ロシアと国境を接し、ヨーロッパの最東部に位置するベラルーシ共和国。
その立地から東欧諸国やロシア料理の影響を強く受けた食文化が根付いており、特にジャガイモをふんだんに使った農民料理がベラルーシ料理の特徴として挙げられます。
今回はそんなベラルーシを訪れた際に是非トライしてみたいベラルーシの国民食を5つ紹介します。
1. ボルシチ
まずベラルーシで最もよく食べられているのがロシア料理の定番でもあるボルシチ。テーブルビートの鮮やかな深紅色が特徴です。
ベラルーシ人にとってはスープといえばボルシチというほどの人気料理でもあり、カフェやレストランなどありとあらゆるお店でオリジナルレシピのボルシチがオファーされています。
またその人気を反映して、売り切れになることも多々。
ベラルーシ風に生クリームを発酵させたスメタナ(サワークリーム)をたっぷり入れて食べてみてください。
2. ダンプリング
世界中で様々な独自色を出しながら進化していったダンプリング。
東欧ベラルーシで食べられるダンプリングは、小麦粉やじゃがいも粉をベースに作られたぶ厚いくもちもちの皮が特徴。
内部の具材も肉詰をした主食として食べられるものから、甘いチーズやヨーグルトなどデザートとして食べられるものまでバリエーションが豊富にみられます。
ベラルーシで是非食べて欲しいのが、内部にクリームチーズの入ったダンプリングにたっぷりのスメタナとブルーベリーやラズベリーのジャムをかけたダンプリング。
デザート感覚でも、昼食のメインとしてもぴったりです。
3. ドラニキ(サイドディッシュ)
ベラルーシの国民料理であるドラニキ。じゃがいもを練って作った生地を焼いた東欧風パンケーキで、ロシア料理で見られるドラニキよりも薄めなのが特徴的。
じゃがいもの特徴を生かして非常にもちもちでありながら、表面は油でかりっと焼き上げるのでその歯ごたえの違いも楽しむことができます。
スープやメイン料理の付け合わせとして、あるいはパンがわりの主食としても食べられます。
ドラニキを食べる際にはやはりスメタナが欠かせません。
4. ドラニキ(メインディッシュ)
もちろんドラニキはメイン料理としても食べられます。
たっぷりのドラニキに甘く炒めた玉ねぎやひき肉を混ぜ、そこを多いかぶせるようにチーズを乗せたドラニキのつぼ焼きは特に定番。
この一皿で肉野菜、乳製品を全て網羅するバランスのいいメイン料理です。
5. フライパン料理
ベラルーシやロシアで食べられる「フライパン料理」。
フライパン1枚の上に様々な具材が乗せられて一品として提供される盛り合わせ料理です。
ベラルーシで定番なのは、目玉焼きとソーセージ、そして国民食であるじゃがいもベースのドラニキとクレープが添えられたもの。
やはりこちらもたっぷりのスメタナをつけていただきましょう。
6. プラスα
ベラルーシでは周辺国の食文化も広く入ってきているため、幅広い各国料理を楽しむことができます。
ベラルーシは完全な内陸国であることから肉料理も豊富。特にクロアチアやスロベニアなどの東欧諸国でよくみられる肉の盛り合わせやカツ料理なども定番です。
肉料理が大好きだというベラルーシ、1皿のボリュームがとても大きいので複数人でシェアするのがおすすめです。
7. 最後に
いかがでしたか?
ベラルーシを訪れた際に是非トライしたい定番国民食を紹介しました。
ベラルーシ料理はロシアや東欧料理の影響を強く受けており、それにたっぷりのスメタナをつけて食べるのがベラルーシ流。
一般的にベラルーシ料理はシンプルで素朴な味ですが、日本人の口にも合うものが多いので是非ベラルーシ旅行の際には食文化も楽しんでみてください!
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