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【北欧留学】海外留学時のおすすめ持ち物リスト

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日本では当たり前に手に入るものが海外だとなかなかそうもいかない、実際に留学を始めてみると不便を感じる人が多くいます。

私自身スウェーデン留学から始まったヨーロッパ生活、現在3カ国目8年目となり、日本からの留学生と話す機会も多くありました。

今回はこれから海外で留学生活をする方(特に北欧方面)向けに、海外在住歴の長い私が個人的に思う持って行くと便利なおすすめリストをまとめてみました。

1. 台所・食材関係

世界的な日本食(寿司や天ぷら)ブームにより、基本的な日本食材はヨーロッパの小さなでも手に入るようになってきました。

醤油やみりん風調味料、日本米、パン粉、ウスターソース、カレールー、乾燥うどんや蕎麦などは現地日本食材屋や中華系・韓国系のアジア食品店で比較的簡単に手に入れることが可能です。また日本米も少々高いですが、寿司用のライスとして販売されています。

特にロンドンやパリ、ドイツの大都市など日本人在留者の多い地域では日本食材店が豊富にあるため食材調達にはさほど困らないかと思います。

日本から持っていく食材の原則は気軽に使えて長期保存に向いているもの。

留学先の街に日本食材店があるかないかをあらかじめチェックしておくことをおすすめします。

日本酒・梅酒

成人している方の留学生活の中で友達を作る絶好のチャンスがホームパーティ。アルコールが入ると会話も弾み、英語力の有無に関わらず意気投合できる機会が増えます。

ヨーロッパでも日本酒は買えますが、その種類が限られており高い税率によってかなり割高となります。

もしスーツケースに余裕があれば日本を代表するお酒を1-2本持っていくと、話題のネタにもなるのでおすすめです。紙パックのものが割れる心配もなく安心。

特に梅酒は現地の人にも人気なので、喜ばれること間違いありません。

マヨネーズ

意外に思われるマヨネーズも海外在住日本人がいつも恋しくなるもの。もちろんヨーロッパにもマヨネーズはありますが、キューピーのマヨネーズのような味や風味はなく全くの別物とも言えるもの。

事実海外ではキューピーのマヨネーズがブランド物として高値が付けられていることもあります。

わさび・生姜・にんにくチューブ

地味に役に立つのが日本では定番のわさびや生姜、にんにくチューブ。もちろん生姜やにんにくはスーパーで売っていますが、一人暮らしだと使い切ることもできず冷蔵庫で腐らせてしまいがちになります。

チューブ入りのものはちょっとした料理に使うことができ、保存も長期で可能なので重宝します。

緑茶・麦茶の茶葉・ティーバッグ

ヨーロッパのスーパーマーケットでも「グリーンティ」は一般的に見られるようになってきましたが、そのほとんどがレモン風味やシナモンが入っていたりハーブティやフルーツティに近い味わいとなっています。

日本で飲まれている緑茶や麦茶は日本食在店に行かないと滅多に売っていないのでお茶が好きな人は用意しておくといいでしょう。

ふりかけ類

ヨーロッパで買える日本米(寿司用)はそのほとんどがイタリア産。やはり日本で買える日本米と比較すると味や風味が少し劣るのは事実。

日本でふりかけを普段から食べる人も食べない人も乾燥納豆や小梅やシラス、ちりめんじゃこなど、日本の味が懐かしくなった時に気軽に使えるものを何種類か用意しておくと白米のお供に重宝します。

スーパーでもタイ米やリゾット用の米は普通に安価に売っています。日本米も頻繁に見られるようになってきましたが、一方寿司用ライスということでパッケージが小さく割高なことが大半。

アジア食材店では5-10kmのイタリア産日本米が販売されていますが、やはり味や値段のことを考えると可能であれば日本にいる家族から定期的に郵送してもらうのがおすすめです。

炊飯器

ヨーロッパでは米を炊くという概念がなく、タイ米などは茹でるもの。鍋で米を炊くことも可能ですが一人暮らしをする際などは一度に食べ切れる量も限られてくるので、米を余らせてしまいがちです。

日本で観光客向けに販売されている海外使用の炊飯器を購入しておくと、現地で米を炊いたりその後1-2日保温しておけるので重宝します。

電圧は200-220Vに対応しているもので、一人暮らしであれば3合炊き程度の小さなものがおすすめです。

包丁

ヨーロッパでは引きながら切るという日本様式の包丁は珍しく切れ味も劣ります。また日本から輸入した包丁は高級包丁として高額が付けられています。

日本で包丁セットや三徳包丁を2-3本購入し持参しておくと便利です。

サランラップ

ヨーロッパでももちろんサランラップを購入することは可能ですが、お皿などにうまくつかないようなものが大多数。また刃の部分が紙でできていたりとラップの取り扱いが難しくなっています。

日本からサランラップを1本持っていくと、使い終わった後も箱だけ使えるので便利です。

2. 衣料品・防寒グッズ

日本の防寒具のクオリティは最高水準。コスパもよく日本人の体型に合うようデザインされているのであらかじめ用意しておきましょう。

一方日常使いの服は最低限に。アパレル店は数多くあり、日本にも展開しているH&MやZARAなど海外ブランドも多くあり比較的安価で購入できます。

ヒートテック

防寒着として最もおすすめなのがユニクロで販売されているヒートテック。

ヒートテック一枚で体感温度がまるで変わり、街中の普段着としてはもちろんウィンターアクティビティや旅行の際にも重宝します。

防水ウインドブレーカー

北欧に限らずヨーロッパは天候が変わりやすく、秋から冬にかけては降雨日も多いのでフード付き防水ウインドブレーカーはかなり重宝します。

基本外出する時は常にウインドブレーカーを着ているという人も多く、突然の雨にも備えられるので1-2枚用意しておくことをお勧めします。

ダウンジャケット

冬場に最も重宝するのがダウンジャケット。特に北欧の寒い地域に留学する人にとっては必須となります。

嵩張るので基本的に1着あれば十分ですが、質の高いものを選んでおくと冬場の快適度が大きく増します。

雪用ブーツ(ソレル)

日本でもスキー場のスタッフや雪国の人々に愛用されており、世界的に有名なウィンターブーツブランド、ソレル SOREL。

北欧留学の方はもちろんそうでない方も、冬場のスキー旅行や北欧へのオーロラ鑑賞などで非常に役立つので一足持っておくと役に立ちます。

ホッカイロ

ホッカイロはヨーロッパではほとんど見かけることがない便利品。貼るタイプが薄くて軽いのでおすすめです。

税関で「これはなんだ」と問い詰められたというケースがあるようなので、スーツケース内に数多く持ち込む場合には英語で簡単に説明できるようにしておいたほうがいいかもしれません。

3. 衛生関係

基本的にはスウェーデンに限らずどこの国でも買えるものではありますが、肌に合う合わない色々あり、特に最初は新しい生活のストレスもあると思うので慣れたものをお持ちする事をお勧めします。

ポケットティッシュ

ヨーロッパでは基本的にティッシュペーパーというものを使わない人が多く、トイレットペーパーが代用となります。また外出先ではハンカチで鼻を噛んでいる人が多いというのが印象。

ハンカチでは衛生的に気になりますし、鼻をすすっていると嫌がられる可能性が高いので、ポケットティッシュを常に持ち歩けるよう準備しておくことをお勧めします。

生理用品(女性)・避妊具(男性)

在住者の間でいつも話題になる生理用品。ヨーロッパのものの多くがごわついているにも関わらず吸収性が落ちるなど日本のものと比較すると質がよくないと言われます。

また避妊具もサイズの問題や質の問題があるので、特に男性は日本から持参しておくことをおすすめします。

日焼け止め

ヨーロッパでも日焼け止めは薬局等で購入可能ですが、肌に合わなかったりというトラブルがよくあります。

特に敏感肌な方は日本で普段から使っているものをあらかじめ用意しておくといいでしょう。

アレルギー用薬品・常備薬

日本同様ヨーロッパでも春は花粉症の季節。薬局でも抗アレルギー薬は購入可能ですが、体質など不安な方は日本で飲み慣れたものを用意しておくことをおすすめします。

また常備薬がある方は必ず持参してください。

4. 娯楽・その他

リュックサック・バックパック

ヨーロッパでは防犯の意味も込めてハンドバッグやショルダーバッグは一般的ではなく、通勤通学ともにバックパックを使うという人が大多数です。

北欧留学の方におすすめなのはスウェーデンブランドで日本でも人気のフェールラーベン。非常に耐久性が高く機能的、現地の人も多く使っています。

また海外滞在中の旅行用として少し大きめなバックパックもおすすめ。石畳が多くキャスター付きのバッグを持っていると移動が難しくなる街も多いため、若い人の旅行はバックパックを使うのが一般的です。

ルーズリーフ・ファイル

ルーズリーフは何かと便利ですが、スウェーデンにはありません。また穴開きの間隔が違うためルーズリーフを留めるバインダーもありません。

学生の方は是非日本からルーズリーフとそのバインダーファイルをいくつか持って行きましょう。消えるボールペンやしっかりと消える消しゴムなど日本では当たり前のものもヨーロッパでは違います。

文房具に関しては日本のものは最高品質なので、学生の方はある程度まとめ買いをしていくことをおすすめします。

コンセントタップ(タコ足アダプター)

コンセントのプラグ変換アダブターを日本から1-2個持っていくと滞在序盤に役に立ちます。

また日本のタコ足コンセントタップを1つ持っていくと、何個も変換アダプターを買わずして済むので便利です。

ちなみにスウェーデンを含む大部分のヨーロッパ諸国では「Cタイプ」のコンセントジャックが利用されていますが、現地での旅行なども考えマルチタイプに対応した変換アダプターがおすすめです。

モバイルバッテリー

なかなか海外では街中でスマートフォンの充電スポットを探すのが難しいですし、旅行に出かける機会も増えると思うので小型かつ大容量のモバイルバッテリーを1つ持っていくことをオススメします。

現地でも調達できますが、値段が高い割に品数が少なく、質もイマイチです。

カメラ

留学中に見える景色はいつも新鮮なもの。旅行に行く機会も多くなるためスマートフォンだけではなくワンランク上のカメラを持っていくのがおすすめです。

その時は重く感じても、後で見返す時に留学中の思い出の蘇り具合が変わってきます。

お勧めカメラの選び方は防水で夜の撮影に強いもの。オーロラ撮影などを考えている場合にはカメラ選びが大切になります。

5. お金関係

基本的にスウェーデンは以前反響をいただいたこちらの記事で紹介している通り、キャッシュレス化が進み日常のほとんどの決済はカードやアップルペイなど非接触決済を使って行います。

スウェーデンに限らずヨーロッパ諸国ではキャッシュレス化の流れは早く、基本的に現金はほとんど持っていなくても大丈夫。万が一に備え常に2-3千円分の紙幣を1枚財布に入れ、基本的な支払いはキャッシュフリーで行うというのが一般的です。

ICチップ付きクレカ

カード社会のスウェーデンではセキュリティもしっかりしており、ICチップのないクレジットカードは受け付けてもらえません。海外に強いカードとしてはこちらがおすすめです。

選ぶ基準としては、還元率、保険、カードブランドです。

ヨーロッパ旅行や留学で選ぶべきクレジットカードはこちらの記事で詳しく解説しています。

北欧キャッシュレスの現状

プリペイド式デビットカード

留学前に日本から多額の現金を持って行ったり、あるいは自宅に保管しておくのはややセキュリティ的に不安です。私は現地ATMから現金を引き出す際にプリペイド式のデビットカードを使用しています。

現金両替よりも為替手数料は低いですし、日本でチャージしておいた分を現地で引き出すという方法(プリペイド式)なので、クレジットカード付帯の海外キャッシングのようにローン扱いにもならず安心です。

また日本は国際送金の手続きが煩雑で、銀行窓口に出向いて口座情報に加え住所や送金目的、そして送金の根拠となる書類の提出など、簡単に振り込みを頼むにはややハードルが高いという問題があります。

また1回あたり数千円かかる高い手数料ももったいありません。

特に生活費や現地でまとまった現金が必要な際には、日本にいる親族等から簡単に入金してもらえるので大変便利なカードです。

最後に

スウェーデンは軽減税率制度もあり、日常使いのものは結構安く買えます。どうしても現地では手に入らないもの、いい品質のものが手に入らないものを優先して日本から持って行きましょう。

またご家族の方に郵送してもらうのも手ですし、Amazon UKの活用、あるいはAmazon Japanも商品によっては国際発送してくれるのでうまく計画を立てて荷物の準備をしてみてください。

その他スウェーデン留学こんなものがあるといいよ!なんていうアドバイスもお待ちしています。

2件のコメント

初めまして。
来年、スウェーデンの大学院へ留学予定のものです。
出願についてお聞きしたいのですが、書類はそのまま郵送で送られましたか?
必要書類などを大学のホームページで確認したのですが、不安でして
参考としていろいろと聞かさせていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
ブログも楽しく読ませていただいています!

コメントありがとうございます。スウェーデンの大学院への留学予定ということで、是非頑張ってください。
必要書類については、原則PDFファイルなどによるアップロードが基本かと思います。
その後、実物を郵送もしくは持参して渡すかどうか、というのは各大学によって違う可能性があります。
私の大学院受験においては、面接があったため、面接時に現物の書類を持参するように、というふうになっていました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。