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【ヨーク】歴史感じる城塞都市!おすすめ観光名所20選

ヨーク観光
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イングランドの歴史はヨークの歴史とも言われるほど、イギリスの中では重要な都市であるヨーク。

北ヨークシャー州にあり、スコットランドとイングランドの間にある地理的にも非常に重要な役割を持つ街です。

そんなことを反映し、古代ローマ時代から現代まで様々な文化の影響を受けながら発達してきており、それを今に伝える多くの観光名所があることでヨーロッパの人に大人気。

今回は、そんなリッチな歴史を持つヨークの観光名所を20箇所紹介していきます。

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1. ヨーク駅

ヨークに鉄道を使って訪れた方の旅のスタート地点となる中央駅。英国は鉄道発祥の地として知られていますが、特にヨークは後述する世界最高規模の鉄道博物館があることもあって、鉄道ファンの聖地。

グレートブリテン島中央部に位置することもあり、イングランドの大都市やスコットランドを結ぶ路線が数多く停車するターミナル駅で、LNERやGrand Central Rail、Transpennine Expressなどなど複数の鉄道会社が乗り入れています。

そんなこともあり、ヨークの駅には常にスポッターと呼ばれる鉄道の車体番号を記録していく人や鉄道写真を楽しむ愛好家などがいたりと、ヨーロッパでは珍しく数多くの鉄道マニアが多くみられる駅です。

2. イギリス国立鉄道博物館

ヨークにある鉄道博物館は世界で最大規模。鉄道発祥の国、英国製のものを中心に100両もの機関車と200両もの客車が公開されています。

「変態紳士の国」などとも比喩される英国ですが、まさに変態紳士な鉄道がずらり。他国ではまずみられないような斬新なデザインのものも多く、歴史を作った機関車、また機関車トーマスの作品に登場する車両も多く展示されています。

また英国製の車両がひしめき合う中世界初の高速鉄道として日本の0系新幹線も。

この展示量にも関わらず入場料は無料、ヨーク観光の際には鉄道博物館見学は欠かせません。

概要

名称 (英): National Railway Museum York
住所: Leeman Rd, York YO26 4XJ イギリス
公式HP: https://www.railwaymuseum.org.uk

3. メモリアルガーデン

ヨーク駅から市街地へ行く道中、ウーズ川に面した場所にあるメモリアルガーデン。

1925年に第1次世界大戦で犠牲になった兵士を追悼するために作られた公園で、現在では世界大戦および朝鮮戦争での犠牲者を偲ぶ記念碑が設置されています。

春は花が植えられ、秋は紅葉が見事だったりと季節を感じられる美しい公園なので観光の合間に自然を楽しみに訪れてみてください。

概要

名称 (英): Memorial Gardens
住所: West Esplanade, York YO1 6FZ イギリス

4. ヨークシャー博物館

Yorkshire Museum

ヨーク駅からヨーク中心部へ向かう際、ウーズ川沿いにあるのがヨークシャー博物館。

創立は1830年と非常に歴史のある博物館で、美しいミュージアムガーデンズの中にあります。

ヨークシャー地方を中心に英国内で発掘されたローマ時代、バイキング時代など古代の出土品から近代の装飾品、また恐竜の化石などまで、民俗・文化や生態など多方面の展示が行われています。

概要

名称 (英): Yorkshire Museum
住所: Museum Gardens, York YO1 7FR イギリス
公式HP: http://www.yorkshiremuseum.org.uk

5. ヨークアートギャラリー

ヨーク美術館

ヨークシャー博物館のすぐ近くにあるヨークアートギャラリー、美術館としてはヨークでは最大規模のものになっています。

1000近くの西欧画家による絵画を所蔵しているほか、5000以上に上るセラミック製作品が展示されています。

古典美術から現代作品まで幅広いコレクションがあるので、芸術に興味がある方にとっては見逃せないスポットです。

概要

名称 (英): York Art Gallery
住所: Exhibition Square, York YO1 7EW イギリス
公式HP: https://www.yorkartgallery.org.uk

6. ブーサム・バー

ヨーク観光

ヨークは紀元1世紀頃に城壁がはじめて築かれ、それ以来現在にいたるまで城塞都市としてありつづけています。

そんな壁の外から市街地に入るための門は現在4つありますが、そのうちの一つがブーサム・バーと呼ばれるもの。現在のアーチ部分は11世紀に、それ以外のものは14世紀に主に築かれました。

城門の上部の見張り台部分に登ることができるほか、そこから城壁の上を歩いてヨークの街を一周することができるようになっています。

概要

名称 (英): Bootham Bar
住所: 2-4 High Petergate, York YO1 7EH イギリス

7. ミックルゲート・バー

城壁内に入る際に使われるゲートの一つ、ミックルゲート・バー。ヨーク市街地へのメインゲートで、1000年近くこの場所にたっています。

もともとはこの地に反逆者の首が吊るされたり、死刑囚が絞首刑に処される前日にこのゲートに拘留される場所としても使用されていました。

内部は現在博物館となっており、15世紀から16世紀にかけて24年間の間イングランド王として君臨し、現在のイギリス王家の祖先であるヘンリー7世にまつわる展示がされています。

概要

名称 (英): Micklegate Bar
住所: Micklegate, City Centre, York YO1 6JX イギリス

8. シティウォール(城壁)

ヨークはイギリスでは珍しい360度を城壁に囲まれた要塞都市。そんな城壁の上は現在散策路になっており、街の外周を歩くことができます。

おすすめはミックルゲート・バーから城壁に登り街を時計回りに回るルート。

途中からヨークのシンボルであるヨーク・ミンスターを正面に眺めながら美しい絶景を楽しみながら歩くことができます。

概要

名称 (英): York City Wall
公式HP: http://www.yorkwalls.org.uk/

9. ヨーク・ミンスター(ヨーク大聖堂)

ヨーク大聖堂

ヨークのシンボルであり、イングランド国教会の大聖堂であるヨーク・ミンスター。北ヨーロッパではケルン大聖堂と並ぶ最大級の宗教施設になっています。

ミンスターは7世紀頃から北ヨーロッパのクリスチャンの信仰の中心として使われていました。今ある大聖堂の建物はイングランド・ゴシック様式で14世紀〜15世紀にかけて作られたものを基本としており、その後複数回の大規模な改修を経て現在の姿になっています。

大聖堂の本堂部分はもちろん、ミンスター聖歌隊席や地下部分にある回廊なども見学可能。ヨークの歴史はイングランドの歴史とさえ言われますが、そんな中でも大聖堂はヨークの歴史の上で欠かせない施設なので是非時間をかけて見学してください。

概要

名称 (英): York Minster
住所: Deangate, York YO1 7HH イギリス
公式HP: https://yorkminster.org

10. マーチャント・アドベンチャラーズホール

世界で最も洗練された中世のギルドホールとも言われているマーチャント・アドベンチャラーズホール。

ヨークの富裕層や貴族層を中心としたギルド「Guild of Our Lord Jesus and the Blessed Virgin Mary」によってヨーク市民への慈善活動や布教・宗教行事、そして商業の発展を目的に14世紀に建設されました。

現在はマーチャント・アドベンチャラーズホールの中の3つのメインホールを含む大部分の部屋やチャペル、そして長い時間の中で集められてきた銀食器や家具、絵画など貴重な品々の展示が行われています。

概要

名称 (英): Merchant Adventurers’ Hall
住所: Fossgate, York YO1 9XD イギリス
公式HP: http://www.merchantshallyork.org

11. ローマ浴場博物館

ヨークにおけるローマ帝国の支配は5世紀初頭まで続いていたと言われています。そんな古代ローマ文化が今も残るのがローマ浴場。

なんとつい最近の1929年、建物の地下に大理石で埋められた状態で発見されました。

ローマ浴場の上には同じく「Roman Bath」と名付けられたパブがあり、観光客も多いエリアであるにも関わらず比較的お得な値段で料理やお酒を提供していることで地元の人や観光客に人気。

イギリスにいながら古代ローマの雰囲気を感じられる場所になっています。

概要

名称 (英): Roman bath
住所: 9 St Sampsons Square, York YO1 8RN イギリス
公式HP:

12. ヨーク・チョコレートストーリー

ヨークチョコレートストーリー

ヨークはチョコレートが名物であることでも有名。そんなヨークで小さな子供に人気なのがヨーク・チョコレートストーリー。

チョコレート作りを体験できたり、チョコレートが牛乳かカカオから始まって製品になるまでの流れを紹介したアトラクションがある博物館になっています。

1階部分は店舗・カフェとなっており、ここで作られた様々な種類のチョコレート製品が販売中。

ここで飲む生チョコレートドリンクやホットココアは絶品なので是非トライしてみてください。お土産にも最適です。

概要

名称 (英): York’s Chocolate Story
住所: 3-4 Kings Square, York YO1 7LD イギリス
公式HP: http://www.yorkschocolatestory.com

13. シャンブルズ通り

ヨークの中心部にあり一風変わった雰囲気を醸し出しているシャンブルズ通り。今にも通りに倒れてきそうなほど張り出した建物が密集して立ち並ぶエリアになっています。

シャンブルズ Shamblesとはもともと青空屠殺場、肉マーケットというような意味があり、1872年にはこの狭い通りに25もの精肉店(ブッチャー)が並んでいたエリアとして知られています。

現在ではそのような肉屋はなくなり代わりに、おしゃれなカフェやお土産屋などが軒を連ねている観光客に大人気なエリアになっています。

概要

名称 (英): Shambles
住所: Shambles, York YO1 7LZ イギリス
公式HP: https://www.shamblesyork.com

14. ヨーヴィック・バイキング・センター

ローマ帝国の支配がさった後9世紀頃、ヨークはスカンジナビアを起源とするバイキングによって支配されていました。

そんなヴァイキングはヨークのことをヨービックを呼び、その名前を使ってバイキングの世界を紹介するアトラクションがヨーク市内にあります。

カートに乗って当時のバイキングの生活の様子を楽しみながら学ぶことができるため大人気、予約をしないとなかなか入場ができない施設になっています。

概要

名称 (英): Jorvik Viking Centre
住所: 19 Coppergate, York YO1 9WT イギリス
公式HP: https://jorvik-viking-centre.co.uk

15. ヨーク軍事博物館

英国の戦史を中世から現代まで紹介しているヨーク軍事博物館。

中世のイギリス軍の装備や戦いから始まり、第1/2次世界大戦、さらには冷戦や近年の世界各国での紛争におけるイギリス軍の活躍など狭い敷地ではあるものの広範囲な展示が行われています。

中には第2次世界大戦中日本軍から獲得した戦利品も。実物が多く展示されているので見応えがある博物館になっています。

概要

名称 (英): York Army Museum
住所: 3A Tower St, York YO1 9SB イギリス
公式HP: http://www.yorkarmymuseum.co.uk

16. キャッスル博物館

広大な敷地の中に複数のセクションを持つヨーク最大級の博物館がキャッスル博物館。

イギリスにおける中世から現代に至るまでの生活や文化の変遷はもちろん、健康やスポーツ、ファッションなど様々な視点にフォーカスが当てられています。

また中世のイギリスの街並みを忠実に再現したエリアもあり、日本の「ラーメン博物館」のようなアトラクションになっているエリアも。

子供から大人まで半日程度使って楽しめる博物館になっています。

概要

名称 (英): York Castle Museum
住所: Eye of York, Tower St, York YO1 9RY イギリス
公式HP: https://www.yorkcastlemuseum.org.uk

17. クリフォーズタワー

キャッスル博物館のすぐ近く、丘の上に立つ円錐形の建物がクリフォーズタワー。

11世紀にウィリアム征服王(ウィリアム1世)によって築城されたヨーク城の中で現在残る唯一の部分となっており、当時は牢獄や造幣所として使用されていたようです。

クリフォーズタワー内部にも入ることが可能で、頂上はヨークの街を一望できる絶景スポットになっています。

18. ヨーク・マンションハウス

ヨーク観光

ヨーク中心部にあり、外観からも気品を感じさせるオーラを放っているマンション・ハウス。初期ジョージア王朝様式の建築で1732年に完成され、当時のヨーク市長の邸宅として使用されていました。

内部はまさに上流階級の生活を思わせる豪華な部屋となっており、貴重な絵画や銀食器、装飾品が多数展示されています。

また使用人たちのエリアやキッチンなどもあり、その階級によるコントラストを感じることもできます。

概要

名称 (英): York Mansion House
住所: St. Helen’s Square, York YO1 9QL イギリス
公式HP: http://www.mansionhouseyork.com

19. コールドワー(冷戦)バンカー

古都ヨークの中ではひときわ異質の観光スポットであるコールドワーバンカー。米ソ冷戦中の核危機に備え1961年に建設された地下施設です。

核攻撃を想定して各種分析や対応を行う設備で、冷戦中当時の姿のまま現在も維持されています。

ガイドツアーでのみ内部の見学が可能。当時の勤務状態や内部の設備、核攻撃の際対応方法など1時間ほどかけて説明してくれます。

概要

名称 (英): York Cold War Bunker
住所: Monument Cl, York YO24 4HT イギリス
公式HP: https://www.english-heritage.org.uk

20. ホップオンバス・運河クルーズ

ヨークの街は大きな街ではありませんが、それでも歩いて回るのは結構大変。特に観光に取れる時間がないときには乗り物を活用するのも1つの方法です。

ホップオンバスではヨークにある観光名所を城壁の内側・外側にまたがって一通り見るのに最適。途中乗り降りも自由なので、効率よく観光名所を移動する手段にも使えます。

またヨークの中心部にはウーズ川やフォス川が流れており、クルージングもおすすめ。気持ちのいい風を感じながら美しい旧市街や美しい自然を楽しむことができます。

最後に

今回はイングランド北部に位置し、英国の歴史を語る上では欠かすことのできない重要な都市ヨークの観光名所を紹介しました。

古代ローマ時代からバイキング時代、中世イングランドの歴史を学べるような施設から産業革命を象徴づける鉄道、冷戦の遺産など非常にバラエティに富んだ観光スポットが多くあり、街の規模を考えても見どころが大変多い街です。

ロンドンからは鉄道で2時間程度で訪れることができ、日帰りから1−2泊のショートステイにもおすすめ。

是非イギリスを旅行される際にはヨークの街にも足を伸ばしてみてください。

ヨーク滞在おすすめゲストハウス

ヨーク滞在の際におすすめしたいのが非常にレビュー評価の高いゲストハウス、The Farthings Guest House。

中心地に近く観光に便利な立地にあるのはもちろん、そのホストの高いホスピタリティと朝食でサーブされるイングリッシュブレックファストが人気の秘訣。

イギリスならではのゲストハウス体験をすることができます。詳しくは筆者による宿泊レビューで紹介しています。

名称:The Farthings Guest House
住所・マップ:The Farthings Hotel, 5 Nunthorpe Ave, York YO23 1PF
アコモデーションタイプ:ゲストハウス
アクセス:ヨーク駅より徒歩15分

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。