ヘルシンキ・ヴァンター国際空港ターミナル2の制限エリア外、アライバルホールにあるプラザ・プレミアム・ラウンジ。
空港ラウンジでありながら空港制限エリア外にあるため、利用資格さえあれば出発前や到着後はもちろん、航空便の利用がない場合でも使えるという非常にありがたみのあるラウンジとなっています。
この記事ではそんなプラザ・プレミアム・ラウンジの特徴や利用資格を紹介します。
1. プラザ・プレミアム・ラウンジ利用資格
プラザ・プレミアム・ラウンジの利用資格者は以下の通り。
- DragonPass 保有者
- HSBC EveryMile Card 保有者
- アメリカンエキスプレス・プラチナ/センチュリオンカード 保有者
- 当日ドロップイン(2時間44ユーロ〜)
以前はプライオリティパスでのラウンジ利用も可能でしたが、2021年以降は使うことができなくなっていますので注意してください。
2. プラザ・プレミアム・ラウンジ概要
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港ターミナル2の制限エリア外、アライバルホールに位置するプラザ・プレミアム・ラウンジ。
香港の空港ラウンジ会社が管理・運営しており、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港では出発ターミナル制限エリア内にもう1箇所ラウンジを所有しています。
ここで紹介するアライバルホールにあるラウンジは、上記利用資格者であれば航空便の利用の有無にかかわらず利用することができます。
このラウンジは通常のフード・ドリンクサービスに加え、荷物預かり用クローク、シャワー室、仮眠室、さらには美容サロン(ネイル、ヘア、マッサージ等)を備えているのが特徴。またミーティングルームやビジネスエリアも有しています。
営業時間は朝6時から夜23時まで、年中無休となっています。
3. ラウンジサービス
3-1. ドリンクサービス・バー
ドリンクはセルフサービス式のソフトドリンク・ホットドリンクコーナーとアルコール類を提供するバーカウンターの2箇所から。
ソフトドリンクコーナーにはミネラルウォータや炭酸水をはじめ、コーラ、スプライトなどの炭酸ソフトドリンク、オレンジ・アップルジュースの準備と、コーヒーや紅茶をはじめとするホットドリンクのマシンが置かれています。
アルコール類はバーカウンターでの提供。ビール、赤・白ワインは入室者は無料でいただくことができますが、ウィスキーやジンなどのハードリキュールやカクテルは別料金となっています。
3-2. セルフサービスフードコーナー
セルフサービス式のフードコーナーはコールドミールの軽食やデザート、スナックが中心の品揃え。
備え付けの冷蔵庫にはコールスローサラダとフルーツポンチ、ムースやタルトなどスイーツが複数種類用意されていました。
この内容は時間によっても多少変更があるようで、朝の時間はパンやハム、チーズなど朝食メニューが置かれるとのこと。
3-3. オーダーミール
このラウンジの特徴の一つがオーダーミール。テーブルで案内されているQRコードをスキャンするとメニューが表示されるので、そこからオンラインでホットミールをオーダーすることができます。
運営が香港の会社ということもあり、メニューはアジア系のものが多く日本人にとっても馴染みやすい味なのが嬉しいポイント。
上に紹介するもの以外にもフォーや豆腐のソテーなどアジア料理や、カルボナーラ、ミートボールなど西欧の定番料理もメニューには入っていました。
いずれもオーダー後に調理されるため、温かく出来立ての状態でテーブルに運ばれきます。
4. その他設備
こちらのラウンジのもう一つの特徴としてシャワーやサウナ、仮眠室、美容サロンといった設備が充実していること。
航空便の利用をしなくてもラウンジ利用資格さえあれば使えるということを考えると、とてもユニークなラウンジと言えます。
また、航空会社ラウンジと異なり、利用資格が非常に狭いためラウンジはどの時間をみても混雑とは無縁。こちらの利用資格があるのであれば航空会社ラウンジよりも優位性があるように思います。
5. まとめ
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港のアライバルホールに位置するプラザ・プレミアム・ラウンジ。
観光客としては利用頻度は限られますが、理論的にはアメリカンエキスプレス・プラチナカードを持っていればいつでも好きな時に無料で食事や飲み物がもらえ、シャワーや仮眠室にまでアクセスできるというのはなんとも太っ腹なラウンジです。
実際ラウンジのサービスはとても良く、静かで広々としていて快適なので利用資格がある方は率先して使ってみてください。
ラウンジ名:Plaza Premium Lounge
場所:ヘルシンキ・ヴァンター国際空港ターミナル2 アライバルホール
営業時間:06:00 – 23:00
公式HP:https://www.plazapremiumlounge.com/
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