フィンエアー新型機材で快適!エコノミーコンフォート搭乗レビュー

フィンエアー

日本各地とフィンランドの首都ヘルシンキを結んでいるフィンエアー(フィンランド航空)。

東京成田空港はもちろん、名古屋や福岡など日本各地の空港とヘルシンキを結んでおり、ヨーロッパと日本とをつなぐ便としては最も数多く運行している航空会社になります。

フィンエアーが現在東京成田〜ヘルシンキ間に導入しているのが新型機材であるエアバスA350-900型機。

今回はそんなフィンエアーの新型機でエコノミークラスの上位に該当するエコノミーコンフォートクラスに搭乗してきたので、その座席やサービスについて紹介します。

1. フィンエアーA350-900型機

フィンランド航空レビュー

フィンエアーが長距離便を中心に2015年より順次導入を進めている新型機、エアバスA350−900型機。

座席定員336名、全長66.9mの大型機で、フランスに本社を置くエアバス社によって製造されています。

気密性の向上により気圧のコントロールがより正確に行われるようになったほか、燃費の向上による環境への配慮、エンターテイメントシステムの一新など現代にふさわしいアップデートが行われた機材です。

実際乗って見て、室温の変化は飛行中ほとんどなく、寒くも暑くもない適温、着陸前などの気圧変化も最小限に保たれている気がしました。

2. エコノミーコンフォート座席

エコノミーコンフォート座席はエコノミークラスの前方に5列設置されており、エコノミークラスの航空券を購入後座席指定料金として数千円の追加料金を支払うことで利用することができます。

東京〜ヘルシンキ便の機材ではエコノミーコンフォートは3−3−3(最前列のみ2-3-2)の43席用意されています。

座席前後間隔は約86cm~約91cm、通常のエコノミークラスより約10〜15cmほど広くなっているのが大きな特徴です。

そのため、足を投げ出しても前の座席に当たったりすることはなく、とても広々とした空間を使用することができます。

窓側2列の座席の間にはシートの脚がないため、ペアやカップルなどで利用する際にはより広々と足元のスペースを使うことができるようになっています。

3. アメニティ

エコノミーコンフォートでは、座席の区別のほか、機内サービスもエコノミークラスと比較して拡充が図られています。

大きな違いとして、エコノミーコンフォートクラス利用の場合にはマリメッコのポーチ入れられたアメニティが各座席に用意されているというところ。

枕や毛布ももちろんマリメッコデザインとなっています。

アメニティセットの中には歯ブラシや歯磨き粉、耳栓、靴下、アイマスクが入っています。

一方、日系のプレミアムエコノミークラスで見られるスリッパの用意はありませんでした。

実際アメニティを使うかどうかは人それぞれですが、ポーチはとても可愛らしいデザインで汎用性があるのでお土産としても人気があるようです。

4. その他サービス

A350-900型機のエコノミーコンフォートクラスにはエコノミークラスと同様の機内エンターテイメント設備が設置されています。

とはいえ、新型機ならではの11インチの大型スクリーンは映画を楽しむには最適な大きさ。

感度のいいタッチパネル式となっており、リモコンでの煩わしい操作は不要です。

また、エコノミーコンフォートクラスで配布されるオーディオ器具はノイズキャンセリングヘッドフォン。

周囲の音を気にすることなく、ダイナミックな音を楽しむことができました。

画面下には充電用のUSBも設置されており、スマートフォンの充電などが可能。

一方このA350型機のエコノミークラス・エコノミーコンフォートクラスには他機材では設置されているコンセントの装備がないため、PCなどを使った長時間の作業には向かなさそう、好みが分かれるところかもしれません。

その他1時間無料の機内Wi-Fiサービスや優先搭乗などエコノミークラスにはないサービスが行われます。

5. 機内食

飛行機の中での楽しみの一つでもある機内食。

残念ながらエコノミーコンフォートクラスで提供される食事はエコノミークラスと同一で差はつけられていません。

東京発、ヘルシンキ発では若干メニューに違いがあるのでそれぞれ紹介します。

東京発便

1回目(昼食)

離陸後約1時間半ほどして提供される朝食はビーフかチキンかの2択。

今回のビーフは「すき焼き」と案内されていたこともあり、周囲を見てもほとんどの人がビーフを選択しており、座席後部では希望のものが品切れになっている可能性が高そうに思えました。

日本の機内食工場で調理されていることもあって、外資系とは言えとても美味しく味付けがされており満足。

一方、パンはビニール袋に入ったもので、お味のほどは想像通り、というところ。

2回目(昼食)

フィンエアーの機内食

ヘルシンキ到着約2時間前に提供される2回目の食事。

外資系では珍しく選択肢はカレーか焼きそばと、日本食に偏ったものになっていました。

日本食でありながら海外の人にも好まれる傾向の高いメインを2つ持ってくるというところが、日本路線に力を入れているフィンエアーならではの選択だと感じました。

味はもちろんまさに日本で食べる味。どうしても難ありなパンを除いてとても美味しい機内食だったと言えます。

ヘルシンキ発便

1回目(夕食)

ヘルシンキを離陸後約2時間ほどで提供される1回目の食事。

たらの煮物、もしくはテリヤキチキンからの選択でした。

エコノミークラスの食事としては、各社と比較して中の下〜中程度。決していいとは言えないクオリティだったのがちょっと期待はずれ。

またパンも冷たく、かなりパサついていたので、せめてスカンジナビア航空のように温めて提供してくれると随分違うのに、という感想を持ちました。

スカンジナビア航空エコノミークラス<スカンジナビア航空SAS Plus=フィンエアーエコノミー/エコノミーコンフォート<JALエコノミークラス

北欧直行便他社と比較すると上記の実感。

2回目(朝食)

日本到着が朝ということで、機内食2食目は朝食としての提供。選択肢はなく、特別職を注文していない限りは全員同じものが配膳されました。

オムレツやポテトのフライ、ミートボールなどイングリッシュブレックファストの簡易版という印象。朝食にするにはやや重たさを感じました。

やはり気になるのはパンの質。パンにこだわる北欧の航空会社にしては提供の仕方が残念。

ドリンク・追加購入

フィンエアーではコーヒー・紅茶、ソフトドリンクに加え、ビールやワインなどのアルコール類は無料。

食事の前後はもちろん、巡航中も希望があれば飲むことができます。

一方でジンやウィスキー、シャンパンなどは別料金となっており、無料でのサービスには含まれていません。

また、軽食やスナック類なども有料サービスでの提供となっており、機内での2回の食事以外の食べ物については各座席に備え付けられているメニューもしくは座席モニターで品揃えと料金を確認することができます。

6. 最後に

今回は新型機材エアバスA350-900型機によるエコノミーコンフォート搭乗レビューを紹介しました。

座席の広さはもちろん、充実したアメニティなどわずか数千円の追加料金とは思えないアップグレードであったため、コストパフォーマンスはとても高いと感じました。

一方、機内食のレベル、特に提供されるパンについては不満が残る結果となり、同路線を同じく運行しているJAL便と比較するとややクオリティに劣るのは事実。

ただし、JAL便ではプレミアムエコノミークラスをフィンエアーのエコノミーコンフォートの値段で乗ることはほとんど不可能であるため、そういう意味ではとてもお得な選択肢になるはずです。

同じフィンエアーのエコノミークラスの搭乗レビューについてはこちらで紹介しています。

その他北欧と日本を結ぶJAL便、スカンジナビア航空のプラミアムエコノミークラス搭乗レビューも数多く書いているので、その違いを知るために是非これらもあわせて参考にしてみてください。

フィンエアー

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