IELTSライティング対策に!英大学院卒筆者が高得点向け定型文教えます

英語のライティング対策

本サイトは海外旅行サイトであると同時に、IELTSを勉強する人にとっては「聖地」のように崇めていただいているウェブサイト。

多くの人々にお役立ちができて大変嬉しく思います。

私は数年前死ぬ気で勉強してIELTS目標スコアに到達し、その後はスウェーデン、イギリス大学院(修士)卒業、そして現在はノルウェーで博士課程を履修中。IELTSのおかげで大きく人生が変わりました。

そんな今私は再生医学フィールドで研究を主にやっていますが、英語論文を何百と読み、そして論文を書くのが仕事となっています。ともなると、この表現、IELTSで使ったら超かっこいいし絶対スコアにも繋がるよね、という表現集が自分の中で多くあります。

今回はそんな元IELTS学習者だからこそわかる基本的ですぐ覚えられるけど試験で絶対に役立つ定型文・言い回しを紹介します。

1. IELTSライティングの原則

まず今回定型文を紹介する前にIELTS試験の原則を再度確認しておきます。

あくまでもIELTSは英語の試験、受験者の教養力や知識力を試す試験ではありません。つまり何が言いたいかというと、ライティング試験で求められているのは高い英語力であって高い知識力では無いのです。

自分の論拠を述べる際に完全に正しい情報を使わないといけない理由はないですし、社会通念上認められる範囲であれば真実を「でっち上げる」ことも問題ありません。

もちろん社会常識に照らしてありえないこと(例: 地球は四角い)を述べることはできませんが、事実を事実として述べる際には引用や情報の出所を作り上げることはペナルティにはなりません。

詳しくはこちらの記事もどうぞ参考にしてみてください。

2. タスク2で覚えておくべきこと

ライティング試験は「アカデミックライティング」の能力を測るものです。アカデミックライティングとは何か、一言で言うと海外大学院でレポートを書く際の書式にそったもの。

つまり、自分の意見を述べ、それをサポートする情報を使って自分の考えに正当性を持たせ、さらに反対意見があることも認めつつそれを否定できるだけの根拠をしっかりと提示すること。

実際の試験では様々な設問形式がありますが、この原則は変わりありません。

例えば「テレビとユーチューブどちらがいいか」という設問があったと仮定してみましょう。

「私はテレビの方が面白い番組が多いからテレビ派。」という主張は客観性が乏しい典型的な悪い例。一方「テレビは家族団欒の手段になるからテレビ派。」という主張はサポートする文の作り方によっては客観的事実に基づくいい例になりえます。

例えば、テレビを家族で見ると会話が3割増える、ユーチューブを長く見る子供は家族との会話が少ない、などという調査結果や統計などを引用し説明することで、根拠のある客観的な主張を作ることができます。

設問がどのようなものであれ、徹底的に「私の意見」を取り除くことこそがIELTSライティングの成功の秘訣です。

3. ライティングで客観性を持たせる英単語

とにかくライティングでは第3者の意見や研究を引用することが大切。また、これを引用する際に様々な文法事項を組み合わせることでより高度な英文だという評価を受けることができます。

実際の英論文などでは多用される英単語10個ここでは紹介します。もしろんIELTS試験で求められている単語でもあるので覚えておくことは有効ですが、ただ10個覚えると言うよりはエッセイを書く際にこの中から1段落に2−4個くらいを散らばせられるよう使えることが大切です。

若干の意味合いに差はあるもののアイエルツ試験ではとくに使い分けなくても大きな問題ではありません。

  1. report
  2. show
  3. suggest
  4. reveal 
  5. illustrate
  6. demonstrate
  7. indicate 
  8. reveal
  9. unveil
  10. prove

a. 過去の研究を元に今事実であると言いたい時

まずは過去のレポートを元に現在は事実であると考えられているものや、現在もその考え方が有力なものと捉えられているような場合は現在完了形をよく使います。

(例)

  1. It has been reported by – that 
  2. It has been suggested by – that
  3. It has been revealed by – that 
  4. A has suggested that
  5. A has reported that
  6. A has revealed that

この場合that以降は現在形を利用し、現時点での事実を述べます。能動態にするか受動態にするかは好みなので、前後のバランスを見ながら使い分けてください。

例えば、「Youtubeは一人で見るけどTVは家族で時間を共有できるよね」と言いたい場合には、

It has been reported by a socialist at the university of Tokyo that children who watch Youtube for more than 2hours a day are likely to feel isolated while it is believed that TV creates harmony in a family by sharing topics according to a recent survey.

と言うことができます。ここでのポイントは太文字にした部分。第三者によって示されている、ということを述べ、さらにwhileという対比の表現を使って1つの文に組み込んでいます。While以降は一般的な常識であるという意味も込めて現在形を使っています。

さらに%など具体的な数字を組み合わせることでより客観性が上昇します。

b. 過去の研究報告を自分の主張の根拠の1つに使いたい時

自分の主張に至った過去の研究結果などを述べる際には過去形を使います。

(例)

  1. It was shown by – that
  2. It was demonstrated by – that
  3. It was indicated by  – that
  4. A showed that
  5. A demonstrated that
  6. A indicated that

「Youtubeを見る子供は視力が下がる傾向がある」という主張を述べたい場合は例として次のように言うことができます。

A study in 2010 showed that approximately 35 % of children who watched Youtube for more than 2 hours a day complained the deterioration of vision at a regular health examination.

これは研究報告がされたのも、子供がユーチューブを見たのも、症状を訴えたのも全て過去の事実なので過去形を使います。

c. 客観性を持たせるその他のキーワード

もちろんshow, report, suggestなど典型的な言葉を使わなくても客観性を持たせることは可能です。

according to 

は魔法の言葉で、自分の文章に付け加えるだけで第三者による客観的な意見へと変えることができます。toの後ろには研究一般的に信頼度が高いとされる大学や機関の名前などを任意にいれてください。

supported by

たとえ自分の意見を述べた後でも「supported by 過去の研究」のようにすることで、自分の意見が全くもって個人的な意見ではないことを裏付ける証拠があると示すことができます。

it became clear that 過去形/it has become clear that 現在形

こんなことが明らかになっています、ということを示したい場合。出どころをあえて示さないでもいいような周知の事実を説明する際に使えます。


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4. 客観性を持たせる数字・統計用語

数字は何よりのデータです。特に統計を示すような数字の使い方ができればかなり強い客観的なエビデンスになるので是非エッセイに混ぜてみてください。

(例)

The average sleeping hour of young children addicted to Youtube was 30% shorter than their counterpart.

A study showed that young children who were addicted to Youtube slept 4 hours on average, which was significantly shorter than their counterpart.

SignificantlyやStatisticallyという副詞やsignificant difference in、statistical difference inというのも統計学の典型的な定型文です。

5. 上記の応用例

今回紹介したこれらの単語や言い回しを使うだけで客観的で高度な文を作ることができます。「Youtubeは社会に有害」ということを示すために上記で紹介した文を組み合わせて、簡単に1文例として作ってみます。

(1) It has been widely recognised Youtube includes inappropriate videos for young people such as fake news, sexual contents, violent scenes and racial stereotypes. (2) Indeed, about 35% of uploaded videos in 2015 were reported and later regarded as inappropriate videos. One of potential reasons for it is monetisation on Youtube as creators are allowed to earn advertising revenue through their videos, which leads to the escalation of inappropriate contents. (3)This negative cascade is supported by a recent survey in 2010, revealing that 40% of youtubers do not consider the truth of contents but prioritise profitability. (4)Therefore, Youtube has a significantly adverse impact on society.

(1)ではまず世間の一般論をitを主語にrecogniseという単語を使って書きました。(2)その後一般論を裏付ける根拠を具体的な数字を使って行います。(3)では別の根拠をsupported by を使って調査を引用し、その後分詞構文を応用してrevealで調査の中身を紹介しています。(4)では最後にThereforeを使って結論を導きました。

このようなわずか5センテンスの文章でも、複数の客観的事実を詰め込むことができます。こうすることで「あなたの個人的な意見」という要素を極限まで減らすことができ、よりアカデミックな状況にふさわしいレポートになるのです。

なお、ここで出した調査や年数、割合は全て適当に作り上げたもの。社会通念上ありえるであろう範囲のでっち上げは全く試験では問題なく、むしろ積極的に行うべきです。

(ちなみに筆者はYoutube大好きです。)

実際IELTSアカデミックは大学入学後に現地でレポートを書き上げられるかを確かめる試験。もちろん学校で書く場合には様々な本や論文を調べて引用するので正しい情報が必要ですが、IELTS試験ではその書式を知っているかどうかということに重きが置かれます。


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6. 最後に

いかがでしたか?

今回はIELTSのライティング試験、特にタスク2で役立つ表現集を紹介しました。

非常に定番でいろんなところで紹介されているものですが、それだけ実際のアカデミックライティングの際には多用するもの。もちろん試験でも積極的に使っていきたい表現に変わりありません。

その中でさらに現在完了形や受動態、分詞構文など様々な文法事項を取り入れることでより高度な英文だという印象を試験官に与えることができます。

まずは自分のライティングの形を作るためにも上記で紹介した表現を多用したテンプレートを自分なりにいくつか考えてみるのも有効かもしれません。

この記事は読者様の要望をもとに書きました。IELTS記事内でコメントをいただければ要望に沿った対策記事を書いていくのでリクエストどんどんお待ちしています!

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