近年、ちょっとコアな旅行者の間でひそかにブームになりつつあるアイスランド。
そんなアイスランドで国際線の発着があるのはアイスランド唯一の国際空港であるケプラヴィーク国際空港になります。
この空港はレイキャビクの市内より約50km離れている空港になるため、市内へのアクセスは直通バスを使うのが一般的。
今回は、どこよりもわかりやすく空港〜市内のアクセスに便利なFlybusの予約方法と利用方法を紹介します。
1. 空港〜市内のアクセス
アイスランドの公共交通機関はほとんど発達しておらず、鉄道はありません。
また、一応ローカルバスがあることはありますが、本数が非常に少ないだけでなく、レイキャビクの中心部から周辺地域の狭い地域をカバーしているだけということで旅行者にはほとんど実用性がないのが現状です。
したがって、空港からレイキャビク市内へは主に直通バス、もしくはタクシーを使用することになります。
アイスランドの物価は非常に高いこともあり、タクシーの利用は余程のことがない限り避けるべきで、実際はほとんどの空港利用者が直通バスを利用します。
空港シャトルバスを運行している会社は複数ありそれぞれ特徴がありますが、今回は本数が多く最も利用しやすいReykjavik Excursionの運行するFlybusを紹介していきます。
2. Flybus予約方法
Flybusの予約は運行会社公式HPもしくは代理店であるGuide to Iceland公式HP(日本語対応)より行います。
予約をしなくても、空港のカウンターもしくは市内の窓口で乗車券を購入することができますが、到着後バスチケット購入のために長蛇の列となることも多いので事前購入がおすすめです。
今回は運行会社HP上での予約方法を例に紹介します。
上記のウェブサイトを開くと、Flybusの予約画面が開きます。
Flybusでは空港(Keflavik International Airport)から市内中心部のバスターミナル(BSI Bus Terminal)までいく通常のFlybusサービスと、そこからさらに宿泊ホテルへの送迎がついているFlybus+サービスが提供されています。
ホテル送迎を希望する場合は、大型バスでバスターミナルへ移動後、マイクロバスやミニバンに乗り換えて送迎をしてもらうという流れになります。
行き先選択画面からはバスターミナルはもちろんホテルも選択することができ、それに応じて金額が変動します。
バスターミナルはレイキャビク中心部からやや離れているため大きな荷物がある場合や、冬季の寒い時期に利用する際にはホテルまでの送迎をおすすめします。
使用日時(時間は目安なので厳密に選択する必要はありません。またキャンセル、変更無料です)を選択後、「Add to cart」をクリックしてください。
カートに追加後は実際の購入手続きへとなります。画面丈夫には選択済みのチケット概要と金額が表示されるので確認してください。
画面を下にスクロールすると購入者の氏名とメールアドレスを入力する欄、そして支払い情報を入力する欄(VISAもしくはMaster Card)が用意されています。
全て必要事項を入力後、「Confirm」をクリックします。
これにて予約手続きは完了です。
3. 乗車時の注意
予約時に入力したメールアドレスにバスの乗車券(バウチャー)が送付されます。これを必ず印刷してバス車内へ持ち込んでください。
これがないとバスの乗車をすることができません。バウチャーにはQRコードが記入されていることを確認してください。
尚、乗車バスの指定はありませんのでチケットに書かれた乗車日である限りは一番都合のいいバスを利用することができます。
4. バス乗車場所
ケプラヴィーク国際空港のバス乗り場はターミナルビルディングを出てすぐ右側。Flybusと書かれた大型バスが複数台数常に待機しているためすぐに見つけられるはずです。
乗車時に運転手に購入したチケットを見せてください。市内から空港に戻る際には、レイキャビクのバスターミナルから乗車になります。
尚、Flybus+のプランを予約している場合には往復ともバスターミナル〜ホテル間をさらにマイクロバスによる送迎があります。
マイクロバスでの送迎についてはバス運転手から指示がありますが、もし上手く聞き取れないなどの問題があった時には、バスターミナルのバス会社カウンターでも案内がありますので安心です。
日中は30分に1本、夜間や早朝は1時間に1本の運行間隔となっており、24時間運行しています。
5. バス所要時間と車内設備
ケフラヴィーク国際空港からバスターミナルまでの所要時間は45分間、車内ではフリーWi-Fiサービスが利用可能です。
6. 最後に
ケプラヴィーク国際空港からレイキャビク市街地までのバス予約方法を紹介しました。
英語でのウェブ予約にはなりますが非常に簡単なシステムになっているので、慣れていない方にも問題なく利用していただけるはずです。
とはいいつつ、アイスランド最大の観光代理店Guide to Icelandからも予約が可能で、こちらは日本語で案内がでるため、英語での予約が不安な方はこちらの利用もおすすめです。
他国の空港シャトルバスと比べるとかなり割高感はありますが、もともと物価が非常に高いアイスランドでかつ実質唯一のアクセス手段であることを考えると止むを得ません。
もしレンタカーなどを使ってアイスランド周遊旅行を検討されている方は、空港で車を借りるというのも節約手段としては有効ですので覚えておいてください。
アイスランドはまだまだメジャーな旅行先ではありませんが、非常に観光資源が豊富でアクティビティが多数ある魅力的な国です。是非機会があれば旅行してみてください!
アイスランドは首都レイキャビクなど一部の都市を除いて手付かずの大自然が広がっており、行くところ行くところで息をのむ絶景がたくさん。
オーロラ観測はもちろん、アイスケーブなどの氷河探索、豪快な滝や間欠泉が楽しめるゴールデンサークルなどアクティビティに欠くことはありません。
アイスランドでは街を離れると公共交通機関がほとんどないため、基本的に大自然を満喫できる郊外の観光はツアーに参加するかレンタカーを利用することになります。
そんな時にオススメなのがアイスランド政府公認の観光案内所 Guide to Iceland(日本語対応)。
信頼できる現地ツアー会社により行われる少人数制のオーダーメイドツアーからコスパ重視の団体ツアーバスまで通年様々なアクティビティが紹介されています。
なかなか訪れることのできないアイスランド、せっかく訪れたからには隅々まで堪能してみてください!
ケフラビーク空港を利用してちょっと焦ったのが帰りの際、チェックイン機を使わなければいけなかったことです。同じ時間帯発の航空機がいくつかあるせいでごった返しているうえに、狭い場所に数台しかないチェックイン機の前にできた長蛇の列に並び、後ろからの「早くしてよ!」といわんばかりの熱視線を浴びつつ英語で操作するチェックイン機。使い慣れていない人間にとっては、かなりのプレッシャーでした。出来ればあのチェックイン機の操作方法を記事に上げていただくと、個人旅行者にとってアイスランドの敷居がまた少し低くなるかと思われますのでぜひよろしくお願いします^^
ヨーロッパだとセルフチェックインはかなりポピュラーなので、日本人だとあまり慣れていない人が多いですよね。
僕はもっぱらオンラインチェックインで、チェックイン機さえ普段触らないのでそこらへんは気にしていませんでした。
ただチケットを発券するだけであれば大したことないので、おそらく難しいと感じているのは預入荷物のことかなぁと想像します。
まぁでもそういうプレッシャーもいい旅行の思い出ということにしておきましょう。