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IELTS Readingスコア5.5→8.5を半年で達成した僕が考える英語の勉強法・参考書

      2016/11/12

IELTS対策

IELTS対策をしている方は皆さんは、少なからず勉強方法に悩んでいますよね?

私もものすごく悩みました。私自身、自分の勉強方法に試行錯誤しながら10冊以上もテキストを買いましたが、実際のところそのほとんどが殆ど手をつけないまま放置されています。

今回はそんな経験を元に、IELTS対策(特にリーディングセクション対策)に役に立ったと思えるおすすめ学習教材と学習方法を紹介いたします。

リーディングはバンドスコア5.5(2015/4)→8.5(2015/11)まで約半年でバンド3.0上げていますが、これからご紹介する本、方法でしか勉強していません。

IELTSのスコア

スコア=読解力×英単語力で決まってきます。リーディング対策に関しては、参考書の使い方が特に大事ですので、その方法もご紹介します。

この記事はおかげさまで1日で300名ほどの方にアクセスを頂いており、非常に多くのコメントも頂いています。全ての質問にお答えさせていただいていますが、この記事内では書けなかったような内容も追記しているので、是非コメント欄もご覧ください。どういう悩みを抱えている受験者が多いのか、どうすれば克服できるのか等アドバイスさせていただいてます。

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1. 学習計画の目安

勉強時間

英語の勉強に限りませんが、具体的な時期の目標がないのに効率的な学習は見込めません。私のケースでは2014年の12月に始めてのIELTS本試験を受け、その時点での自分の実力に愕然としつつ、本気で勉強する決意をしました。ただ、この時点では仕事が本当に忙しく、毎日帰宅が夜の10時以降という生活でしたので、実質勉強を始められたのは新年度始まった4月からです。

出願時期は2015年の12月でしたので猶予は8ヶ月。正確に言うと、試験の結果が手元にないといけないので11月前半までには目標スコアを取得する必要がありました。

2014年12月の時点でオーバーオール5.5、いわいる並みの4年生大学卒業生と同じレベルというところからのスタート。一方目標は出願最低レベルであるオーバーオール6.5(全セクション6.0以上)というもの。つまり実質約半年の間にオーバーオール1.0をあげる必要がありました。

一般的に言われているのが、オーバーオール0.5あげるのに勉強時間200~300時間という基準ですので、単純計算して月に50時間は勉強に当てないと間に合いません。この焦りが自分を追い込む事に少なからず貢献したように思います。

いずれにせよ、自分にはあとどのくらい時間が残されていて、その間にどの程度勉強すれば目標スコアに到達するのかを計算するところがスタート地点です。

ちなみに実際のところどのくらい時間がかかったのか、私のケースを考察したのでよろしければこちらもお読みください。

2. バンドR8.5獲得者のリーディング対策おすすめ参考書

といいつつ早速で申し訳ないのですが、リーディング対策としては特別な対策本はいりません。 必要なのは次の3冊+単語集1冊で十分です(クリックでAmazonにリンクします)。

ケンブリッジ出版公式IELTS過去問集

これはいうまでもなく「絶対」必要です。そして傾向と問題数を確保するためにも最新版の10だけではなく8くらいまでは必須でしょう。最新版の11が2016年4月に出版されています。よってこれから学習する人は9、10、11の過去問集の購入をお勧めします(オーディオ付き)。

ちなみに7以前は問題レベルが現在の試験より随分と簡単な気がするので、どんなに頑張り屋の方でも8までで十分です。9〜11のの3冊を手に入れるだけでも過去問の長文パッセージを3x4=12本解く事が出来ます。

この12本の長文をしっかり復習(後述)することで僕はリーディング8.5まで上げることができました(私の場合は過去問8〜10)。 逆に言えば3冊だけで十分です。

はっきりと言いますが、もし6ヶ月以内にこの3冊が終わってしまうようであれば、それは長文1本あたりの詰めが甘いので学習方法を見直してください

また市販の参考書等のリーディングはやる必要ありません。日本語テキストの場合は特にそうですが、設問形式が違ったり問題の難易度が随分と優しく作られている傾向があるので、はっきり言って時間の無駄と言わざるをえません。

実践IELTS英単語

この単語帳については使いやすさ等賛否両論ありますが、私はこれ一冊を信じました。結果論ではありますが、まったく問題なかったですし、あまり使いづらいと感じたこともありませんでした。

また、この単語集はIELTSの過去問を中心に作られているので、上記の過去問集と並行して使っていくと結構覚えた単語がパッセージに出てきたりしてモチベーション上がります(ちなみに最後の1章はまったく知らない単語ばかりだったにもかかわらず覚える時間も無かったんですがそれでも8.5取れました) 。

他に最近出た単語帳に4400もあります。基本的には3500と掲載されている英単語レベルは同じです。英熟語が別に1100掲載されているので4400と数字は大きくなっています。

どちらも内容的にもレイアウト的にも大差ないので好みの問題になるかと思います。

その他単語集

他にはToefl対策での定番単語集であるTOELF英単語3800、あるいはTOEFL必須英単語5600なんかも選択肢としてはいいと思います。ですが、IELTSの試験ではTOEFLほどの専門用語は出てこないので、例えば3800を使うのであれば最後の2章は覚える必要ありません。

将来的にTOEFLの受験を考えている、もしくはまだどちらの試験をメインにするか迷ってる方はTOEFL用の単語帳を使いましょう。ちなみにDuoや聞くタン、システム英単語等の大学受験向け単語帳はオススメできません

過去問3冊+アカデミックな単語集1冊、これでIELTSのリーディング対策は十分です。

3. 読解力を鍛える英語学習法

  ここからがこの記事の本題になります。読解力をつけるために必要なこと、繰り返しますが、同じテキストを使って何度も何度も繰り返すということです。

英単語暗記法

実践IELTS英単語を僕は以下のように使いました。まず1日40単語~100単語ペースで(2~5ページ)とにかくページを進める。覚える努力はしますが、別にその場で完璧に覚える必要はありません。大事なのは、1日100単語というペースを守ることです。 そして、1章(500単語)を1週間で終わらせる。そしたらその章を最低5周する。5周終わった時点でそれでも覚えていない単語にチェックをつけ、今度はその単語だけをまた100個/日ペースで覚える努力をする。

単語学習の鍵は、とにかく同じ単語を目にする機会を増やすということです。僕は慣れてきた頃には1日1時間くらいで500単語程度をざーっと眺めて知識を固めました。 たまに1日20個前後をじっくり確実に覚える、なんて人を見ますが絶対に逆効果です。

・ページがなかなか進まない→モチベーション下がる
・先に進めば進むほど前に覚えた単語から忘れる
・いつになっても難易度の高い単語に慣れない

単語暗記はじっくり時間を使ってやるものではありません。その場で覚えるのではなく、何度も目にすることで馴染ませるという単語暗記法を行ってください。絶対に英単語暗記がはかどる脳科学に基づく勉強法について記事を書いているのでこちらも必読です。

読解力と速読力の向上方法

リーディングはIELTS本番試験を想定して、まずは時間を計って(20分)長文1本を解きましょう。しかし大事なのはそこでの自己採点ではなく、その後に行う精読と多読です。

この精読が読解力向上に、多読が速読力向上に、決定的な影響を及ぼしてきます。

読解力向上のための精読

行う順序は以下の通りです。

  1. わからない単語は全て調べ覚える(日本語で本文中に書き込むのはNG
  2. 本文中に使われている同義語をチェック
  3. they, it, that等の代名詞が何を指すのかをチェック
  4. But, However, Although, While, Whereas等の逆説を示すマーカーにチェック
  5. SV構造、構文、関係詞、複数形・単数形と動詞の活用、Phrase of Verb、特定の前置詞を取る動詞等をマーカーやカラーペンを使って徹底的に理解

時間の目安は1本の長文に対して1〜2時間程度になると思います(現在の語彙力による)。そしてこれだけでテキストブックがかなりやり込んだ風になってきます。

精読を行ったのち、この方法で良いのかなー?という方は期間限定(の予定)ですが、こんな企画もやってます!

私の精読後のテキストをサンプルとして紹介するので、参考にしてみてください。精読初期に使っていたテキストなので、日本語で単語の訳が書いてある部分がありますが、これは真似しないでください後で多読をする際に後悔します。

IELTSの勉強法

速読力向上のための多読

精読後は次に多読の段階に入ります。この多読の回数が多いほど、速読力が自然とついてきます。

  1. 精読後もう一度問題を解く(ここで間違う場合には精読が不十分)
  2. 全て設問を解けたらとにかく繰り返し多読(10回や20回じゃ全然たりません)
  3. 1パッセージ3〜5分で読めるようになるまで繰り返し訓練
  4. 過去問8〜10まで全て精読をした後は目標スコア到達までひたすら多読

精読後はなるべく毎日、1パッセージにつき最低5回は読むという事を習慣的に行ってください。これを何度も何度も繰り返す事で読む速さが上がると同時に単語や構文の理解も深まります。

そして、この時役立つのが、精読時にカラーで書き込んだ文法等のメモです。これのおかげで、一目で文の構造が分かるので、文法を含む読解力があがると同時に、速読スピードが上がります。

これを過去問3冊分12本の長文全てにやってください。最初のうちは精読が大変ですが、その後はとにかく頭の中でor声に出して、とにかく読むという作業なので楽になります。

4. 最後に

英語力は日々の積み重ねで必ずついてきます。焦っていろいろな参考書に手をつける気持ちはよくわかるのですが、1本のテキストがボロボロになるくらい繰り替えしてみてください。気づいた頃には大きな力になっているはずです。

一番良くないのは、少しやっては参考書を変え、、、を繰り返すこと。覚悟を決めたら1冊やり通すという意思をもってくださいね!

リーディング以外の対策についての情報をお探しの方はこちらも読んでみてください。

その他IELTS対策関連の記事一覧はこちらからどうぞ。

勉強方法でお悩みの方は是非コメントやTwitter経由で連絡いただければ、できる範囲でアドバイスさせていただきたいと思いますので、是非遠慮せずコンタクトしてください。

またコメント欄には多くのコメントが寄せられており、私から全てに回答していますので、そちらも合わせて読んでいただければ参考になるかと思います。