ベラルーシ入国!ミンスク国際空港経由ビザフリーでの入国方法

ミンスク国際空港

東欧に位置し、旧ソ連の体制を支持、ロシアと連邦制を組むことを企んで20年以上にわたり独裁政権が続いているベラルーシ。

さらには最近までEUや米国から経済制裁を受けていたり、とこれだけ聞くとかなり危ない国のようで敬遠されがちですが、実際には全くそんなことはありません。

まだまだ日本からベラルーシに入ったことのある人は少ないですが、今回は2017年2月に開始された特定国籍者限定のビザフリー制度を使った入国方法について、実際に踏んだ手順を元に紹介します。

ビザフリー期間延長!

ビザフリーでの滞在可能日数は従来5日まででしたが、ベラルーシ大統領府によると、ルカシェンコ大統領は2018年7月24日に、日本を含む世界80カ国の観光客によるビザフリー滞在期間を5日間から30日間まで延長する法令に署名をしました。

保険加入義務や5日以上滞在する場合の「滞在登録」が必要な件などについては変更はありません。

1. ビザフリー制度概要

2018年7月25日より30日間の滞在が認められるようになりました。

*最新の査証情報はベラルーシ共和国大使館のサイトで確認してください。

ベラルーシは今までビザ無しでの滞在をロシア連邦域内の国民以外には認めておらず、入国するためには非常に面倒なビザ取得をする必要がありました。

また観光ビザの条件も非常に厳しく、一般的に個人での取得はほとんど無理。

そのため「通過ビザ(トランジットビザ)」という、リトアニアやポーランドからウクライナへ鉄道で抜ける際に「通過」するための許可ビザを取得するのが一般的でした。

この通過ビザはベラルーシ入国後48時間以内に出国しないといけないため、さらっとミンスクの街並みを散歩するくらいしか無理。

それでも、コアな旅行者を中心にこのルートはよく使われてきました。

そんなベラルーシですが、ついに2017年2月、ヨーロッパ最後の独裁者と呼ばれるルカシェンコ大統領の鶴の一声によりビザ条件が緩和。日本を含む特定国籍者はいくつかの条件のもと、5日間のビザ無し滞在が認められるようになりました。

その後、ビザなし観光客による訪ベラルーシ客の増加、観光収益の向上、そして治安面での問題が発生しなかったことなどを評価し、2018年7月ビザフリー滞在の期間が30日へと延長。

本格的に観光客への道が開かれることとなりました。フザフリーでの滞在条件は以下の通り

  • 空路でロシア以外から入出国(ミンスク第2空港利用)
  • 25ユーロ/1日の所持金
  • ベラルーシ国内有効の医療保険(10,000ユーロ)

今回は実際の体験をもとに日本人がベラルーシにこのビザフリー制度を利用して入国する流れを紹介します。

2. 機内にて

最新情報

30日間のビザフリー制度導入に伴い現在ベラルーシでの入国カードは廃止されています。

ロシアへのトランジットを予定している方を除いてこの項目で紹介しているカード記載や提出は現在必要ありません。

詳細: https://visa.by/en/embassy/migration-card/

ベラルーシ入国

まず、ベラルーシにビザフリーでの滞在をする場合には空路でロシア以外から入らなければなりません。

尚、ベラルーシ国内に国際空港は1箇所しかありません。

ベラルーシ入国カード

機内ではこのような入国カード(ミグレーションカード)が配布されます。外国人は全員このカードを記入しないと入国審査に進むことができません。

左右とも同じ書式となっており、左側は入国時に審査官に回収されるもの、左側は出国時に回収されるものとなります。

漏れがないように両面ともしっかりと記入してください。

ベラルーシ入国カード

ベラルーシのフラグシップ航空会社であるベラヴィア BELAVIAを利用した場合には機内誌に記入方法のサンプルが載っています。

一部格安航空会社などでは配布がないかもしれませんが、その場合には空港到着後に記入することになります。

3. 保険購入

ベラルーシ入国保険

外国人は全員、医療費10,000ユーロ以上カバーするのある医療保険加入が義務付けられています。

空港の入国審査場前には24時間営業の保険窓口があり、ここでクレジットカードもしくは現金で購入可能。1週間までの保険料は4ユーロ(2017年12月現在)でした。

ベラルーシ保険

日本などで申し込んだ保険の場合、証書の言語や通貨の違い、あるいはベラルーシ国内での保障がされるのかなどで入国時に確認で時間を取られる可能性があります。

保険料も非常に安いので、いずれにせよ空港で購入することをおすすめします。

4. 入国審査

入国審査時に以下の書式を提出します。

  • パスポート
  • 入国カード(現在は不要)
  • 保険証書

審査官はパスポートの偽造を非常に警戒しているようで、紫外線や拡大鏡を使って念入りに調べていました。

聞かれた質問は以下の通り。

  • 何日間滞在するのか
  • 目的は何か
  • どこに行くか
  • どこに泊まるか(ホテルかアパートメントか)

最後の宿泊がホテルかアパートメントかで警察への手続き方法が変わる、みたいなことを言ってましたが、ホテルに宿泊する場合にはフロントが全て手続きをするので問題ない、とのこと。

これはベラルーシで外国人に義務付けられている滞在登録を行うためで、ホテル滞在時はフロントスタッフが全て代行してくれますが、そうでない場合には自ら警察署等に出向いて登録をする必要があるためです。

私が実際に訪れた際は、東欧系の審査官はどこも怖い系の人が多いイメージではあったものの担当にあたった審査官はなかなかいい人でした。

色々観光名所を教えてくれたり、おすすめレストランを教えてくれたり。なんやかんや5分以上かかりましたが、結構楽しく話してた、という感じ。

今まで空路で観光客が入ってくるということがほとんどなかったこともあってか、審査官も旅行者と話せて上機嫌という可能性もあります。

ベラルーシへ

審査が終わると、パスポートと一緒にスタンプつきの入国カード右面(出国用)が渡されます。

この紙は滞在中パスポートとともに常に携帯しないといけないとのこと。ホテルチェックイン時に、ホテルフロントスタッフがこの裏面に何やら記入し押印していました。

万が一の事があると思って聞いてみたところ、もしこの出国カードを無くしたら「直ちに警察に行かなければならない」、「出国カードなしで出国審査を受けるとペナルティという名の罰金がかかる」とのことでした。

薄い紙切れ1枚ではありますが、絶対に無くさないようパスポートケースの中に入れるなどしっかりと管理するようにしてください。

入国カードは廃止されているため、出国時の提出もありません。

5. 入国後

空港到着後市内までの移動方法はこちらの記事で紹介しています。

6. 最後に

いかがでしたか?

突如欧州最後の独裁者とされるルカシェンコ大統領の鶴の一声によって、ヨーロッパ最後の観光客未開の地ともいわれるベラルーシへの入国の道が開かれました。

このビザフリー制度は恒久制度ではないのでいつまで継続されるのか全く不明ではありますが、この度5日から30日に期間が延長されるなどベラルーシの観光収益が順調に上がっていることや治安問題が発生していないことなどを見ると、今後もこの傾向は続くと思われます。

特に今まで膨大な書類準備が必要だった頃と比較すると、現在は条件はあるものの格段に観光客の利便性は著しく向上しました。

是非未開の東欧の地に興味がある方は是非ベラルーシへの入国・旅行を検討してみてください!

ミンスクに泊まるなら!

ベラルーシに宿泊となると、手続きの問題やら英語の問題やらで最適な宿泊先を探すのが簡単ではありません。特に外国人はチェックイン時に滞在登録をしないといけず、Airbnbなどフロントのない施設に宿泊する際には自ら警察署で手続きをしなければいけません。

そんな時におすすめなのがHotel Garni。19世紀に建てられた1級建築を使った歴史あるホテルでありながら、最新設備で改装され、またとにかく高いホスピタリティとコストパフォーマンスが売り。

観光に必要な事務手続きもすべて代行してくれ、さらに24時間オープンのフロントや英語スタッフなどベラルーシ旅行で心配な点をすべて解決してくれます。

実際に宿泊(宿泊レビューはこちら)してみて感動の連続。ミンスクで宿泊の際にはHotel Garniおすすめです!

ホテル名: Hotel Garni
英語スタッフ: 常駐
インビテーションレター発行: 可
滞在登録: 可
ホテルランク: 3つ星
宿泊料金: 4000円/泊〜
ホテル詳細・空室照会: Hotel Garni

ミンスク国際空港

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2 件のコメント

  • こんにちは、今年2018年10月にベラルーシに行きました。その際このサイトがとても参考になりました。ありがとうございました。ヨーロッパから日本のパスポートで入国したのですが、入国カードが無かったこと、また、入国審査でも何も聞かれなかったことをご報告します。

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