日本にも就航しているスターアライアンスメンバーであるLOTポーランド航空。
本ブログでは東京ーワルシャワ間プレミアムエコノミークラスの搭乗レビューをすでに公開しており、そちらは非常に多くの方々に読んでいただいています。
今回ワルシャワ(ポーランド)とフランクフルト(ドイツ)間を利用した際に、運良くポーランド航空利用時にインボラアップグレードを受けることができたので、欧州域内便のビジネスクラス搭乗レビューを紹介します。
1. 搭乗機体
今回搭乗したのはポーランドのワルシャワからドイツのフランクフルト線。使用機体はブラジルの航空機メーカーEmbraer製の短・中距離向けの小型機体でした。
小型機ということもあって沖留め。
バスで機体まで移動しタラップを登って搭乗です。
2. 機内・座席
定員の少ない比較的小型な機体でありながら、ビジネスクラスは30席も用意されている珍しい座席配置。
とはいっても2−2の配列で横幅はエコノミークラスと同じです。
前後感覚もルフトハンザなど欧州主要ナショナルフラッグキャリアのエコノミークラスと同じかほんの1,2cm広いのかな、という程度の印象。
ただ、エコノミークラスよりも背もたれ部分のクッションが厚く、とても座り心地はよく感じました。
座席面ではエコノミークラスとの大きな違いはこの背もたれ部分だけといってもいいかもしれません。
ちなみに、欧州域内便の場合、ビジネスクラスとエコノミークラスの座席は全く同一のものを利用しながら利用客数によってカーテンで仕切る場所を変えるだけ、という航空会社も多くあります。
3. 機内食・サービス
ポーランド航空の欧州域内便のエコノミークラスの場合、コーヒー・紅茶を除いて全て飲み物も有料。また機内食はありません。
一方、ビジネスクラスでは搭乗後に配られるウェルカムドリンク、離陸後のアルコール類を含むドリンク、さらに1時間半の短いフライトでありながら機内食が提供されました。
短いフライトということもあって軽食ではありますが、新鮮なサーモンやチーズ盛り合わせなど。
食事の雰囲気を盛り立てるために、テーブルには白いクロスが準備され、短距離フライトとはいえビジネスクラスのラグジュアリー感を演出してくれます。
しっかりとメニューリストも各プレートに用意されています。
日本ーポーランド間の長距離線ではポーランド航空のサービスの高さはいつも感心しますが、やはり短距離線でもそのホスピタリティは発揮されるようです。
4. 総評
長距離、短距離含め何度か利用したことがありますが、LOTポーランド航空に乗って後悔したことは一度もありません。
今回も比較的機内に空席がある余裕がある便であったにもかかわらずビジネスクラスにアップグレードをしてくれ、さらに美味しい食事など高いホスピタリティを感じさせてくれました。
日本とワルシャワをつなぐ長距離国際線のプレミアムエコノミークラスレビューの記事でもLOTポーランド航空を絶賛していますが、今回も短距離のビジネスクラスとはいえ期待以上。
ポーランド航空は欧州各国のナショナルフラッグキャリアと比較すると価格も抑えめにもかかわらず、満足度が高い航空会社としておすすめです!
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