで、それを反映するかのように客室料金が倍以上に値上がりすることもあります。

一方平日は比較的料金は安定しており、市街中心部の場合格安ホテルで1泊8000円〜1万円程度、中級ビジネスホテルで1万5千円〜2万円程度、高級ホテルで2万円〜という料金設定になっています。

平日はちょっといいホテルに、週末は少し安価のホテルに、と曜日ごとにホテルを変えると新鮮な気持ちでステイの質を最大限あげることができるかもしれません。

2. パディントン駅直結おすすめホテル

上記を考慮して、筆者が最もおすすめしたいホテルがパディントン駅に直結しており非常に便利なヒルトン・ロンドン・パディントン。

実際にヒースロー空港へのアクセスと滞在中の市街観光の効率を優先しこちらのホテルを予約・利用してみたので、その際の宿泊レビューをしながらおすすめポイントを紹介していきます。

a. 駅直結ヒルトン・ロンドン・パディントン

パディントン駅

何より便利なのが、日本からの長旅で疲れた後に空港からヒースロー・エクスプレスに乗り、その20分後にはパディントン駅に到着。

そしてその駅から直結してホテルがあるということ。駅の構内待合室の2階からホテルの1階部分が繋がっており、駅の外に出ることなくホテル内に入ることができます。

おかげで重い荷物を持って公共交通機関を利用したりする必要がないというのが嬉しい限り。日本では高級ホテルのイメージが強いヒルトンホテルですが、ロンドンのホテルランクの中では「中の上」。

決して安いホテルではないですが、パディントンからタクシーを使って他の場所に移動する代わりに出費すると考えればコスパは非常にいいように思いました。

また今回はロンドン滞在中にウェールズ方面へ旅行する機会もあったのですが、パディントン駅からグレート・ウェスタン鉄道の高速鉄道を利用でき、遠方への旅行にも鉄道直結の優位性を発揮してくれました。

ロンドン地下鉄

もちろんロンドン地下鉄(アンダーグラウンド)のパディントン駅とも隣接。

地下鉄駅には、ベイカールー Bakerloo線、サークル Circle線、ディストリクト District線、そしてハマースミス・シティHammersmith & City線の4路線が乗り入れており、ロンドン滞在中観光に出かける際にも非常に便利です。

b. ホスピタリティ

ロンドンおすすめホテル

チェックインの対応がしっかりしているのは言うまでもなく、ヒルトンブランドを冠するだけあってホテルサービスは非常にしっかりしています。

ボーイさんが荷物を客室まで運んでくれたり、チェックイン前やチェックアウト後に荷物を預かってくれたりなども快く引き受けてくれました。

チェックインは3時から、チェックアウトは遅めの12時と最終日のチェックアウト前はゆっくりと過ごしたい方には嬉しい時間設定になっています。

c. GWRタワールーム客室レビュー

ヒルトンパディントン

今回宿泊したのはヒルトン・ロンドン・パディントンのクラブルームにあたるGWRタワールーム。

専用クラブラウンジが使えるなどワンランク上のステイを楽しめる客室になっています。

客室

今回宿泊したタワールーム(一般的にはクラブルーム)の客室を紹介します。

部屋の大きさはタワールームの中でもさらにいくつかのタイプに分かれているようです(27-36㎡)が、どの部屋に泊まってもベッドは広々のキングサイズ。

大人二人が寝ても非常にゆったりとすることができます。

駅前の非常に賑やかなエリアにあるにも関わらず、防音がしっかりしているのか外の喧騒は一切聞こえませんでした。

ベッドルーム・オフィススペースは客室の入り口から数ステップ段差を降りた位置にあり、広々としていて清潔感があります。

入り口ドア付近には非常に広々としたストレージやハンガーラックなどが設置されており、スーツケースを置いて開けるスペースもありました。

客室内にはフィルターコーヒーを作るマシンやコーヒー・紅茶の無料サービスが。冷蔵庫の中にはソフトドリンクやアルコール類などミニバー(有料)が充実していました。

ルームサービスも24時間対応しており、軽食から本格的なディナーまで希望があれば注文ができます。

バスルーム

バスルームも非常に広々としており、日本人には嬉しい底が深いバスタブ付き。

ボディソープやローション、クレンジングなど上質なアメニティが用意されていて女性の方には特に嬉しいであろうサービスもありました。

またさすが上級客室ということもあり、バスローブとスリッパも用意されています。生地も分厚く、風呂・シャワー後に温まった体をキープできるので嬉しい限り。

バスタブとは別にシャワースペースも用意されており、周囲への水漏れを気にすることなくシャワーを浴びることができます。

ここで体を洗っている間にバスタブにお湯を溜めておけば海外滞在中であってもゆっくりと入浴し体を休めることができるはず。

d. クラブラウンジ利用

GWRタワールーム利用客は、客室の鍵を使ってクラブラウンジにアクセスが可能。

こちらでは朝食の提供や時間帯によって簡単な軽食、ドリンク類の提供などが無料で行われています。

タワールームは通常の客室よりも値段は高くなりますが、その分非常に充実したサービスが付いてくるためコストパフォーマンスはとてもいいように感じました。

e. 豪華な朝食ビッフェ

今回は朝早かったこともあり、広々と1階レストランで朝食をいただきました。もちろんタワールームに宿泊している場合には、クラブラウンジで全く同様の朝食サービスを受けることも可能です。

朝食とはいえ品数は非常に豊富。イングリッシュブレックファストで代表されるようなベーコンや卵料理、ソーセージ、ブラックプディングなどのホットミールも充実しています。

それ以外にも新鮮な素材を使ったサラダやフルーツ類もたくさん。

パンの種類も豊富でフランスパンのようなものから焼きたてのクロワッサン、菓子パンやクラッカー類など様々。もちろんシリアルやポリッジ、ヨーグルト類もあります。

ジュースだけでも複数種類。また各々のオーダーにあわせて用意してくれる紅茶やコーヒーもサーブされました。

イギリスらしさを感じる品揃えになっている朝食ですがクオリティが高く、ついつい食べ過ぎてしまうほど。物価が高いイギリスにおいて朝からしっかりと食事をとって観光に出かけられるというのは嬉しいところです。

3. 最後に

いかがでしたか?

今回はロンドン観光の際のホテル探しのポイントと、筆者おすすめホテルを紹介しました。

ヒルトン・ロンドン・パディントンは利便性を重視し、滞在中はゆったりと落ち着いたホテルステイを楽しみたい方におすすめ。

決して安いホテルではありませんが、その立地や客室のクオリティを考えるとコストパフォーマンスがとてもよく、一緒に泊まった人たちからも好評でした。

特にロンドンはホテル宿泊費が一般的に非常に高いので、他ホテルと比べるとその優位性が目立ちます。

是非ロンドン滞在の際には参考にしてみてください。

今回紹介したホテル

名称: Hilton London Paddington
住所・マップ: 146 Praed St, Paddington, London W2 1EE
ホテル情報・空室照会
エクスペディア: Hilton London Paddington
Hotels.com: Hilton London Paddington

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。