ノルウェーでオスロに次いで大きな街であるとともに、フィヨルド観光などをする旅行者が必ず訪れる街ベルゲン。
私も仕事の都合等でベルゲンには何度も訪れる機会がありました。
今回は春が来そうでこない4月頭のベルゲンを散策して来ましたので、街並みの様子を含めて紹介いたします。
こちらの記事はベルゲン市内の街中の様子を紹介する街歩き記事です。観光名所等の紹介は下記の記事で紹介しているので合わせてご覧ください。
1. プロペラ機で旅スタート
北欧の小さな街に色々いく機会があり、そのたびに小さい飛行機に乗ることも結構あるのでもう慣れっこ。
むしろプロペラ機ってそんなうるさくないし、乗客数も少ないから乗り降りとかも快適なんですよね。
というわけで空港からはシャトルバスで市内へ。
タクシーが恐ろしいほど高いので間違っても乗ってはいけません。
2. 世界遺産ブリッゲンへ
ベルゲンといえばブリッゲン。ユネスコ世界文化遺産にも登録されている歴史地区です。
13世紀頃からベルゲンはハンザ同盟貿易の拠点港として発展し、その当時はノルウェーの首都が置かれていました。
そんな当時の木造貿易倉庫が現在も修復され港に面して残されています。
なんか目の錯覚で歪んでるような気がするなーなんて初めての人は思うらしいですが、錯覚ではなくて本当に歪んでます。
横から見たら一目瞭然。日本だったら震度2で倒壊するレベル。
建物同士が横同士通路やらで結ばれてることもあってなんとかもちこたえているって感じ。
通りに面した1階部分にはノルウェーのお土産屋さんやノルウェー名産のウールのセーターショップがずらっと。
さすがに観光客目当てということもあり、ただでさえ物価の高いノルウェー、価格がなっかなか高い。。。けどコレクター魂が突然湧き上がって来て買っちゃうんですよね、トロールのお土産。
怖い、不気味って散々言われるこの子達、でもよーーーーく見てると結構愛嬌あって可愛いいような気がしてくるんですけどいかがですか?
2. 倒壊寸前?倉庫内部散策
このブリッゲンエリア。倉庫と倉庫の間には細い通路があり、その中から倉庫の内部にも入っていくことができます。
もちろん内部も当時のままのため、全て木造。歩くだけでミシミシいいます。
内部に入っていくと、建物の歪みがより顕著に。まっすぐ歩いているつもりなのになんか左に流れるなーなんて思ったら、壁も床も全部左に傾いてるってこと。
もちろん上の階にも上がっていけます。こちらもミシミシいいながら階段を登り、、、
上ももちろん曲がってます。
建物が密集しているために日光が入らず、しかも照明も最低限になっているのでちょっと不気味な雰囲気も。
こういう奥まったところにも色々お店やオフィスがあって、そういうところの方が量販ではなく少しこだわったクラフトショップが多い気がします。
ブリッゲンエリアのことはこちらでも詳しく紹介しているので、あわせて見ててください。
3. ベルゲン城塞へ
ブリッゲンエリアを抜け、中心部から離れる方向へいくとベルゲン城塞(宮殿)が。
ここには自由に入って散策することができます。
4月ということもあってここ北欧にも少しずつ春の兆し。
なかなか展望が良くて港が一望できます。
景色がいいといえば城塞敷地内に立つローゼンクランツタワー。
上に登ってみたかったのですが、オフシーズンということもあって本日休業中。
城塞の前にはすっごく大きな帆船が停泊してました。
つくられてから100年以上、まだまだ現役なんだとか。整備士さんがマストのチェック頑張っていました。
4. 港町ベルゲンのシーフード
ベルゲンは港町。ということでここでは新鮮なシーフードを楽しめるレストランがたくさんあります。
そんな中でもオススメなのが魚市場内にあるレストラン。
市場内で売っている新鮮な魚を使ったシーフードをそこそこな値段で食べることができるため、こちらでランチをとることに。
ヨーロッパって本当に新鮮なシーフードがなかなか手に入らないから新鮮な生魚見てるだけで幸せ。
5. まだまだ歩く
ベルゲンはこじんまりした街ではあるものの、そこはノルウェー第2の街。見所はたくさんあります。
ちょっと歩いているとかなり歴史ありそうな建物が工事中。なんだと思いこっそり中を覗くと、作業中のおじさんに捕まり、中見ていけよと。
話を聞くとその場所はもともと消防署があった場所で、おじさんは現役の消防士さん。現在の消防署は別の場所に移転し、ここは博物館として再整備して消防設備を公開するんだとか。
色々案内してくれた挙句、「ちょっとこれ見てけよ」と自慢げにクラシック消防車のエンジン点火。わざわざ目の前に出してくれたりしちゃって、なんかちょっと得した気分。
消防署の近くには大きな池が綺麗な公園が。お父さんが娘さん肩車しながらジョギングしてたり、若者がカモ見ながらのんびりしてたり。ノルウェーのスローライフです。
この湖沿いにはコーデ美術館という北欧最大の美術館があり、実はムンク作品が多数所蔵されていることで有名。
ということであまり芸術の見る目はないんですが話の種がてら見学して来ました。
「叫び」はないけど超有名作品がたっくさんあって、無知なりに痺れる。
ベルゲン中央駅周辺は夏に向けてか大規模工事中。でもほんと街並みが綺麗。カラフルで唯一無二で、ぶらぶら歩いているだけでも楽しくなって来ます。
ほんと映画の世界のような美しい風景で、今普通にそこで生活している人が羨ましい。
けど本当にどこも石畳だし、山坂多いし、お年寄りには大変そうだ。。。
街を見上げれば山の斜面に家々がびっしり。なんとなくアマルフィーのような雰囲気でていませんか?
6. 教会のある街
ノルウェーもキリスト教徒の割合が多いため、ベルゲンにも教会がたくさん。
がっつり工事中のベルゲン大聖堂に落ち込む東洋人を、情深い顔で見つめる工事のおっちゃん。。。
気を取り直してセント・ジョーンズ教会やセント・メアリー教会を堪能。観光オフシーズンだとベルゲンの教会の一般公開時間がたったの平日1〜2時間だけと本当に短いためスケジュール管理が大変。
色々ヨーロッパをまわりながら教会をたくさん見てると、その国の特徴とか建築様式の違いとかわかってきて楽しくなってきます。
7. ノルウェー港町の軽食
翌日は早朝からベルゲン近郊のソグネフィヨルド観光に出る予定だったため夕食はテイクアウト。
またまた魚市場に戻り。
ノルウェーサーモンの本場中の本場、ベルゲンの魚市場で寿司(SUSHI)テイクアウト。色つやともに文句なし。
サーモン寿司だけはどこで食べても美味しい北欧ではあるものの、ここのは格別です。
とはいってもサーモンしかネタがないのが残念ではありますが、、、
ついでスーパーでノルウェービールを買っておやすみなさい。
8. 最後に
というわけで、簡単にベルゲンをぶらぶら歩いた散策記を紹介しました。
写真からベルゲンの雰囲気を感じ取っていただけたでしょうか?ノルウェー各地色々な街に訪れましたがベルゲンはその中でもお気に入りの街の1つ。
たくさんの観光名所があり、充実したステイになること間違いありません。
是非ノルウェーに訪れる際には、西海岸の街ベルゲンにまで足を運んでみてはいかがでしょうか!
ホテル名: Scandic Byparken
住所: Christies gate 5-7, 5015 Bergen, Norway
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施設詳細・空室照会
エクスペディア: Scandic Byparken
Hotels.com: Scandic Byparken
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