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【旅プロ】ヨーロッパ旅行に不可欠な格安航空券の探し方

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ヨーロッパ周遊って聞くと憧れる方も多いんではないですか?お金がかかりそう、、、と少し敷居が高い響きのある「周遊」という言葉。

しかしヨーロッパでの空の移動は日常。通勤に使う人さえいるほどで、航空競争もあり予想をはるかに上回って価格が抑えられています。

今回は世界40カ国以上を旅した旅のプロでヨーロッパ在住の私が旅行先を探す上で必ず使うサービス、スカイスキャナーと格安航空券を探す上での重要なポイントを紹介していきます。

1. Skyscannerで格安航空券を探すポイント

まず、スカイスキャナーのホームページを開きます。

すると、航空券検索の画面が出てきますので、出発地と目的地の空港を入力しましょう。

ここでは例として、私のホームタウンのコペンハーゲンの空港から、ふらっと近くに行くという設定であえて目的地を選択しない場合を出してみます

実はこの「すべての場所」という設定こそ、最安航空券探しの隠し技だったりします。

そして検索をクリックすると各航空会社や旅行代理店のデータベースから航空券の検索が行われます。

ほとんど全ての主要航空会社と世界中の旅行代理店など数多くのデータベースにアクセスできるのがスカイスキャナーが優れている理由。

海外の航空会社から直接探すのみならず、様々な旅行会社や格安航空会社販売会社を横断で検索してくれるので、いちいち安いサイトを探してサーフィンする必要がありません。

2. 驚きの航空券料金とその理由

検索結果をみるとただただ驚きの航空券価格が並んででてきます。なんとコペンハーゲンから1万円以下で行ける場所に27カ国。

なかには大西洋に浮かぶフェロー諸島など日本からはなかなか行くことのできない珍しい行き先も含まれています。

日本も最近は格安航空会社が増えてきており安い航空券がみられるようになりましたが、それでも航空競争が極めて高いヨーロッパの航空券の安さにはかないません。

例としてロンドン行きの航空券を見てみます。上位に並ぶのはライアンエアーやイージージェットといったヨーロッパ格安航空会社の最大手。距離にして2時間ながら、航空券はバス代金と間違えてしまうほどの1200円代となっています。

飛行の安全性という意味では全く問題ありませんが、格安航空会社はサービスレベルが低かったり荷物の持ち込みが別料金になっているものが多いなど、フラッグキャリアと若干勝手が違うこともあるので、使うのはちょっと不安という方も多いかと思います。

でもそこはヨーロッパ。格安航空会社とはいえ限りなくフラッグキャリアのようなサービスレベルを維持しているノルウェージアンインターナショナル航空や、北欧フラッグキャリアであるスカンジナビア航空の航空券もこの通り。

格安航空会社が生み出した航空競争が波及し、フラッグキャリアでさえもこれほどまで安い航空券を日常的に発売しています。

こういう数多くの航空会社を横断して料金検索ができるという機能こそスカイスキャナーが手放せない理由です。

3. 航空会社・旅行代理店で料金の最終確認

ここで利用する航空便を選択すると、航空会社や旅行代理店のHPで最終的に料金の確認と予約の手続きをオンライン上で行うことになります。

スカイスキャナーで一覧表示される料金は、利用可能な最安料金。航空会社によっては荷物のチェックインの有無や手荷物のサイズによって追加料金が発生するため、最終的な料金は航空会社や旅行代理店のサイトから予約手続きを進めた最後の支払い画面で確認をすることとなります。

今回は航空会社ライアンエアーを使う最安の便をチェック。手荷物一つ、座席指定無しなど最低限の選択でデンマークの通貨で75クローネ、日本円にして約1200円とスカイスキャナーの結果通りとなりました。

4. 格安航空券はいつ頃予約?

基本的に料金は残席数に反比例して値上がっていく段階制。そのため早く予約をすればするほど、混雑の少ない時期の航空機ほど安い航空券を見つけることができます。

目安として、格安航空券を探すのは搭乗日の2−3ヶ月前。冬の観光オフシーズンは平日であれば1−2週間前であっても比較的安い航空券が見つかることも多々あります。

逆に早すぎると逆にダイヤが変更になったり、格安航空会社の運行計画が未発表だったりなどして逆に安い航空券が出てこないということがあるので注意してください。

ヨーロッパで最も人の移動が多くなるのが4月〜5月のイースターホリデー前後、サマーホリデー本番である6〜7月、そしてクリスマス前後のシーズン。

この時期は逆に安い航空券を手に入れるのはなかなか難しいので、早い時期から航空券の値段をこまめにチェックする必要がありかもしれません。

5. 長距離と短距離は分けて検索

日本から旅行をする場合、よくやってしまいがちな間違いの一つが、日本からの直行便がない目的地を一行程として検索・予約してしまうこと。

例えば、日本からクロアチアのリゾート地、ドブロブニクに旅行する際に「東京→ドブロブニク」と検索すると、乗り継ぎ協定のある同一航空会社や同一アライアンス加盟航空会社による乗り継ぎ便しか出てこなくなってしまい、多くの格安航空会社やアライアンスを跨いだ航空券の組み合わせを見逃してしまう可能性が高くなります。

一方、日本からひとまず直行便のあるロンドンと、ロンドンからドブロブニクと2つの航空券に分けて検索すると乗り継ぎの制約がないため格安航空会社を含む数多くのオプションが表示されます。

特にヨーロッパのリゾート地などは、ヨーロッパ主要都市から格安航空会社を含む各社が熾烈な価格競争をしているため、驚くほど安い航空券も多く販売されています。

組み合わせは無数にありますが、日本から欧州までの便と、そこから最終目的地の便と分けて探すというのが安い航空券を取る秘訣の一つです。

6. 最後に

スカイスキャナーは、国内外の大手フラッグキャリアから格安航空会社まで幅広い航空会社や旅行代理店を網羅しており、その時点での最安値を簡単に調べることができる旅行好きにはたまらない優良サービス。

もちろん日本からの国際線や国内線の検索も可能です。

せっかく高い航空券を買って日本からヨーロッパまで旅行に行くのであれば、是非そのあともお得な航空券を利用して周遊してみてみてはいかがでしょうか。

国内外に多くある航空券検索サイトについて検証しまとめた記事を書いていますので、合わせてご覧ください。

実際に航空券を探してみよう!

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。