運河が多い低地の国、フリーダムの街アムステルダムや風車……などなど、オランダを彷彿とさせるキーワードは多くありますが、「ビーチ」のイメージはあまりないのではないでしょうか。
いえいえ、ちょっと足を伸ばせば実はあるんですよ、白浜のビーチが!
今回は夏に訪れたいオランダの白浜のビーチ、ノールドワイクのバカンスを紹介します。
1. オランダ人はひまわり

ノールドワイク(ノールトウェイク)は、アムステルダムからだと南西に43kmほどの距離に位置しています。
かつて漁業の町だった場所をビーチリゾートへとリノベーションしたというこのビーチは、地元オランダ人からも非常に人気のスポットです。
夏の間は多くの家族連れやカップル、ナイトライフを楽しむ若者たちで賑わいます。 アムステルダムから車だと1時間弱で行けてしまうので、週末に日帰りで帰る人も多いよう。
年間を通しての日照時間も短く、低地で気温も低いオランダ。だからこそ、人は短い夏を惜しみなく楽しむべきく、ビーチへ通うのでしょうか。
「オランダ人はひまわりみたいだと良く言われるよ。太陽がある方向に皆が顔を向けるから」なんてことを言っている人もいました。
2. ビーチ沿いでバカンス気分
ノールドワイクの魅力は、なんと言っても広大な白浜ビーチ!
ちょっとした高級リゾート地のようで、ビーチ沿いには、こじゃれたカフェやホテル、高級レジデンスがずらっと立ち並んでいます。夏のバケーションシーズンだけ住む、いわゆる「サマーハウス」的なお家もたくさんありそうです。私は泊まっていませんが、宿泊も高そう……。
が、飲み食いするのに肩肘はる必要はないと思います。おしゃれなカフェレストランであっても、ドレスコードはないので、短パン・ビーサン姿でそのまま入店OK。テラス席を確保したら、昼間からお酒を飲んで、まったりできます。
私は、インドカレーやら寿司らしきものなど、ビーチで食べるのは少し不思議な気持ちになるようなものを頼んでみました。世界各国、アジアン料理や日本料理はもはや定番なのでしょうか?
メインビジュアルに使用しているような可愛い木製のブランコもいくつか設置されているので、ここでぷらぷらするのも気持ちが良いです。
壊れるんじゃないかと不安でしたが、体の大きなオランダ人が乗っても壊れなかったので大丈夫。
またレンタル自転車を借りることもできるので、「ビーチ以外のノールドワイクも見たい」という場合には自転車で街をぶらっと一回りしてみるのも良いかもしれませんね。
3. 余裕があればサンセットまで

ビーチがばっちり西向きに位置しているノールドワイクでは、サンセット・ウォッチもお勧めです。サンセットの時間までいられれば見事な絶景を望むことができます。
とは言ってもオランダの夏は日が長い。日本の感覚だと夏でも夜7時には暗くなりますが、オランダでは夜の9時10時までは普通に明るいまま。サンセットを見ようとするとけっこう夜までビーチにいることになりますので、時間配分には気をつけましょう。
夕暮れ時になると、昼間までの明るく賑やかな雰囲気からは一転、夕方になるとサンセットに向かって肩を並べるカップル率がぐっと上がります。
ここまできたら、暮れ行く海を眺めながら日が沈むまでの贅沢な時間を満喫したいもの。
夜を越してステイする場合には、ナイトクラブなども多くある場所なので、そのままナイトライフへ突入してみても良いかもしれませんね。
4. 最後に
いかがでしたか?
夏のノールドワイクでビーチリゾートなんていう楽しみかたもオランダではすることができます。ちなみに春は海に入ることはできないのでビーチ目当ての場合には注意してください。
一方、そんな海開き前の春の楽しみの1つが世界的にも有名な「フラワー・パレード」。

チューリップ、ヒヤシンス、百合など春の花々で彩られた車が、ノールドワイクからハーレムまでの約20kmを丸1日かけてまわります。
オランダの春といえばチューリップですが、それとパレードを一緒にするところあたりがなんともオランダらしいですね。
是非オランダ観光の際にはノールドワイクに足を運んでみてください。
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