フィンランドの空の玄関口であり、日本からも多数の直行便が就航しているヘルシンキ・ヴァンター国際空港。
そんな空港内にはドリンクや軽食を楽しめるラウンジがあり、中には航空会社の上級会員でなくてもプライオリティパスを持っていれば利用可能なラウンジも複数あります。
今回はヘルシンキ・ヴァンター国際空港の中でプライオリティパスが使える比較的大きなラウンジ、Aspire Loungeを紹介します。
1. Aspire Loungeの概要
今回紹介するのはヘルシンキ・ヴァンター国際空港のターミナル2にあるAspire Lounge。ターミナル2はフィンランド航空や日本航空など日本から直行便を運航する航空会社が使用しているため、日本人の利用者も多く見られます。
Aspire Loungeは保安検査後のエアサイドにあり、ゲート27~28の近くに位置しています。
シェンゲンエリア内にあるため、日本便を利用する場合にはラウンジ利用後に出国審査を通過する必要があるため、時間には余裕を持たせることが大切です。
設備はラウンジでは一般的に見られるものが全て揃っており充実。シャワーが有料という点が航空会社ラウンジとの違いになります。
2. ラウンジ内雰囲気
北欧のラウンジらしく、インテリアも最低限でシンプルながらスタイリッシュで広々とした空間になっているのが特徴。
ゆったりとくつろげるソファー席やテーブル席、ビジネス利用向けに充電ポートなども充実したオフィススペースなど様々なタイプの座席が用意されています。
今回利用したのは空港が混雑する日曜日の日中とはいえ、ラウンジの座席数には余裕があり忙しない雰囲気は皆無。ゆったりとした時間を過ごせる雰囲気になっていました。
3. ドリンクと軽食サービス
ラウンジを使う上での楽しみは無料で提供されているドリンクと軽食サービス。
今回の利用は昼過ぎということで軽食はサラダやスープがメインとなっており、その他ブレッド類やスナック類が用意されていました。
ソフトドリンクはフレッシュジュースやコーラ、スプライトなどの炭酸飲料、 アルコール類としてはフィンランドのローカルビールの他赤と白のワインが2種類ずつ、そしてコニャックやジンなどのハードリキュールが数種類用意されていました。
ホットドリンクとしてはセルフサービスのコーヒースタンドが完備。
コーヒーマシンはカプチーノやカフェラテなど一般的なものはもちろん、カラメルマキアートやチャイラテなど様々なものを選べる最新型の機械となっていました。
アルコール飲料の種類が若干少ない気がしましたが、それでも基本的な品揃えはされており、十分に楽しめるサービスになっているのではないかと思います。
軽食メニューは時間によって変更があり、朝はポリッジやオムレツなどの朝食メニューが、夜の時間になるとスナックの種類が増えるなど工夫がなされているとのことです。
4. 最後に
今回はヘルシンキ・ヴァンター国際空港のターミナル2にあるプライオリティパスが使えるラウンジ、Aspire Loungeを紹介しました。
設備はしっかりとしており、提供されているサービスも必要十分。
そしてターミナルの中央付近にあるという立地のおかげで、シェンゲン圏内の便に乗り継ぐ場合には徒歩数分でゲートへと移動できる便利なラウンジでもあります。
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港から日本へと帰国する際、もしくはヨーロッパ各地への乗り継ぎ便を利用する際にはAspire Loungeの利用がおすすめです。
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