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ネイティブ講師推薦!IELTS Writingでバンド6.5以上を狙う人向け参考書

      2016/12/01


多くのIELTS(アイエルツ)受験者が悩むライティング試験、その対策が実に難しいのは皆さんも知っての通りだと思います。

今回はライティングで合格ラインに到達するために必要な参考書の選び方、そして実際に私自身が使用してオススメできる参考書をいくつか紹介します。

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1. 第1選択は世界中で使われているもの

IELTSという試験は世界的に大変メジャーですが、日本ではまだまだその知名度といい歴史といい浅いところがあります。しかし近年急激に受験者数が増えてきているということもあり、各出版社が慌ててIELTS対策本を出版し始めているという印象があります。

つまり何が言いたいかというと、日本語で書かれている対策本はまだまだその精度が甘いということです。ライティングに関して言えば、同じ筆者が書いたとは思えないストラテジーで書かれたサンプルエッセイが載っていたり、そもそもこんな質問されないよ、というような誤った設問分が載っていたりと信頼に足りるものはほとんどないということです。

私自身多くの日本語で書かれた教科書を買いましたが、ほとんど役に立ちませんでした

そして、何より忘れてはならないのはイギリスの公的機関で行われている試験であるということ。つまり日本で使われている参考書よりも、世界中で使われていて出版数が多い英語で書かれた参考書の方が信頼性は高いですし、試験を研究し尽くして書かれているものが多いです。概してそういう参考書は改編も適切に行われており、現在の試験に最も適合した対策方法を紹介しています。

よって、世界中で使われているIELTS対策参考書を購入することを強くおすすめします。そのなかでもライティング対策に限定して言えば、サンプルエッセイが沢山載っているものがおすすめです。

英語で書かれた本は不安?

海外の本は英語で書かれていて読めるか不安という方は多いとおもいます。ですがIELTS対策をされている方にはその心配は無用です。もともとIELTSの参考書は英語を学習中の人向けに書かれているので、使われている単語や文法は簡単で、読むこと自体に苦にはなりませんでした。

また、その参考書を読んでいるだけでリーディングの練習にもなるので一石二鳥です。是非海外発行の参考書にトライしてみましょう。

2. How to writeの参考書ではなくサンプルエッセイの多い教科書を探そう

多くの参考書では、エッセイはこういう型枠やテンプレートにはめて書いた方がいい、というような持論を述べています。特に、日本人向けに書かれた日本語の参考書はこの傾向が高く、一見すると取っつきやすいのですが、これは大きな落とし穴です。

いかなるエッセイにおいても正解の型枠やテンプレートというものはありません。強いて言うならIntroduction→Overview→Body→Conslusionというパラグラフの流れがあるだけで、それ以上細かいルールというのは無いのです。そのため、型枠にはめてエッセイを書くことに慣れてしまうと、問われ方が変わっているのに無理に枠にあてはめようとして失敗するケースが出てきます。

そもそも、その型枠が採点する側に取ってふさわしいかもわからないのですし、型枠に上手くあてはめられたとしても、エッセイの中身の論理展開が弱ければBandスコア5.5の壁を脱出することは出来ないのです。

ですので、皆さんもお気づきかもしれませんが、参考書によってその書き方のストラテジーが全く変わってきます。あくまでそれは参考書筆者の個人的見解ということであって、正解ではないということを強く留意する必要があるのです。

重要なことは、論理的に例や根拠を述べて自分の意見をサポートする、ということであり、どのように書けば正解等ということはありません。

よってその論理展開とは何なのか、あるいは強い根拠や具体例にサポートされる自分のアイデアとはどういうものなのか、を知ることができるサンプルエッセイがしっかりと掲載されている参考書を2、3冊購入し、それをとにかく繰り返し読んで体に染み付けてください。

3. 筆者おすすめIELTS参考書

以上を踏まえて、私がおすすめするIELTS Writingの参考書をいくつかご紹介します。私がおすすめと言っていますが、実際にはIELTS対策をしているときに通ったSIUKやBritish councilで勧められ、実際にとても役に立ったものですので、間違いないと思います。

1. アカデミックライティングとは何なのかを理解したい人向け

・Improve Your IELTS Writing Skills

こちらはライティング対策のための参考書として世界でも最も有名な本のうちの1冊です。アカデミックライティングとはどういう書き方が要求されているのかという基礎的なことから、Band5~8.5に至る多くのサンプルエッセイとなぜそのスコアなのかのコメントが掲載されています。

例題とそのサンプルエッセイの数は充実しており、想定バンドスコアの違うモデルエッセイを読むことで、高得点に必要なエッセイの書き方が理解できるようになっています。

私としてはライティング対策で最も役に立った1冊でした。Amazonのコメントを見ても良書であることがわかりますね。この1冊さえあればライティングの対策は全く問題ないので必読です

・Target Band 7

Target Band7はWriting専用の本というわけではないですが、知る人ぞ知る?Writing Task対策の良書です。といってもAmazonでもベストセラー1位になっているので、相当有名な参考書なんだろうと思います。Band7を取るために何が必要なのかに的を絞っており、IELTSの全てのセクションを網羅していることから、この1冊で全試験の対策が出来ます。

Target Band7の特徴は、Googleで検索1位の世界で最も有名なIELTS対策ブログを作っているSimone先生という方がプライベートに出版しているということ。

ライティングの少しマイナーな「ワザ」やスピーキング高得点のコツ等、他の参考書にはないようなちょっとしたTipsが詰め込まれており、ブログを読むような感じで気楽に取り組むことができます。

追記

このTarget 7ですが、日本語の翻訳版が出ました。翻訳をしたのは東大医学部を卒業し、イギリスに留学した経験のある方のようです。現在Amazonを中心に大ヒットしており、日本語で良書を!という方には新しい選択肢になりそうです。ペーパー版はその人気により現時点では頻繁に入荷待ちになっていますのでご希望の方はお早めに予約を入れたほうがよさそうです。Kindle版もあります。

こちらの本については別記事を書きましたので購入を検討している方はこちらもご覧ください。

・IELTS Examiner’s Tips: An Academic Guide to IELTS Speaking and Writing

IELTSの元試験官がアウトプットセクションに特化したガイド本を書いています。世界的にも高評価の1冊で、模範解答やライティングの高得点のポイント、アカデミックライティングに適した表現や単語等多数テーマに沿って紹介されています。

またスピーキングの対策についても同様に元試験官ならではの視点からの対策法が紹介されています。かなりボリュームがあるので、全部読み切るのは大変かもしれませんが、辞書のような形でも使っていただけるようになっています。

2. Bandスコア6.0の壁を越えられない人向け

・Improve Your Skills: Writing for IELTS 4.5-6.0 Student’s Book

こちらのライティング参考書はバンドスコアが6に1度も届いたことのない人、あるいはまだライティングの対策を始めたばかりの人におすすめです。こちらのサンプルエッセイを読んでいただけると、自分のエッセイがなんでバンドスコアが伸びないのか、そしてスコアを上げるために何が必要なのかということをよく理解することができます。

アカデミーエッセイに書き慣れておらず、まずはなんとかバンドスコア6.0に到達したいという方におすすめの本です。

3. Bandスコア6.5以上を目指している人

・Improve Your Skills: Writing for IELTS 6.0-7.5 Student’s Book

この例題+サンプルエッセイ集はIELTS Writing対策をしている大学院受験を目指している方に手にとってほしい参考書になります(あくまで”Improve Your Skillシリーズですので上記紹介した本と重複があります。)。基本的には読み物系の本ではなく、ライティングの例題とサンプルが多数収録されている本で、そこにいくつかのアカデミックライティングに役立つ文法や単語、構成のアドバイス等が書かれています。

じっくり読み込むような本ではないので、自分でエッセイを練習で書く際のアイデアブックや参考に使うといいでしょう。数多く掲載されているサンプルエッセイを読むことで、高得点を取っているエッセイがどういう特徴を持っているのかを自然と身につけられると思います。

バンドスコア6.0以上を安定してとりたいという方や、既に6.0は取れてるんだけどさらなる高得点をとりたいという方、この本のサンプルを何度も読んでみるアカデミックエッセイの書き方がより洗練されるはずです。

4. どうしても日本語の参考書がいいという人向け

とはいっても、まだ学習を始めて時間が経っていない方や、とりあえず日本語の教科書で大枠をつかみたいという方もいらっしゃると思います。そんな方にはこの1冊をおすすめいたします。

・IELTSブリティッシュカウンシル公認問題集

ブリティッシュカウンシルが出版している公式対策本です。この本は既に英語では海外出版されていましたがついに日本語に翻訳され発行されました。おすすめとは言いますが、本音を言えばどうしても日本語じゃないと無理という人向けの苦肉の策です

やはり公認参考書なので内容はしっかりしている一方、すこし踏み込んだ「ワザ」のようなことはあまり書かれていません。IELTSの勉強のし始めの段階で一度目を通すと試験の全貌や採点官の着眼点等がわかるのではないでしょうか。

4. 最後に

繰り返し言いますが、日本語で書かれた一般的な参考書の精度は低く、その内容にも疑問符をつけざるを得ないものが氾濫しています。一通り私も本屋で読んだり購入したりしましたが、役に立ったものは1つ(単語帳除く)もありません。

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体裁が違う、問題のレベルが違う、そもそもそんな出題されない、サンプルエッセイの質がひどい、主観的すぎる、そんなものばかりです。むしろその参考書のせいで勉強のペースが乱されたり変な自信がでたり勘違いしたり、と私のIELTS対策期においてはマイナスにしか作用しませんでした。

1つ例を挙げると、某赤表紙の日本語でかかれたライティングの参考書にあったサンプルで、「セレモニーを行う意味」について書いて有るものがあったのですが、簡単に言うと「私のじーちゃんが死んだ時の葬式で親族や友達一同集まって想いを共感した。人の心をつなぐのにセレモニーは重要」という内容。

そもそもアカデミックエッセイとしては不適切な個人的心境全開で書いてあったんですが(推定バンドスコアは未記載でした)、今となっては、よくこんな酷いサンプルエッセイ読んで納得していたなと思ってしまう自分がいます。

是非これを読んでくださった方は私を信用していただければと思います。世界中で信頼されている対策本を使ってください

リーディングの勉強法と参考書についても別記事で紹介しているので是非ご覧になってください。