LOTポーランド航空プレミアムエコノミー搭乗記 (成田〜ワルシャワ)

北欧に滞在中の私がヨーロッパと日本を行き来する際に好んで使っているのが、スターアライアンスメンバーのANAやルフトハンザ航空。しかし、時期や予約のタイミングによってはとんでもなく高値が付くことがあります。

一方で、航空券は安いけど他のアジア系航空会社はちょっと、、、中東経由は時間がかかりすぎるし、、、なんていう悩みをよく抱えていました。実際同じような悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。

そんな中見つけたのがポーランド航空。ヨーロッパに就航している中では比較的安い航空券を販売しており、さらに日本には比較的最近就航したということで、興味本意で利用してみました。

というわけで今回は、ポーランド航空プレミアムエコノミークラスを使用した際の搭乗記を紹介します。

1. ポーランド航空

ポーランド航空は名前の通りポーランドのナショナルフラッグキャリアで、2016年の1月から成田ーワルシャワ間の運行を始めたスターアライアンス系航空会社です。

日本への就航開始からまだ間もないので見覚えのない方も多いかと思います。

もともとポーランドは旧ソ連に併合されていたこともあり、航空会社としての歴史はなかなか酷いものがありました。

戦時中には空爆の対象になり、ソ連製の航空機しか調達が出来ない時代があったり、財政赤字の常連だったり、最近では2013年にポーランド政府の公的基金受け入れでなんとか破産を免れたり、、、

ここまで読んでやっぱポーランド航空は一生使わないと思われた方、少しお待ち下さい。

その後経営再建が進められ、2015年には規制が緩和されたことで新規路線就航の許可を受託。その後成長が続くアジア路線強化の策を出し、現在では成田に週4回(2018年夏は週5回)直通便が運行しています。

使用機材は最新鋭のボーイング787-8型機、通称ドリームライナー。欧州で一番早くこの最新鋭機材を導入した航空会社でもあります。

現在はアジア各国にも長距離線を飛ばし、同時に欧州域内線の拡充を図り路線網を拡大。

ワルシャワをハブ空港としてとても使いやすい航空会社へと生まれ変わりました。

今回は単純に値段が安かったというだけの理由での利用ではありましたが、なかなかのいい体験。普段よく使うANAのプレミアムエコノミーと比較しながら実際の搭乗記を紹介します。

2. 機体

ポーランド航空

機体に関してはボーイング787−8の最新機材ということで、ピカピカなものが来るのかとちょっと期待していたのですが、外装が少し汚れ気味。

ワルシャワからの折り返し便だから仕方ないのかもしれませんが、ちょっと機体がかわいそうな感じがしました。

機内もしかりで、機内の壁に既に落書きがちょっとあったりと東欧らしさ?を感じましたが、機内での快適さに影響をするほどではありません。

最新のボーイング787ということだけあって、787の特徴である機内の気圧変動抑制や低騒音などはもちろん備わっているので乗り心地という意味では快適です。

2. アメニティー

ポーランド航空口コミ

プレミアムエコノミーでは、枕、靴下や歯ブラシ、耳栓にアイマスクなど基本的なアメニティが一式配布されます。

そして、もう1つ、非常に厚みのありサイズの大きいプレミアムエコノミー用ブランケット。これは本当に逸品で持ち帰りたくなるくらい気持ちのいいものでした。

今まで色々な航空会社のエコノミー/プレミアムエコノミーに乗っていますがブランケットは最高レベルだと思います。

ANAの薄っぺらい布とは大違いです。ただスリッパがなかったのは少し残念でした。

3. プレミアムエコノミー機内

ポーランド航空

それでは早速搭乗記に移ります。

プレミアムエコノミー座席数は21席、2-3-2の4列構成です。写真からは分かりづらいのですが、結構広く、少なくとも日本人の体型であればかなり余裕を持って過ごせます。

もちろんフラットにはなりませんが、背もたれもそれなりに倒れますし、レッグレストやレッグサポーターもなかなかいい具合に調整できるので、長距離路線とはいえすごく楽でした。

そして、何よりプレミアムエコノミー用のブランケットのおかげでかなりよく寝られました。ブランケットのおかげなのかシートのおかげなのかわかりませんが、プレミアムエコノミー使用時の機体での快適性は正直ポーランド航空に軍配が上がったように感じました。

4. 搭乗直後

優先搭乗後座席に着くと、パーサーから一人一人挨拶があります。現在ANAのプレミアムエコノミーでは原則パーサーによる挨拶は省略されているので、その点ホスピタリティや満足度は高めです。

その後シャンパンを含むウェルカムドリンクが配布されます。これもANAのプレミアムエコノミーでは無くなったサービスなので、ちょっとした離陸前の時間ですが快適にいられました。

全体的にサービスには結構力を入れているのかなという様子が伺えました。

5. 食事

食事は離陸後1回と着陸2時間前に1回の2回サーブされました。1回目の食事は和食か洋食かを選択、2回目は選択のオプションはありません。

ちなみにANAのプレミアムエコノミーの食事はエコノミークラスと同一なので、比較するまでもなくポーランド航空に軍配です。

味、質、ドリンク全てとってもポータンド航空圧勝です。ANAも鼻の下伸ばしてる場合ではないです。

離陸後

ポーランド航空機内食

洋食を選択しました。

生ハムやサラダも鮮度が保たれておりなかなか美味しい。ホットッミールもポテトグラタンのようなものだったのですが、結構手が込んでいる感じで普通に美味しかったです。

パーサーが複数の種類のパンをバスケットに入れて座席を何度か周り、好きな種類を好きな分だけ取れるというのも高ポイント。しかもパンのクオリティは普通にパン屋で買うレベルのかなりちゃんとしたパンでした。

ANAの学校の給食みたいなパンとは比になりません。

ドリンクの種類も豊富で、赤白ワインともに複数産地のものを用意しており、希望のものをサーブしてくれます。

食後

ポーランド航空おすすめ

コーヒー・紅茶を含むドリンク類のサーブと一緒になぜか「アイリッシュクリーム(ベイリーズ)」を勧められたのでいただきました。

ヨーロッパの食後のデザートとして定番なアイリッシュクリーム。東欧の航空会社とはいえやはりそこは西側を意識した欧州便です。

着陸前

ポーランド航空評判

着陸前の食事も少しヘビーではありましたがなかなか美味しかったです。

多分ポーランド料理なんだと思いますが、日本では食べたことのないポテトのようなマカロニのようなラザニアのようなグラタンのような、、、表現の難しい料理でしたが、こちらも味は絶妙。

ここでのパンも離陸前のパンと同様パーサーが回ってくれますが、離陸前とは違う種類のものも含まれていたりと飽きない工夫がされています。

ちなみに参考までにこちらがエコノミークラスの食事。やはりプレミアムエコノミーの機内食は一段ランクがアップしているのがわかります。


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6. CAの対応

ポーランド航空には現在日本人CAは搭乗していません。ですので基本は英語でのやり取りになります。

ですが、ポーランドはかなりの親日国、大学の専攻で日本語学科が有名ということで、日本語を話せるポーランド人CAも複数搭乗しています(2〜4人程度)。

乗客への対応はもちろん、安全手引きの説明や機内アナウンスなど、全て録音を使わずに自らの日本語で説明します。ルフトハンザやエールフランス等他航空会社も使いますが、外国人CAが日本語でアナウンスをひたすらし続ける光景はかなり新鮮です。

もちろん当たり前で、文法の間違えやイントネーションの問題、不自然な表現多々ありますが、その日本語をしっかり話していることそのものに衝撃を覚えました。

ギャレーにいるCAと少し話したのですが、ワルシャワ大学の日本語学科を卒業したとのこと、大学にいる日本人講師の話や好きな文化のことなど色々話してくれました。しかも日本への留学経験等はあるわけではなく、日本語学科で学び、あとは独学なんだとか。

恐れ入りました。ポーランドが親日国だと言われる事に少し納得しつつ、逆にポーランドへの親密感も上がりました。

7. エコノミークラスを覗いてみた

ちらっと覗いただけですが、正直エコノミークラスはなかなかキツキツそうです。

というかエコノミークラスはどこの航空会社も同じだと思いますが、欧州の航空会社なだけあり、体格の大きい欧米人も多く窮屈そうです。

8. ANAマイル

ANAマイル

ポーランド航空はスターアライアンス系なため、ANAのマイル・プレミアムポイントが貯まります。成田〜ワルシャワ間プレミアムエコノミー利用時のマイルは上記の通りでした。

9. ワルシャワ ショパン空港・入国

ワルシャワ空港

ワルシャワ空港での入国手続きは、他の主要ハブ空港と比較して空いているため列も短くスムーズでした。

空港もこじんまりしているため、乗り継ぎなども便利ですし、市内までのアクセスもいいので乗り継ぎ待ち時間が4時間以上あれば市内へ出て簡単な観光もできると思います。

ワルシャワ空港

一つ入国審査のときの体験で驚いたことがあるので紹介します。ポーランドでは入国時にEU市民以外の入国者の指紋を採取しています。

私が並んでいた前にはカタール航空の乗客らしきがたくさんおり、韓国人、中国人、アメリカ人、中東系等幅広い国籍の人が列をなしていました。そしてもちろん審査官(旧共産圏のせいかちょっと無愛想で冷たい感じの人が多い)が幾つか質問をしています。

さらに審査中に指紋を採ったり、特にアフリカ系の人にはあたりが強いようで目の前で何人か別室送りにしたりしていたので、正直入国審査の前に少しビビっていたのです。

ですが、自分の番がくると「出国地はどこ?」とだけ聞かれ「東京」と答えると日本語で「ようこそ」とそのまま入国印を押し指紋採取もなく解放。

ポーランドでの日本人の印象がどうなのかまではわかりませんが、空港では少なくとも日本パスポートの力を感じました。


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10. まとめ

ポーランド航空、週に3日しか成田には就航してないという不便さはあるものの、プレミアムエコノミー体験としては非常に満足。

少なくともプレミアムエコノミーに関して言えばANAよりもずっと好印象でした。

ポーランド航空のマイルが貯まるANAカード他おすすめクレカ一覧はこちら!

ちなみに今回利用したプレミアムエコノミーですが、エコノミークラスからのアップグレードを利用しました。

これはポーランド航空が採用している入札制度によるアップグレード申請で、出発1週間前になるとエコノミークラス全乗客にアップグレードオファーが来ます。

その際アップグレードを希望する場合には、いくら出すかというのを設定し、24時間前に落札できたがどうかのメールが来ます。

ポーランド航空評判は?

私の場合は約9万円で成田〜ワルシャワ往復のチケットを購入後、アップグレードオファーに19500円(入札の最安値)で入札をしたところ、落札できてしまったので、プレミアムエコノミーに実質12万程度で搭乗していることになります。

この値段だと日系やドイツ系フラッグシップキャリアのエコノミークラス欧州便と比べると、場合によってはより安い水準になっているので非常にお得です。

ワルシャワ経由欧州行き航空券の最安値検索はスカイスキャナー が便利です。

また使うか?といわれれば、もちろん「YES」。

ただポーランド航空のメリットを最大限享受するために、プレミアムエコノミーのアップグレードオファーも合わせて狙っていきたいと思います。

ちなみにANAのプレミアムエコノミークラス搭乗記も公開しています。比較してみるといかにポーランド航空のプレミアムエコノミークラスが優れているかがわかるので、是非こちらも合わせてごらんください。

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