航空券の安さに釣られ、念願だったアイスランドに初上陸。
なんと、今回は丸2日かけて首都レイキャビクの街を散策しました。
普段はこのブログでは観光案内など旅行者に向けての記事を書きますが、今回は自分が旅行者の立場になって、とりあえず到着後ぶらりと首都レイキャビクを街歩きした際の旅行記初日編をお伝えします!
レイキャビクをこれから観光する方はこちらの記事も参考にしてください。
1. 飛行機の窓から
朝9時過ぎ、北欧の玄関口であるデンマークの首都コペンハーゲン国際空港からSAS(スカンジナビア航空)に乗ってアイスランドを目指しました。
飛行機に乗って約30分、見事な朝焼けが広がり少し感動。
これから段々朝焼けが広がり空が青くなって行くのかなーと淡い期待をするも、そこは北欧。そんな甘くはありません。
段々北へ進むにつれてなんとなく暗くなり。
朝焼けを楽しんでいた束の間、朝まだ10時過ぎなのになぜか太陽がどんどん沈んで暗くなっていくというなんとも不思議な体験をすることになります。
コペンハーゲンとアイスランドでは日の出の時間が随分と違うため、北上するにつれて朝にもかかわらず雰囲気は夜へと戻っていきます。
2. ケフラヴィーク空港到着!
レイキャビクの近郊にあるケプラヴィーク国際空港到着!んーなんかおしゃれ。
さすがアイスランドというだけあって、まさに北欧のイメージそのままの感じのシンプルでミニマムながらも洗練されたデザイン。天井に大きな窓があるのも日照時間が短い国ならではの設計です。
空港に到着したらまずはアイスランドのインターネットを確保するために空港のコンビニでSIMカードゲット。海外にいる限りはSIMフリー携帯が大活躍します。
これで観光の準備は万全、満を期して外に出てみます。現地時間は11時40分
暗っ!
これでもiPhoneの高感度撮影のため随分明るく写ってますが、はっきりいって正午前なのに??という暗さ。
アイスランドは緯度的には白夜になるような場所ではないんですが、やはり暗いです。それもそのはず、この日は冬至2日前。
とりあえず、空港から市街地への唯一の交通手段である、シャトルバスに乗ってレイキャビクの街へ向かいました。
3. レイキャビクの街歩き
レイキャビクの街に到着したのちは、しばしの街歩き。
初日ということもあり、この日は全体像を把握するために広く浅く歩いてみます。
北欧の小さな街ってまさにこんな感じ、という期待通りの景色です。小さくカラフルな建物が連なり、大きなガラスウィンドウから光が溢れています。
クリスマス前ということもあり、街路樹は装飾されクリスマスイルミネーションがとても綺麗。薄暗くてほとんど夜景になってますが、これでも正午過ぎなんです。
首都ではあるものの他の大都市と比べて人口密度も少なく、町歩きするにはとても快適。むしろ中心部を歩いている人はほとんど観光客という感じでした。
ちょっとしたカフェなんかもすごくカラフルでポップ。こういう建物が多いのも、極地ならではの冬の厳しさがあるからなんでしょうか。
そういえば北に行くほど建物のカラフル度合いが増すなんてことをよく聞きます。
店先にはアイスランドらしくヴァイキングを象ったトロールがお出まし。北欧といえば妖精トロールです。
あの不敵な笑顔に誘われるようにして入店。やっぱりアイスランドでも定番土産はトロール人形みたい。
4. レイキャビクのシンボル
レイキャビクで最も有名な建物といえば、ハットルグリムス教会。
レイキャビクの中心部に位置するルター派の教会で、アイスランドで最大の教会かつ最も高い建物です。1945年に建築が開始され、なんと完成までに41年も要したんだとか。
今回訪れた時は両サイドが少し改修工事中でしたが、その高い天井にまで続く白い巨壁は圧巻そのものでした。
とにかく真っ白です。写真だと白さが浮きだってませんが、本当にくすみのない白さ。とても気持ちが安らぐ空間でした。
5. アイスランド名物クジラステーキ
そろそろお腹がすいて来たというところで、地元の人におすすめされたダイニングバーにいってみることに。外から覗いて見るととても感じの良さそうなお店だったので入店します。
店員に「とりあえずIcelandっぽいもの食べたい」とおすすめを聞き注文したのがこれ。
一見牛ステーキに見えますが、なんとこれクジラのステーキ。
捕鯨国日本に生まれながら人生で初めてクジラをしっかり食べるのが日本ではなくアイスランドになるとは思ってもいませんでした。
日本の居酒屋でもクジラの唐揚げとか食べたことはありますが質が違います。普通の牛フィレステーキなんかよりずっと柔らかくクセもありません。
バー店員曰く、アイスランド人も「テロリスト集団」シーシェパードと戦ってるって言ってました。というわけでアイスランドに行ったらとりあえずクジラステーキがお勧め。合わせて一緒に寒い国ならではの、ウイスキー樽で醸造したちょっと強めのビール(ウィンターエール)もおすすめです。
その他アイスランドにはなかなか他の国では食べられないような独特の料理がたくさん。北極圏では意外に思えるかもしれませんが食通にも楽しめる国です。
6. ぶらり歩きPart2
お腹も満たされたところで、再度レイキャビクの街歩き再開。
博物館などの見学時間はこの日はあまりないため次の日に回すことにし、初日は徹底的にぶらり歩きをして過ごすことにしました。
レイキャビクの市街中心部を歩いていると、何やらちょっと雰囲気の違う、でもこじんまりした建物発見。
なんとこれ、首相官邸なんだとか。セキュリティなし、フェンスなしの超オープンな建物。さすが世界一平和な国と呼ばれるだけあります。
インターフォン鳴らす勇気は残念ながら持ち合わせず。
首相官邸(左)が完全に街に馴染んじゃってます。
首相官邸からほんの数分の場所にはレイキャビクの憩いの場、チョルトニン湖。この時は気温が高めだったこともあり、湖の凍結はしていませんでした。
冬季真っ只中の時は、温泉水を流して渡り鳥たちのために湖が全て凍らないようにしてあげているんだとか。
この感じだとまだ大丈夫そう?にしても白鳥の数に圧倒。
7. 宇宙一の、、、
ホットドッグ!!
クリントン大統領やら超有名人がこぞって食べては絶賛するというホットドッグスタンド。
宇宙一旨いとか大袈裟すぎるでしょ!と思いつつも並んで食べましたが、たしかに経験したことない新しい味で旨い!ソースの甘みやらオニオンチップの歯ごたえやら色々と新しくて、確かに旨かった。
けど宇宙一はやっぱ大袈裟かも。。。?
ちなみにこのホットドッグスタンド、レイキャビクで一番混んでました。滞在中唯一見た行列。
しかもバスツアーでホットドッグ食べに来る中国人観光客ってある意味すごい?
8. 奇跡の晴れ間に海へ
朝からずっと曇りだったので初日は晴れ間は完全に諦めていたんですが、本当に数十分奇跡的に晴れました。
晴れそうな雰囲気を感じて海沿いへダッシュ。レイキャビクの中心部からはどこからでも海岸線まで数百メートルの距離です。
ハルパコンサートホール Harpa Concert Hallを横切り、目指すはちょっと有名なフォトスポット。
海あおーーーーい!
海が不思議なほど青い。南国みたいに透明で透き通ってるとか、そういう青さではなく、深い水色。氷河が青いのと同じような、水そのものが色付いているようなそんな水色。
ちなみにこの船のモチーフ。Sun Voyagerといって、太陽への賛歌を届けるドリームボートなんだとか。
ちなみに、この青空のわずか20分後から突然霰が降り始め、ホテルへ撤退しました。
9. 番外編
ホテル帰る前にとりあえずスーパー寄って水だけ買おう、、、と思ったんですが、値札見て鼻血出る寸前。
だいたい物価高い国でも地元の人がいくようなスーパーは安いと思ってたのに、アイスランドは他の北欧諸国の上をいく高さ。
しかも、400円もするペットボトルの水も中身は公衆トイレの水と同じだよ、とホテルマンに言われ。
懺悔
最後に
というわけで、アイスランドに到着後駆け足でレイキャビクの街を散策してみました。
冬至2日前ということもあって、とにかく日が短い!突然天気急変したと思ったらあっという間に真っ暗になってしまいました。
一応レイキャビクの街をだいたいは一周できて満足、オーロラは全くホープレスそうだったので、翌日に博物館とか訪れようと計画を立て初日は就寝。
翌日はレイキャビクの有名博物館を中心に観光、そしてオーロラ観測にトライしてみました。
レイキャビクをこれから観光する方はこちらの記事も参考にしてください。
アイスランドは首都レイキャビクなど一部の都市を除いて手付かずの大自然が広がっており、行くところ行くところで息をのむ絶景がたくさん。
オーロラ観測はもちろん、アイスケーブなどの氷河探索、豪快な滝や間欠泉が楽しめるゴールデンサークルなどアクティビティに欠くことはありません。
アイスランドでは街を離れると公共交通機関がほとんどないため、基本的に大自然を満喫できる郊外の観光はツアーに参加するかレンタカーを利用することになります。
そんな時にオススメなのがアイスランド政府公認の観光案内所 Guide to Iceland(日本語対応)。
信頼できる現地ツアー会社により行われる少人数制のオーダーメイドツアーからコスパ重視の団体ツアーバスまで通年様々なアクティビティが紹介されています。
なかなか訪れることのできないアイスランド、せっかく訪れたからには隅々まで堪能してみてください!
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