動くトラム博物館!?観光にも便利なサラエボトラムの利用・乗車方法

サラエボトラム

ボスニアヘルツェゴビナの首都サラエボ。

ボスニア紛争が約20年前に起こったこともあり、サラエボも紛争のイメージが強くある場所ですが、現在はヨーロッパの文化とオスマントルコの文化が出会う場所として、徐々に観光客が足を運ぶようになってきました。

サラエボトラム(サラエボ市電)は、観光の中心となる旧市街を取り囲むように運行しており、サラエボの鉄道駅やバスターミナルも結んでいるため観光でうまく使いこなすと大変便利な移動手段になります。

今回は、サラエボトラムの利用方法と注意事項を紹介します。

1. サラエボトラム

サラエボ市電

サラエボトラムは欧州で最も最初にフルタイムで定期運用されたトラムとして知られており、そのトラムの歴史は1885年にまで遡ります。

ボスニア紛争中のサラエボ包囲により非常に多くのトラムや線路が破壊されてしまいましたが、紛争終了後に国際社会の支援もあり、現在はトラム網が紛争前同様市民の足として定着しています。

サラエボトラムの特徴は、紛争後の復興の際にオランダやオーストリアなどの西側諸国だけではなく、チェコ、スロバキア、さらには北朝鮮など社会主義・共産主義の国々で使用されていたトラムの供与を受けたということ。

そのため、現在では他の国で滅多に目にすることがなくなった製造後50年以上も経つような旧式のトラムがいまだに現役で運行しています。

2. チケット購入方法

チケットの購入方法は乗車前にキオスクで購入する方法と運転手から購入する場合の2通り。

ですが乗車時運転手から購入する場合にはお釣りの用意がない場合がある場合などもあり、また事前購入と比べ割高になるため、キオスクで事前購入することをお勧めします。

トラムチケットは街中にあるキオスクやスーパーマーケット、タバコ屋などで購入可能。

店員は英語を話さない可能性が高いですが、「One tram ticket, please」などと簡単な英語で伝えれば通じるはずです。

キオスクで購入する場合も運転手から購入する場合も、トラムチケットは紙のカードタイプになっています。

これを乗車時に打刻することで有効とみなされます。

3. 乗車時の打刻

乗車時には車内にある打刻機にカードを挿入し、刻印する必要があります。

これを怠ると無賃乗車とみなされ非常に高額な罰金を請求されます。運転手から購入した場合も必ず行うようにしてください。

抜き打ち検札によって打刻漏れが見つかり、高額な罰金を拒んだせいで警察沙汰になったという事案が報告されています。

4. トラムの治安

早朝や週末、日中など比較的空いている時間は観光客も安心してトラムを使用することが可能です。

ですが、通勤ラッシュのような混雑している場合には打刻機にまでたどり着けないという可能性や、観光客を狙ったすりなども報告があるためあまりお勧めはできません。

また、最近の事案ではありませんが、1両目と2両目が完全に分かれており、運転手の目が届かないようなトラムに乗車した際、2両目に乗った観光客が恐喝にあったというようなことも過去には起きています。

依然として非常に貧しい国であるということは十分に念頭の上、運転手から目が届く場所に常にいるようにする、混雑しているトラムには乗らない、トラムに乗る際には他にも観光客らしき人が乗っていることを確認するなど、最低限の注意は払うようにしてください。

5. 最後に

いかがでしたか?

サラエボトラムの簡単な紹介と利用方法を紹介しました。

サラエボトラムのルートは現在Google mapにも登録されているため、現地でトラムを利用する際には事前に使用するトラムや停留所の場所を調べておくことをおすすめします。

様々な種類のトラムが現役運用され、動くトラム博物館とさえ言われるサラエボトラム。是非観光の際の移動にも活用してみてください。

サラエボトラム

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