【旅プロ】ヨーロッパ旅行で役立つクレジットカード選びのコツ

北欧キャッシュレスの現状
海外旅行にいくなら

海外旅行をする人が必ず持つべきクレジットカードの決定版は?

国際ブランド、付帯保険、旅行中の特典、カードを選ぶポイントは様々。

海外40ヵ国以上を訪れた旅のプロがヨーロッパ向けクレカの選び方とおすすめを伝授している人気記事をチェック!

ヨーロッパ旅行をする上でまず欠かせないのがクレジットカードの準備、メイン決済用はもちろん万が一に備えた予備カードも揃えておきたいところ。

数多くあるクレジットカードの中から最適なものをどう選べばいいのか、現地アテンド経験も豊富なヨーロッパ旅行のプロがお伝えします。

1. 絶対にクレジットカード必須な5つの理由

1-1. 各種サービス予約・デポジットの支払い

ヨーロッパを旅行する上で絶対にクレジットカードが必要な理由で最も大切なのが、クレジットカードが無いとそもそも現地のサービスを受けることが難しいという事実。

例えば、ホテル予約時に客室確保のためにカード情報を入力するのがスタンダードになっている事はもちろんのこと、チェックイン時にもデポジットとしてカード情報を要求するホテルが大多数。

デポジットについては現金でも預けることができますが、その場合は300-500ユーロ相当の大金を要求されることがあります。

ホテルに限らず、現地のレンタカー利用時や、オプショナルツアーの申し込みなど何かとカード決済を求められる場面が多いので、いくら現金を持っていてもクレジットカード無しでの旅行はほとんど不可能と考えてください。

2-2. キャッシュレス店の増加

日本と比較するとキャッシュレスが進んでいる国の多いヨーロッパ諸国。

特にコロナ渦での感染予防対策としてキャッシュの受け渡しを避ける傾向が広がり、小さな小売店や個人経営のカフェ・レストランを中心に現金での支払いを受け付けないという店がかなり多く増えました。

また北欧諸国の交通機関ではカード払いしか受け付けない券売機へと差し替えられるなど現金払いがより加速しています。

キャッシュが全く無いと困る場面はまだ国によってはあり得ますが、カード決済が出来ずに困る場面の方が圧倒的に多くあります。

2-3. セキュリティ・盗難対策

日本人が旅行先で良い意味でも悪い意味でも目立ってしますのは今に始まったことではありません。多額の現金を持ち歩いている傾向が高い、というのはヨーロッパに多い観光客目当てのスリやひったくりにはよく知られている事実。

持ち歩く現金を最小限にしておくというのは安全な旅行には不可欠です。もちろん現金を盗難された場合に受けれる補償は何もありません。

カードの場合盗難や不正利用にあった場合もカード会社に連絡することでカード利用を停止したり、万が一の不正利用の際もしっかりと対応をしてもらうことができ、損失を最小限にすることができます。

2-4. 外貨交換・為替レート

ヨーロッパの多くが共通通貨ユーロを導入していますが、独自通貨を引き続き使っている国も北欧や中欧・東欧、そしてイギリスで見られます。

お金を最も損するのが外貨交換の場面、特に空港などでは為替レートが非常に悪い上にさらに手数料まで取られるなど、両替をすればするほど損をすることになります。

カード決済をすることで、現地の通貨単位に関わらず支払いを完了することができ、現金の両替よりもはるかにお得なレート(通常銀行間交換レートに1-3%程度上乗せされたレート)が適用されるため無駄な支出を避けることが可能です。

2-5. 保険

意外と知られていないのがクレジットカードに付帯してくる海外旅行保険。以前は旅行前に旅行保険に加入するのが一般的でしたが、クレジットカードを持っていれば海外旅行保険に別に入る必要が無い場面が多くなりました。

保険には障害や死亡保険はもちろん、航空機の遅延時や機内預け入れ荷物の紛失時に補償してくれるものや、現地で携行品を紛失・盗難にあった場合に補償してくれるものなど様々。

クレジットカードの種類によって保険は様々ですので、カード選びの際にチェックしてみてください。

2. ヨーロッパ向けクレジットカード選び7つの基準

ヨーロッパを旅行する上で新たにクレジットカードを作る場合には、いくつかの選ぶ基準があります。ヨーロッパ旅行を知りつくした筆者目線でのカード選びの基準を紹介します。

2-1. 「決済ができる」ということ

当たり前のように思えますが、旅行中に決済が出来るというのは最も重要なポイントになります。

実際日本人の旅行者をアテンドしている最中にしばしば遭遇するのが、カード決済が何らかの原因で出来ないということ。旅行中最も焦る場面の一つと言えるかもしれません。

その原因で考えられる最も大きなものが、不正利用を防ぐ目的で自動的に決済が弾かれることがあるというもの。特に流通系のカード(ショッピングモールや百貨店などが発行している主に日本国内での特典が豊富なカード)は不正利用を疑う基準が高い傾向があり、海外決済がうまくいかないということが多くあるようです。

事前にカード会社に旅行の事実を通知しておくなどすることで対策は可能ですが、いざ問題が発生すると海外から日本のカード会社に電話で解除をお願いしないといけないなど手間が増え、何よりその場で決済が出来ないという問題にぶつかるので注意が必要です。

2-2. 限度枠にはゆとりを

海外旅行中はどうしても財布の紐が緩くなるもの。特に物価上昇がはやく円安傾向の今、出費がどうしても増えてしまうのは避けることができません。

クレジットカードの限度枠を超えてしまうと利用ができなくなるので余裕のある利用枠を持っておくことが重要です。

特に落とし穴となるのがホテルやレンタカー利用時のデポジット。実際に使用していなくてもチェックイン時や車借入時にある程度まとまった額の枠を抑えられてしまうため、枠に余裕が無い場合デポジット枠が解放されるまではカードを使えない、という事態になってしまう可能性もあります。

目安としては、旅行中に通常使用する枠に加え、緊急事態が発生し急遽日本行き片道航空券を購入しないといけない場合でも問題なく決済ができる程度の枠を常に余らせておきたいところです。

2-3. 海外キャッシング枠

前述の通り、キャッシュレス化が進んだヨーロッパ諸国では現金の出番はほとんどないといっても過言ではありません。

ただもちろん国によってその状況は様々で急に現金が必要になるという場面は想定しておく必要があります。

そんな時に最もレートのいい外貨交換方法が海外キャッシング。カード決済をする際と同じレートでATMから現金を引き出すことができるため、観光客向けの悪いレート設定で損をしたり両替商への手数料を払うという無駄な支出をなくすることができます。

そのため海外キャッシング枠は最小限で構わないのでついていることが重要。学生カードや流通系カードなどは初期設定ではキャッシング枠無しとなっていることも多いので、カード申し込み時に海外キャッシングが可能なのか、枠をつけてもらうことができるのかの確認が重要です。

2-4. 海外旅行保険の利用・自動付帯

クレジットカードについている海外旅行保険には大まかに利用付帯と自動付帯の2種類があります。

利用付帯とは、航空券やホテルの費用をクレジットカードを使って支払った場合に保険が適応されるというもので、一般的にはこのタイプのものが多くなっています。

一方、自動付帯とはカードの使用の有無に関わらず、持っているだけで海外旅行保険が適応されるというもの。一般的に年会費の高いクレジットカードカードに多くみられますが、年会費無料であっても海外旅行保険自動付帯というものもあります(後述)。

旅行保険は複数カードを持っている場合組み合わせて使うことができるため、万が一に備え自動付帯となるクレジットカードを常に持ち歩いていくというのも安心な旅行をする上でのポイントになります。

2-5. 海外ポイント優遇

一部クレジットカードでは海外での外貨決済に対してボーナスポイントが加算されるポイントプログラムを採用しているものがあります(例:海外決済ポイント2倍)。

決済額が多くなりがちのヨーロッパ旅行、ポイントが多く加算されるポイントプログラムは大きなメリットになります。

2-6. 旅先先での特典とステータス

クレジットカードの性格を決めるのがカードに付帯する特典。海外旅行中に享受できる特典が多いカードを持っていると、現地での滞在がより充実したものになるでしょう。

利用航空会社やクラスに関わらずラウンジを利用することができるプライオリティパスが無料で付いてくるカードや、カードを持っているだけでホテル上級会員のステータスが付加されるものなどは特に有用です。

一方で、昔はよく言われたゴールドカードやプラチナカードといったカードの色でのステータスというのはほとんどヨーロッパでは期待できず、たとえプラチナチタンカードをフロントで出したからといって部屋がアップグレードされるなどというのはまず起こり得ず、神話だと思って差し支えないでしょう。

2-7. 国際ブランド

クレジットカードにはVISA、MasterCard、アメリカンエクスプレス、ダイナース、JCBなどの国際ブランドがあります。

ヨーロッパ旅行で最も決済用に使いやすいのはVISA、MasterCard。アメリカンエクスプレスは一部ホテルなどで利用可能で、JCBの加盟店は日本人の多い観光地やブランド品店に限られます。

一方ダイナースカードはほとんど使える場面が無いといえます。

3. 何枚カード必要? 決済用と特典用

ヨーロッパを旅行する上で何枚カードがあればいい、という疑問を持っている人は多くいるようです。

毎月ヨーロッパ諸国を旅行している私からずばり、決済用2枚(VISA、マスターカード)、予備・特典用1枚の3枚体制がおすすめです。

現地での予期せぬ決済エラーに備え、決済用カードは最低2枚、できればVISAとマスターカード1枚づつ用意するのがおすすめ。

もう1枚は旅行中の万が一の紛失や盗難に備え、決済用カードとは分けて保管し、普段は基本的には出さないでおいてもいいようなカード。決済用としては使いづらくても特典や保険が充実しているカードも予備用としておすすめです。

4. ヨーロッパ旅行に持っていく万人向けクレカ 

結論からいうと、一律に万人受けするヨーロッパ旅行向けクレジットカードというのは多くありません。

私が常に持ち歩いているのは、エポスカード、アメリカンエクスプレス・プラチナカード、ANA SFCゴールドカードの3枚セット。

この組み合わせは各旅行者によってまちまちです。ここでは、一般論として持っておくと旅行中のメリットが大きいお得な2枚を紹介します。

4-1. エポスカード

エポスカードは海外旅行をする上では持っておかない理由がないという、旅行者不可欠の流通系マルイが発行するクレジットカード。

その理由は、年会費無料ながら自動付帯海外旅行保険がついてくるというもの。傷害死亡・後遺障害、傷害治療費用、疾病治療費用、賠償責任、救援者費用、携行品損害といった基本的な補償内容が無料でカバーされます。

国際ブランドもVISAで海外キャッシングも可と使用しやすく、持っておいて何も損が無いので旅行中は常にお守りとして持っておくといいでしょう。

またカード利用に伴い獲得したポイントはANAやJALのマイルにも交換が可能、と実用性も高い1枚です。

4-2. 楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードは楽天カードの上位カード。楽天をよく利用する人には非常にポイントが貯まりやすいということでよく使われているクレジットカードで、私もアメリカンエクスプレス・プラチナを所有する前はメインカードとして利用していました。

なんと言ってもその魅力は年会費が1万1千円にも関わらず無料で加入可能なプライオリティパスを含むプラチナカード並みの特典がついてくるということ。

プライオリティパスにより、利用航空会社や利用クラスに関わらず1300カ所以上の国内・海外空港ラウンジを利用することができます。

空港に早くついてしまった際や乗継の際に軽食をとったり、アルコール類を含む飲み物を無料で飲めたり、ラウンジによっては仮眠室やシャワーを使えたりとと長距離移動が避けられないヨーロッパ旅行を快適にする大きな秘訣の一つです。

国際ブランドもVISA、MasterCard、アメリカンエクスプレス、JCBから選ぶことができるため、旅行中はもちろん日本にいる時のメイン決済カードとしておすすめです。

5. ヨーロッパ旅行向けクレジットカード選びまとめ

ヨーロッパに持って行くべきクレジットカードを選ぶポイントをまとめるとこちら。

  • 海外決済枠とキャッシング枠のゆとり
  • VISA もしくは MasterCard
  • 充実の海外旅行保険
  • 旅行特典

賢くお得なクレジットカードを選んで、安心安全でお得なヨロッパ旅行を楽しんでください!

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。