スウェーデンで最大の空港であり、ヨーロッパでも6番目に大きな国際空港であるストックホルム・アーランダ空港。
非常に先進的なデザインであると共に、動線もしっかりしており機能性も高い空港として人気です。
今回は空港の内部についてターミナルの様子や免税品店情報、おすすめのお土産屋を紹介していきます。
1. 国内線ターミナル(T4)
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スウェーデンの国内線の発着ターミナルとなるのがターミナル4、利用客がさほど多くなく、また大規模な免税品店などもないため比較的こじんまりとした様子のターミナルです。
しかしながらターミナルの規模としてはかなりお店の数は充実しており、搭乗までの待ち時間もある程度は時間を潰すことはできるでしょう。
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ちょっとした衣料品の購入ができるアパレルショップや、スウェーデン語だけでなく英語の本や絵本も数多く揃えた本屋。
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空港内のアイリッシュバーとして定番の「OLEATY’S」やちょっとしたお土産も売っている売店もあります。
ただし国内線ターミナルということもあり観光客向けのお店はあまりないので、定番のお土産を探している方は後述のSkyCityなどであらかじめ購入しておくといいかもしれません。
2. 国際線ターミナル(T5)
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スカンジナビア航空を始め大部分の国際線の発着が行われるターミナル5。SkyCity(後述)を挟んで国内線ターミナルとは反対側にあります。
こちらを発着する運行航空会社数は非常に多く、利用客数も多いためターミナルの規模としては北欧最大級。航空会社カウンターがズラっと並んでいます。
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もちろんターミナル内には、免税店も充実しており最後のお土産購入の場(特に液体類)として最適です。
尚、EU内で乗り継ぎがある場合でも、空港の免税店で購入したお酒等は手荷物として持ち込み可能ですので安心してください。
空港の免税店で購入した場合、透明のビニール袋にレシートと共に商品が密封され、それを開封さえしなければ乗り継ぎの際の手荷物検査で液体類として没収されることはありません。
3. スカイシティ SkyCity
ターミナル4とターミナル5の間に位置するスカイシティ SkyCity。空港内(制限区域外)にあるショッピングモールとしては欧州でも最大級です。
国際線から国内線へと乗り継ぐ場合はもちろん、空港に早く到着してしまった際に食事や買い物をするのにも最適な場所にあります。
ストックホルム中央駅行き列車
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スカイシティの中央部には、ストックホルム中央駅まで直通で結ぶアーランダエクスプレスの改札があります。空港と市内を最短で結ぶ列車で、車内にはWi-Fiや荷物スペースなどもあり快適です。
ホテル
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スカイシティ内にはラディソン ブル スカイシティ ホテルと
クラリオン ホテル アーランダ エアポートの2つのホテルが併設されています。早朝の出発や深夜の到着など、空港の近く(空港内)に宿泊したい方におすすめです。
2つとも北欧を中心に展開している上質なホテルチェーンですので安心です。
レストラン
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スカイシティ内にはバラエティに富む多くのレストランやカフェが入っています。シーフードレストランやSUSHIバー、ステーキを提供しているお店やケバブ・ピザ店など、予算とその時の食べたいものに応じてお店を選ぶことができます。
またファストフードショップやスターバックス等のカフェも入っているため、小休憩の際に利用できるお店も多々あります。
筆者お薦めお土産ショップ
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アーランダ空港内には多くのお土産屋が入っていますが、特にお薦めなのがスカイシティ内にあるWasa Crystalというお店。
ここのお店にいけばお土産として定番のものは大抵手に入ります。
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店名にクリスタルというだけあって、ガラス製品が豊富。スウェーデンで最も有名なクリスタル製品の1つであるMats Jonassonや、ノーベル賞授賞式の際に使用されているオレフォス Orreforsのスナップスグラスも人気です。
Orreforsのグラスは毎年発売される色が異なるので、特別なお土産としても人気。日本でも購入可能ですが値段が4倍近くするので現地で買ったほうがもちろんお得です。
もちろんもっと安価で手軽なお土産も充実。
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スウェーデン定番土産として紹介しているテーブルマットやバターナイフはお手頃で友人に配るのに最適。
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何か部屋のデコレーションに使いたいものを探している方には、ダーナラ・ホースや北欧ならではのサンタクロースの置物なんていうものセンスがいいのではないでしょうか。
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もちろん北欧定番のちょっと不気味なトロール人形や、スウェーデンで70年以上愛されている児童文学「長くつ下のピッピ」グッズも豊富。
お土産として欲しいものはほとんどすべてこのお店にあるといっても過言ではありません。
4. 最後に
北欧の主要空港の一つ、ストックホルム・アーランダ空港を紹介しました。
空港としてはとても機能性・デザイン性の高く、ヨーロッパの中でも最もストレスフリーな空港の1つです。
もちろん各ターミナルには空港ラウンジ・航空会社ラウンジもあり、プライオリティパスを使うことで航空会社のステータスがなくても誰でも利用することができます。
飲食店やお土産品店なども充実しているため、少し早めに空港に到着するようにして空港内をブラついてみるのもおすすめ。
ただそこは物価の高い北欧。もちろん免税手続きはできますが、買いすぎないように気をつけてくださいね!
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