IELTS対策はなかなか独学だけでは難しいのが現実ということもあり、誰もが予備校にはいるかどうかを考えると思います。
前回は渋谷にあるAGOS JAPANをご紹介させていただきましたが、今回はIELTS対策予備校第2弾として英国留学専門校SI-UKを紹介させていただきます。
SI-UKの特徴
SI-UKは渋谷駅から徒歩10分の距離にあり、多くのイギリス大学の留学窓口になっている学校です。
IELTS対策はもちろん、留学前のプレセクショナルコースやインタビュー対策、プライベートレッスン等も行っており幅広いサポートが受けられます。
特に、イギリス大学院留学を考えている人にとっては出願サポートやイギリスの大学との直接のパイプを複数持っていて現地校の担当者もたまに見学に来ていたりと、留学希望者には心強い学校だと思います。
また大規模なイギリス留学イベントも開催しており、イギリス現地の担当者と直接話したり面接を受けることが出来るといった、他の予備校はないイギリスに特化した強さがあります。
ブリティッシュカウンシル公認の留学アドバイザー(日本人)も複数いらっしゃるので、気軽に相談にも乗ってもらえるのではないでしょうか。
1. フルタイムコースが絶対にオススメ!
SIUKのグループテッスンの特徴は、とにかく小規模アットホーム(1~5人程度)、講師は全員ネイティブスピーカーで授業は全て英語で行われます。
授業中は一切日本語を使いません。
授業料が他校と比較するとやや安めなこともあってか、若い人や学生さんが多く来られていた印象。
特にプライベートレッスンは他社と比べてかなり安く、実際SIUKに通ってくる人はプライベートレッスン受講者が大半だったように思います。
そしてSI-UKの特徴はなんといってもIELTS対策のフルタイムコースがあるということ。かくに僕も仕事1ヶ月お休みしまして通いました。
5~6名のネイティブ講師がローテーションで授業を担当し、平日は10時~4時まで1ヶ月間、平日は毎日というインテンシブなコースでインターナショナルスクールのような英語漬けの環境を作り出すことができます(といっても休憩時間は日本語話しちゃいましたが。。。)。
リーディングからスピーキングまで毎日全てを網羅し、テキストブックを用いた実践練習から点の取れるセンテンスやボキャブラリーの習得を目指します。
2. 個性あふれる授業
SI-UKの場合、授業の進め方はかなり先生によって変わります。
雑談メインで授業らしいことはしてないけど意外と話す機会が多いなーっていう感じのものから、板書を使ってバリバリ試験対策っぽい授業をする先生まで本当に様々。
一律同じ授業スタイルが続くわけではないので飽きがきません。
もちろん逆に言えば苦手なタイプ、得意なタイプなど先生ごとに好き嫌いが分かれるのかもしれませんが、1ヶ月を通して授業をフルにうけるということを考えると色々なタイプの授業を受けるのはいい経験にもなります。
3. 授業外の時間が有用
ただ個人的にそれ以上役に立ったのはテキストブック外のところです。
若い講師が多く、またフレンドリーで雑談が好きな講師が多いので、授業内外で雑談しながら英語で話すきっかけをくれる先生、話に火がついてマシンガントークを聞いている間に生きたリスニング対策になってたりと。
また、時間外に宿題とか相談してもみんなウェルカムしてくれるし、昼ごはん講師と一緒に食べに行ったりと、毎日英語を使うということに随分慣れることができました。
その甲斐あってか、受講前最も苦手意識のあったスピーキングがわずか1ヶ月で1.0もあがりました。
入る前はいろんな意味でかなり不安だったんですが、本当に楽しかったです。
受講者同士の相性もあるんだと思いますが、僕らは男3人だけ、みんな歳も近く目標も同じなので話もあい居心地よかったのもあるかもしれません。 時間とお金的に1ヶ月のみの受講でしたが、非常に楽しく有意義でした。
まとめ
1. 良い点
- 嫌でも英語を使う
- 雰囲気が和やかで居心地が良い
- 講師も個性がありつつフレンドリー
- 少人数(夏等トップシーズンでもmax.5~6人)
- 仕事をしながらは厳しい(フルタイムコースの場合)
2. 悪い点
- 海外テキスト使用なため日本のものと比べて大雑把な印象
- 文法とかあんま細かい話は無い
- 受講生のレベル差があると大変かも(レベルチェックでクラス分けはされるようですが、申し込み人数が少ない場合は1クラス制になるとか)
- 英語全くダメって人は辛いかも(最低オーバーオール5.0以上?)
どのコースも非常にお手ごろ価格なので、学習レベルが不安な方はプライベートレッスンや1~2日完結の短期特別レッスン等から入るっていうのも良いと思います。
僕はフルタイムの前にプライベート少し受けました。
3. 結論
IELTS受験にひっ迫している方、都合さえつけばSIUKのフルタイムコースはかなりおすすめです。
僕はオーバーオール6.0を取った直後に受講しましたが授業のレベル的にもちょうどよく、受講生のレベルも5.5前後だったので非常にクラスの雰囲気も良かったです。
一通りIELTSってどんなものなのかを理解した後に、最後目標スコア達成のための実践練習という位置付けが良いと思います。 何より楽しかったのでまた行きたいなー。
修了前のIELTS模試スコア付き修了証。
この直後に受けたIELTS本試験でオーバーオール7.0(リーディン8.5)を獲得しました。
通学が困難な方
ただでさえ予備校は都内の平日通学になってしまうだけでなく、フルタイムコースともなると通学がなかなか難しいという方も多いと思います。
そんな方々には最後の頼みの綱、オンラインコースの受講を検討してみるのも手です。本ブログでおすすめしているIELTS対策向けオンラインコースがこちら。
関連する記事を書いているので、興味のある方は目を通してみてください。
WritingとSpeakingを両方学びたいならベストティーチャー(Best Teacher)
はじめまして!こちらの記事を読んで、SI-UKに興味を持ち本日フルタイムコースの体験レッスンを受講してきました。
一点ご質問ですが、Eurotraveller様が受講された際の講義内容や受講生のレベル感はいかがでしたでしょうか。
本日の体験レッスンでは、以下のBand4-5向けのテキストを使うとのことだったので、結構低めのレベルを想定しているのかなと感じました。
https://www.amazon.co.jp/Complete-Students-Answers-CD-ROM-Testbank/dp/1316601994/ref=monarch_sidesheet
Eurotraveller様も同様のテキストを使いましたか?
私のレベル感がOA5.5で目標が6.5なので、フィットしているかなと思ってはいるのですがテキストのレベルが低そうなため懸念しています。ちなみに、現在はレベルに応じたクラス分けも特に行ってないとのことでした。
コメントありがとうございます。
大変申し訳ないのですが、テキスト何を使ったのかの記憶がありません。ただ、授業はテキストブックはあまり使用せず、どちらかというとプリントや会話形式で主に進んでいったような記憶があります。
受講生のレベルですが、おっしゃる通りかなりばらつきがありました。留学を希望する人は皆目標が6-7なのである程度合うのですが、中には特に受験は考えてないけどとりあえずフルタイムで、という人がいたのは事実です。なので、記事内でも書いてある通り、講師との会話であったりオフの時間が有用かな、という気がしました。