ノルウェー第2の規模を誇る街、ベルゲン Bergen。
西海岸にあり、世界遺産登録されているブリッゲン地区をはじめ古代〜中世の雰囲気を強く残す美しい街であるとともに、フィヨルド観光の起点にもなる場所として多くの旅行者を引きつけています。
今回は、そんなベルゲンで宿泊する際に是非おすすめしたいコスパ抜群ホテル、スカンディック ビーパルケン Scandic Byparkenを実際の宿泊レビューとともに紹介していきます。
1. Scandic Byparken概要
スカンディック ビーパルケンは、ベルゲン中心部にあり湖が美しいビーパルケンという公園のすぐ近く、ムンクの作品を多数所蔵しているKODE美術館の斜め前という立地にあります。
フィヨルドツアー発着地となるベルゲン中央駅や世界遺産ブリッゲン地区も徒歩5〜10分程度の距離にあることから、観光客にとっても非常に利便性の良い位置にある一方、ビジネス客も多くあつまる場所ということでコストパフォーマンスも抜群。
ステイの質は落としたくないけどホテル代に予算をつぎ込むのは避けたい、という方におすすめです。
スカンディックグループは北欧を中心に展開する中級〜高級ホテルチェーンで、そのサービスや客室のクオリティは文句なし。
スカンディック以外使わないというビジネスマンも多いくらい(私もその一人)とても支持されているホテルグループなので慣れない海外旅行でも安心です。
2. 楽々チェックイン
スカンディックのホテルは、ネットで予約しておけば当日は名前を告げるだけでチェックインができる簡単なシステム。
スカンディックホテルには色々な場所で何十回と泊まっていますが、どこも例外なくフロントの人が若くて綺麗orハンサム。絶対顔採用してる、と思わざるを得ないくらい。
それはさておき、スタッフ対応も非常に気持ちがよくいつも親切に対応してくれます。
3. 客室
スカンディックホテルには、シングルルームからダブル、ツイン、各種スイートルームまで様々な客室が用意されており、予算や宿泊人数、求めるレベルによって様々な選択肢があります。
シングルルーム
北欧のホテルに共通して言えますが、シングルルームはなかなか狭め。ですが冷蔵庫やアイロン台などの備え付けもあり、狭い部屋を最大限使えるような機能性の高い部屋になっています。
もちろんホテル内でも最も安い料金設定となっているため、宿泊料金の節約が可能。北欧らしいインテリアや装飾品もあり、コスパの高い快適なステイが可能です。
ツインルーム
ツインルームにも色々な種類がありますが、ベッド以外にスペースが広くとられている客室が多くあります。
この写真は通常のツインルームよりも5000円ほど高いジュニアスイート。少し長めの滞在になる人や、スーツケースの量が多い人、ゆったりとした空間が欲しい方におすすめです。
4. バスルーム
スカンディックホテルの基本は他の北欧の標準的なホテルと同様シャワーのみ。バスタブは一部のみの客室についています。
備え付きのシャンプーやボディソープはスカンディック共通。メイドインスウェーデン、ストックホルムのオーガニック素材から作られたものが置かれています。
シャワーの水圧や排水はまったく問題なく、水周りのストレスはないでしょう。
5. とにかく豪華な朝食
このスカンディック ビーパルケンの特徴はなんといっても朝食ブッフェ。宿泊者全員が追加料金なしで食べることができます。
スカンディックホテルには色々な所で泊っていますが、ここの朝食のレベルは頭一つ抜けている印象。
ホテル1階部分のフロント奥にレストランがあります。
正直この朝食会場にいくまでは「まぁいつものスカンディック朝食」だと思っていたのですが、その雰囲気にびっくり。
もともとスカンディックの朝食はなかなか品数も多く満足度が高いんですが、ここの朝食はそんなレベルじゃありませんでした。
ハムやチーズなど、スカンディックホテル定番メニューももちろんありますが、野菜不足の私に嬉しかったのが新鮮なサラダや果物。
全てオーガニックのローカルフードです。とてもみずみずしくしかもフルーツだけでもスイカやパイナップル、オレンジにグレープフルーツとこれだけでも高級ホテル並み。
さらにさすがノルウェー。ベルゲン港で揚がった新鮮なサーモン料理がずらっと並びます。スモークサーモンやマリネ、ボイルサーモン、香草と共に巻かれたラップサンド。サーモン料理だけでも軽く5種類以上。
さらにそこに生ハムやレバーパテなどなど。
そして個人的に一番驚いたのはシェフによる実演料理。
繰り返しますが、これは朝食です。オープンキッチンでシェフがホットミールを調理しており、野菜、肉料理、卵料理なども提供。
もちろんリクエストすればオムレスなんかも好きな具材とともに作ってくれます。
スカンディックグループのホテルでこういうシェフ実演によるホットミールの提供は他では見たことがないのでびっくり。
飲み物も定番のオレンジジュースやアップルジュースに加え、ベリーやキウイなどのスムージー、ヨーグルトを使ったパフェのようなものまで。
ノルウェーは世界一というほど本当に物価が高く、外で朝食を食べようとするとコーヒーとクロワッサンだけでも1000円近くするのが当たり前。
そんな中、どんな料金で泊まってもこの朝食が無料で食べられるというのは、食事代節約にもなってとても大きなメリットです。
5. まとめ
最後はグルメレポートのようになってしまいましたが、ベルゲンでおすすめなスカンディック ビーパルケン Scandic Byparken(旧 リカトラベルベルゲン)を紹介しました。
日本でも有名なエクスペディアやHotels.comのようなホテル予約サイトから予約すると、ルームチャージでの請求になるため旅行会社等を通した予約よりお得。その場合でももちろん全員朝食がついてきます。
新鮮なノルウェーサーモンを始め豪華な食事を朝を食べながら、立地のいいホテルに宿泊して世界遺産の街ベルゲン観光を堪能。そんな滞在をしてみてはいかがでしょうか。
エクスペディア: ホテル詳細・予約ページ
Hotels. com: ホテル詳細・予約ページ
住所: Christies gate 5-7, 5015 Bergen, Norway
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