欧州最後の独裁国家とも言われるベラルーシ。最近ビザフリーでの渡航が一部解禁されたこともあり、これから先旅行を考えている人もいるかと思います。
東欧というとやはりひとり旅のメッカ。せっかく現地料理を楽しみたいのに、どうしてもひとり旅だと現地のレストランやバーなどに入りずらかったり、気後れしてしまうことがあります。
今回は、ミンスクでひとり旅でも全く気にすることなくベラルーシ料理を堪能できるおすすめレストランを紹介します。
1. レストラン概要
今回紹介したいレストランはミンスクのメインステーション横にあるショッピングモール Galileo Mallの中にはいっているベラルーシ料理レストラン Vasilki(ロシア語: Васильки)。
中央駅やメインバスステーションのすぐ隣にあるため、とてもわかりやすい立地にあります。
こちらは中央駅の写真ですが、左奥に赤いネオンでGalileoと書かれているのがその建物。徒歩1分の立地にあるため、決して見逃すことはありません。
そしてこちらがスーパーマーケットの建物。マクドナルドのマークが目立っています。
目的のレストラン Vasilkiはこちらの4階。ちなみにこのスーパーマーケットにはその他寿司(SUSHI)屋やフードコート、カフェなども入っており、食事の選択肢としては様々です。
ショッピングモール詳細
名称: Galileo Mall
営業時間: 10:00 – 22:00 (金土: – 23:00)
公式HP: http://galileomall.by/en/
レストラン詳細
名称: Vasilki/Васильки
営業時間: 上に同じ
公式HP: http://www.vasilki.by
2. 店内
レストラン店内は非常に広いのですが、さすが中央駅横の大型モール内にあるということで昼夜を問わずなかなかの盛況ぶり。時間帯によっては座席があくまで待たなければならない可能性も。
その立地から、観光客はもちろん、地元の人の食事や、カフェとしての利用、一人で勉強や読書をしている人など客層は様々。
とてもカジュアルなお店で、日本でいうファミリーレストランのような雰囲気です。
店員さんも若くて綺麗な女の子がほとんど。英語はほとんどダメな様子ですが、ジェスチャーやタイミングでコミュニケーションは成立します。
また、見慣れないアジア人観光客でしかもロシア語も話せないという国によっては適当にあしらわれそうな状況ですが、店員さんはとにかくとても丁寧な対応。
笑顔での対応は当たり前で、オーダーなどもまさにばっちりというタイミングで取りに来てくれたりととても気持ちがいいサービスでした。
3. メニュー
このレストランで嬉しいのは、なんといっても写真付きの英語メニューがあること。
よってロシア語がダメでも、英語の説明と写真を見るだけで何が出てくるのかを簡単に想像することができます。
その肝心なメニューはというと、想像できるほぼ全てのベラルーシ料理や東欧料理が並んでおり、さらに多数のカクテルやアルコール類、カフェ、ノンアルコールシェイクやジュースなどとにかく充実した品揃え。
ボルシチやダンプリング、ドラニキなどロシアやベラルーシの定番料理はもちろん、近隣諸国で食べられる「農夫の祝祭」と呼ばれる肉の盛り合わせやポークカツレツなどの東欧料理も充実。
まさにファミリーレストランのベラルーシ版、いやそれ以上で居酒屋とファミリーレストランを合体させたようなメニューになっています。
4. 料理のクオリティ
料理の味はというというまでもなく絶品。こちらはリブロースの煮込みスープとドラニキ。このボリュームで約500円程度。
こちらはベラルーシ定番のフライパン一皿料理。朝食メニューとしても食べられるようですが、500円を切る値段です。
そしてこちらはダンプリング。日本の水餃子よりも皮がもちもちしていてとても食べ応えがあります。
中の具材は色々選ぶことができ、肉や野菜、チーズや、カスタードクリームと主食にもデザートにもなるのが東欧のダンプリングの特徴。
ちなみにベラルーシ料理はスメタナと呼ばれるサワークリームをなんでもたっぷりとつけて食べるのが鉄則で、取り上げた3料理すべてに大量のスメタナが一緒に添えられています。
もちろんベラルーシのローカルビールも様々な種類が。それぞれ特徴があり、風味豊かでちょっと独特な後味でしたが、とても飲みやすいビールでした。
ちなみに500mlのビールでなんと150円程度というお得感。
5. 最後に
いかがでしたか?
もうお気付きの通り、4日間のベラルーシ滞在でしたが実に3回も足を運んでしまうほど、満足度の高いサービスと料理の質でした。
何より、非常にカジュアルな雰囲気なため一人でも全く気になりません。どうしてもディナーとなるとひとり旅の場合いい感じの雰囲気の店を探すのが難しいので、駅横のスーパーマーケット内レストランはおすすめです。
またその立地から英語メニューがあったり、ベラルーシ定番料理が全て揃っていたりととても観光客にも最適。にもかかわらず値段がとても安く、地元の人に大人気なのでとても信頼できるお店だと思います。
是非ミンスクを旅行中にベラルーシ料理を食べたくなったらVasilkiを訪れてみてください!
尚、定番のベラルーシ料理はこちらの記事で紹介していますので合わせて参考にしてみてください。
ベラルーシに宿泊となると、手続きの問題やら英語の問題やらで最適な宿泊先を探すのが簡単ではありません。
特に、外国人はチェックイン時に滞在登録をしなければならず、Airbnbなどに宿泊する場合には自ら警察署で手続きをしないといけないなど面倒も多いため宿泊先には注意を払う必要があります。
そんな時におすすめなのがHotel Garni。19世紀に建てられた1級建築を使った歴史あるホテルでありながら、最新設備で改装され、またとにかく高いホスピタリティとコストパフォーマンスが売り。
観光に必要な事務手続きもすべて代行してくれ、さらに24時間オープンのフロントや英語スタッフなどベラルーシ旅行で心配な点をすべて解決してくれます。
実際に宿泊(宿泊レビューはこちら)してみて感動の連続。ミンスクで宿泊の際にはHotel Garniおすすめです!
ホテル名: Hotel Garni
英語スタッフ: 常駐
インビテーションレター発行: 可(ビザフリーの場合不要)
滞在登録: 可
ホテルランク: 3つ星
宿泊料金: 4000円/泊〜
詳細・空室照会
エクスペディア:Hotel Garni
Hotels.com:Hotel Garni
簡単なロシア語を覚えて、挨拶やレストランで注文したりしてみたいです。
そうですねースパシーボくらいしか覚えていきませんでしたがロシア語多少できると楽しさも倍増しそうです。
ロシア語でこんにちわでさえなかなか難しいですからねぇ。。。