オランダの首都アムステルダムにあり、KLMオランダ航空のハブでもあるアムステルダム・スキポール国際空港。
プライオリティパスで入場可能なラウンジは2つあり、航空会社の上級会員でなくてもプライオリティパスの会員であれば誰でも使うことができます。
今回はそんな2つのラウンジのうちの1つであるAspire Lounge (No. 26)を実際のレビューを通して紹介します。
1. アムステルダム Aspire Lounge概要
アムステルダ・スキポール国際空港には数多くのラウンジがありますが、その中でもプライオリティパスが利用可能なラウンジは2つ。いずれもAspire Loungeと名付けられており基本的なサービスは統一されています。
今回紹介するのはAspire Lounge (No. 26)。シェンゲン圏内便エリアを利用する乗客のみが利用可能なラウンジとなっています(日本行きを含むシェンゲン圏外便を利用する場合には第3ターミナルにあるAspire Lounge (No.41)が利用可能)。
ラウンジとしてのサービスはシャワーを除いて全て揃っており、軽食やアルコール飲料を含むドリンクサービスも充実しています。
Aspire Lounge (No.26)はヨーロッパのシェンゲン圏内短距離移動客向けのラウンジということで、シャワーの設備はありません。
2. Aspire Loungeの雰囲気
今回利用したのは日曜日の夜20時頃。この日は悪天候のため遅延便が数多く出ており、その影響でラウンジの営業時間も10時まで延長というイレギュラーな運用がされていました。
そのため大きなラウンジとはいえ、遅延便の影響もあり非常に混雑していました。またラウンジのスタッフ数が足りないのかあまり清掃などは行き届いていない様子。
片付いた空席を探すのがなかなか難しいという状況でした。
さらにラウンジの営業終了時間も近くなっていることから片付けに励むスタッフが慌ただしく出入りしており正直いうとあまりくつろげる快適ではなかったというのが印象。
こればっかりは利用する時間帯と天候の問題なので致し方ありません。
3. ドリンク・軽食サービス
ラウンジを利用する上で最も楽しみなのがドリンクと軽食。
営業終了時間が近いとはいえ、一通りのフードはしっかりと補充されていました。
ビーフシチュースープとバゲット、そして新鮮なサラダ、そして簡単なスナック類が用意されていました。
朝食の時間帯は朝食に適したハムやチーズなどが用意されているとのこと。時間帯によってメニューが変わるのは嬉しいポイントです。
オランダらしさを感じたのがドリンクコーナー。オランダを代表するビール、ハイネケンがタップで提供されています。その他赤と白ワインが2−3種類ずつ、ウイスキーやベイリーズ、ジン、コニャックなどハードリキュールも各種充実していました。
ソフトドリンクはコーヒー・紅茶など一般的なホットドリンクからコーラやスプライト、フルーツジュースなどの各種ソフトドリンク、そしてオランダで作られたライムやオレンジのソーダも提供されていました。
プライオリティパスで利用できるラウンジとしては大変充実しているドリンクセレクションになっています。
4. 総評
ヨーロッパ各地の空港に「Aspire Lounge」の名前のついたプライオリティパスで利用可能なラウンジがありますが、アムステルダムのものはサービスレベルが高くおすすめ。
とくに軽食やドリンクは種類も豊富で、短時間から長時間の乗り継ぎまで十分に対応できる環境が整っているように思いました。
今回はイレギュラーなシチュエーションによって非常に混雑したラウンジになっていましたが、その広さを考えると通常の時間帯であれば比較的落ち着いて過ごせるように感じます。
プライオリティパスを持っている方はアムステルダム・スキポール空港のAspire Loungeを是非利用してみてください。
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