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【アイスランド】物価に負けない!お得に旅行する10の節約術

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世界でも有数の物価水準の高い国、アイスランド。手付かずのまま残された大自然の美しさを楽しもうと世界中から観光客が訪れるものの、皆口を揃えていうのが「高い」ということ。

特に観光客が利用するようなホテルやレストランなどの施設、ツアーなどはいずれも高い金額設定がされているため、財布泣かせの旅行先と言えるかもしれません。

そんなアイスランドですが、知っていれば抑えられる出費があるのも事実。今回はアイスランドに度々渡航している筆者が、少しでも節約に繋がるヒントを10項目紹介します。

1. スーパー選びは慎重に

いつ旅行に行っても欠かすことのできないのが現地スーパーの利用。簡単なスナックや飲み物を買ったり、食材を購入したりと多かれ少なかれ利用機会があるはずです。

アイスランドでは選択するスーパーによって全く異なる価格設定がされていることに気づくはずです。

最も安いと言われているスーパーが「Bónus」。郊外に非常に大きな店舗を構えていることが多いですが、レイキャヴィク市内中心部にも出店しており、基本的にはここを利用するのがおすすめ。品質も他店と遜色ありません。

一方で極力避けたいのが「10−11」というスーパー。週7日24時間オープンのお店ですが、価格設定は他店の数割増しは当たり前。

夜間や週末になると値札が自動的に書き換えられる機会を導入しているという徹底ぶりで、主に観光客しか利用しないスーパーマーケットになります。

レイキャヴィク市内のスーパーは日曜日でも営業していることが多く、選択肢も多いのでしっかりとチェックした上で買い物をすることをお勧めします。

2. アルコールは免税店で購入

アイスランドのお酒

アイスランドの酒税は世界でも最も高い水準に設定されています。そのため、アルコール飲料の価格は一般的に高めに感じられるはず。

アイスランド国内で最も安くお酒を購入できるのが、ケフラヴィーク国際空港の免税店。

荷物を受け取るターンテーブルの直前に、到着客用の非常に大きな免税店が置かれています。

アイスランド滞在中に楽しみたいビールやワイン、伝統的な蒸留酒Brennivínなどお酒は是非ここで忘れずに購入しておきましょう。

3. 現金両替は不要

アイスランドは世界で最もキャッシュレスが進んだ国の一つ。街中であれ郊外であれ、お店の大小にかかわらずクレジットカードが利用可能となっており、現金無しで不自由なく1年滞在できる数少ない国の一つ。

お店によっては現金に対応していなかったり、お釣りの用意がないというところもあったりするレベルです。

現金に両替すると、手数料などで非常に交換レートが悪くなってしまうので全てクレジットカードでの決済で済ませることをお勧めします。

念のためVisaやマスターカードを最低2枚用意するといいでしょう。

4. レイキャヴィクはAirbnbがお得

レイキャヴィクは世界中の観光客が滞在する都市ということで、数多くのホテルがありますがどこも料金設定は高め。

少し安い場所を見つけても、バスルーム共用だったり最低限ベッドがあるだけのような設備だったりとホテル事情はあまりいいとは言えません。

一方、レイキャヴィクではAirbnbの登録物件も最近は急激に増えており、こちらはホテルに泊まるよりも安い値段で広く快適な場所に滞在することができます。

ホテルにこだわりがないのであればAirbnbがおすすめです。

5. 「隣町」を選ぶメリット

もしレンタカーを利用する場合など、自由に移動ができる場合にはレイキャヴィクではなく「隣町」を選択するのもおすすめです。

レイキャヴィクから車で10〜30分程度行った場所には複数の街があり、そちらのホテルやゲストハウスの料金はレイキャヴィクと比べると良心的。

郊外であれば駐車場所に困ることもなく、レストランやスーパーマーケットなどの料金も地元の人向け価格になっているので出費を大幅に抑えることができます。

6. レンタカー V.S. ツアー

アイスランドは観光が極めて発達した国で、数多くの公認を受けた旅行会社がバスツアーを主催しています。

一方、いずれも価格設定は高く、3−4時間のオーロラ観測の大型バスツアーでも1万円前後は当たり前。ゴールデンサークルや名所の多い南アイスランド周遊ツアーなど見所を色々とツアーで周ろうとすると大きな出費は避けられません。

海外での長距離運転に不安が無い場合や雪道(冬季)の運転になれているという場合にはレンタカーが圧倒的にお得。3−4人のグループでの旅行であれば1人あたりの支出はさらに抑えられます。

またレンタカーであれば自分達で自由に旅程を組むことができ、マイペースに旅を勧めることができるのでおすすめです。

7. 単品ではなくパッケージツアーを利用

ブラックサンドビーチ(アイスランド)

もし運転に自信がなくツアーを利用するという場合には、なるべく「パッケージ」になっているものを選ぶのがポイント。

アイスランドでの現地ツアーは観光庁公式サイトGuide to Icelandで探すことができますが、例えば、ゴールデンサークルツアーと南アイスランド 周遊ツアーを別々に申し込むのではなく、「ゴールデンサークル&南アイスランド周遊3日間ツアー」のようなものを検討してみてください。

この場合食事や宿泊施設も料金に含まれており、また郊外に滞在する夜を挟むことから必然的にオーロラ観測のチャンスも上がり一石二鳥。

レイキャヴィクを起点に単発のツアーを複数申し込むよりもメリットが圧倒的に大きくなります。申し込むツアー数が多くなればなるほどコストが上がる、ということを覚えておいてください。

8. レンタカーの選択方法に注意

アイスランドでレンタカーを利用する場合、必然的に運転距離が長くなります。

ですので、車体そのもののレンタル料金以外にもガソリン代や走行距離に応じた追加料金など色々付加費用がかかってくるということを忘れてはいけません。

SUVや4輪駆動車など悪路にも対応できる車を選ぶのは必須ですが、その上で燃費がいい車(ディーゼル車も選択肢)を選ぶこと、そして走行距離に応じた追加料金のかからない「Mileage Unlimited」というプランが付けられるものを選ぶのがおすすめです。

車体価格だけに惑わされないようにしてください。

レンタカーの選択もGuide to Icelandで現地登録会社の中から一括して検索することが出来ます。

9. ガソリンスタンドの効率活用

アイスランドを運転中少し小腹が空いた、そんな時はガソリンスタンドを活用しましょう。

居住エリア周辺のガソリンスタンドにはキオスクが併設されていることが多く、ここで軽食や飲み物、スナック類などを購入することができます。

観光名所に併設しているような売店とは違い、価格設定も良心的です。

10. 夏はキャンピングも可

アイスランドには国道1号線(通称リングロード)沿いや有名観光スポット周辺には数多くのキャンピングスポットが用意されており、夏期の間は車中泊をすることも可能です。

キャンピングスポットには共用キッチンやバスルームなど、一通りの設備が設置されており、利用料金も低額。

ある程度の広さを確保できる車を利用しており、車内で寝るということに抵抗がない人にはいい節約オプションになります。

最後に

非常に高額になるイメージのあるアイスランド旅行。それは紛れもない事実で、その他西洋諸国と比べても物価は高水準となっています。

物価が高いと言われるロンドンから来た観光客でさえ「お金がまるで蛇口から流れる水のように財布からなくなってく」と言うほど。

しかしながら、観光客であっても少しの工夫で出費を抑えることができるのも事実。賢くプランニングし、無駄の少ない旅行を楽しんでください。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。