アイスランド唯一の国際空港、ケプラヴィーク国際空港。非常にコンパクトながら、充実した施設と機能性の高い設備で評価の高い空港です。
今回はそんなケプラヴィーク国際空港をご紹介します。
ケプラヴィーク国際空港からレイキャビク市内へのアクセスは上記記事で紹介していますので、そちらを参考にしてください。
1. ケプラヴィーク国際空港
アイスランドの首都レイキャビクより約50kmほど離れた位置にあるケプラヴィーク国際空港は、アイスランド唯一の国際空港です。
尚、国内線はレイキャヴィクの中心地の近くにあるレイキャヴィク空港から就航しているため、全便が国際線という少し珍しい空港になっています。
空港自体はさほど大きくはありませんが、コンパクトながら設備は充実しており、また導線もスムーズなため利用者による満足度の高い空港として高い評価を得ています。
2. 航空会社カウンター
ケプラヴィーク国際航空に就航しているアイスランドの航空会社はナショナルフラッグキャリアであるアイスランド航空のみ(2019年に格安航空会社WOWエアが倒産)。
アイスランド航空は、フラグシップなだけあって、非常に広々としたおしゃれなカウンターが空港の一番目立つ位置にあります。時間帯によっても違うとは思いますが、カウンターの数も多く、列の流れはなかなか早かったように思います。
アイスランド航空の青いイルミネーション看板は、まさにアイスランドらしく、色の使い方が非常に綺麗です。
また、他の北欧諸国と同様、セルフチェックイン機も充実。荷物の預け入れがない人などはこちらがスムーズ。初めてでもしっかりとインストラクションがあるので使用するのはさほど難しくは感じないはず。
やはり照明の使い方が、アイスランド風(オーロラのような感じ)でおしゃれです。
3. 出発ターミナルへ
主に1階はチェックインカウンター及び到着ターミナル、2階は出国ターミナルとなっています。
到着客と出発客の導線がはっきりと分かれているため、混雑をほとんどしないのがこの空港の特徴です。
4. 免税店エリア
空港のセキュリティチェック(こちらもベルトコンベアシステムに工夫があり、殆ど行列しません)を抜けると、免税店エリアが広がります。
アイスランドは非常に消費税や酒税の高い国で有名ですので、お酒類などを買う際には、入出国時に免税店を利用するのが鉄則です。
また、アイスランドにまつわるお土産品も多数販売されていますので、お土産を買い残した場合にはここが最後のチャンスとなります。
5. 待合ロビー
免税店エリアを抜けると、空港の待合ロビーになります。ガラスを天井にも利用し、天然光をなるべく多く取り入れるような設計になっています。
出発ゲートはこの待合ロビーを中心に放射状に伸びており、出発ゲート周辺には殆どお店等はありませんので、基本的には搭乗時間直前まではこのロビーで待機することになります。
もちろん十分な座席数が用意されている他、ブランド店を含む多くのお店もあります。
また後述する飲食エリアもこの空港中心部の待合ロビーに集中しています。
6. 飲食エリア
待合ロビーの隣には飲食店が集中するエリアがあります。カフェやバーから、本格的なレストラン、売店までバラエティに富むお店が揃っているので、用途に合わせて選択することができます。
ちなみに、アイスランドは全体的に物価の非常に高い国ですが、この空港も例外ではありません。
クロワッサン2つと小さいカプチーノで1300ISK(約1400円)しました。
ちなみにこの空港にはビジネスクラスラウンジはありますが、プライオリティーパスの使えるラウンジはありませんので注意してください。
7. 記念撮影スポット
北欧諸国でそれぞれ伝承するトロールの物語ですが、アイスランドにももちろんあります。
アイスランドのお土産の定番としても、ちょっと不気味だけど可愛くもあるトロール人形は大人気ですが、ケプラヴィーク国際空港にも、巨大トロールが設置されており、記念撮影スポットとして観光客に人気です。
窯の中に入ってトロールに煮られながら記念に一枚いかがでしょうか。
8. 最後に
アイスランド最大の空港、ケプラヴィーク国際空港。
非常に清潔感のあり、北欧らしいモダンでおしゃれな空間づくりが徹底された機能性の高い空港です。
アイスランドを訪れる際の玄関口となる空港ですので、みなさんも旅行で利用される際には快適なケプラヴィーク国際空港での時間をお過ごしください。
海外旅行をする人が必ず持つべきクレジットカードの決定版は?
国際ブランド、付帯保険、旅行中の特典、カードを選ぶポイントは様々。
海外40ヵ国以上を訪れた旅のプロがヨーロッパ向けクレカの選び方とおすすめを伝授している人気記事をチェック!