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【ドブロブニク】おすすめ観光名所20選・物価・治安・ツアー【観光ガイド】

ドブロブニク観光ガイド
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世界中の人の憧れのリゾート地として知られるドブロブニク。魔女の宅急便や紅の豚などジブリ映画の舞台としても使われたオレンジ屋根が美しい旧市街は誰もが写真やテレビなどで一度は見たことがあるのではないでしょうか。

そんなドブロブニク、日本からのアクセスは決して良くはないとはいえ一度は自分の目で見ようと多くの日本人観光客も訪れています。

時間の制約が比較的大きい日本人旅行者のために、1泊2日でドブロブニクを満喫する観光のポイントをまとめました。

ドブロブニク観光名所20選

ドブロブニクには旧市街を中心に数多くの観光見どころがありますが、旧市街自体はさほど大きくなく、コンパクトにまとまっているため1泊2日で大部分の見どころを徒歩で廻ることができます。

観光のポイントとなる名所を20カ所厳選して紹介します。

1. ピレ門

ドブロブニク旧市街を取り囲む城壁の西端に位置し、内部へと入る際のメインゲートとなるのがピレ門。

1400年代から1500年代にかけて作られた内門と外門から構成されており、石橋がかけられています。

1806年のナポレオン侵攻の際にはこのピレ門をくぐった事が知られており、歴史的にも重要な意味を持つドブロブニクのシンボルです。

ピレ門概要

名称:Vrata od Pila
住所:Ul. Vrata od Pila, 20000, Dubrovnik

2. プロチェ門・オールドタウンポート

ドブロブニク旧市街の東端に位置するプロチェ門。こちらもピレ門と同様14世紀に作られたもので、石橋に繋がっています。

ピレ門と比べると人通りは少なく知名度も低いですが、プロチェ門はタウンポートや城壁を見渡すことができる展望スポットにもなっており、昼夜問わずリゾートタウンならではの景色を楽しむことができます。

プロチェ門の概要

名称:Vrata od Ploča
住所:Ul. Vrata od Ploča, 20000, Dubrovnik

3. スポンザ宮殿

プロチェ門から旧市街へと入るとたどり着くルジャ広場にあるドブロブニクのアイコニックな建物がスポンザ宮殿。

16世紀にゴシック・ルネサンス様式で建築され、造幣局や武器鋳造所等として使われた歴史があります。

現在内部は国の古文書館として使用されている他、クロアチア独立戦争記念館として一般に無料公開されています。

スポンザ宮殿の概要

名称:Spomen ploča
住所:Ul. Pred Dvorom 1, 20000, Dubrovnik
公式HP:https://tzdubrovnik.hr/

4. レクター宮殿・ドブロブニク博物館

ドブロブニク旧市街の東側に位置しているゴシック・ルネサンス様式の建物がレクター宮殿。

スポンザ宮殿から目と鼻の先に位置しており、ドブロブニク旧市街の雰囲気を作り出しているアイコニックな建築になっています。

内部はドブロブニク博物館として、街の歴史や人々の生活にまつわる展示が公開されています。

レクター宮殿の概要

名称:Knežev dvor
住所:Ul. Pred Dvorom 3, 20000, Dubrovnik
公式HP:http://www.dumus.hr/

5. オノフリオの噴水

ピレ門から入って真っ先に目に入る大きな円形モニュメントがオノフリオの噴水。

1438年に造られ、それ以降現在に至るまで訪れる人を澄んだ水で潤しています。

飲用可能な水で、特に暑さの厳しい夏には顔を洗ったりボトルに水を汲む観光客などが多く集まります。

オノフリオの噴水の概要

名称:Onofrijeva fontana
住所:Ul. Vrata od Pila, 20000, Dubrovnik

6. ドブロブニク大聖堂(カトリック教会)

旧市街の東部、ルジャ広場に面して位置するドブロブニク大聖堂。18世紀にバロック様式で建てられたカトリック教会で旧市街にある最大級の教会の一つとなっています。

大理石で作られた祭壇まわりやティツィアーノが16世紀に描いた聖母被昇天のフラスコ画が見所です。

ドブロブニク大聖堂の概要

名称:Katedrala Uznesenja Blažene Djevice Marije
住所:Ul. kneza Damjana Jude 1, 20000, Dubrovnik
公式HP:http://www.tzdubrovnik.hr/

7. グンドゥリチェヴァ・ポニャーリャ青空市場

春から秋のハイシーズンにかけて活気がでるグンドゥリチェヴァ・ポニャーリャ青空市場。

新鮮な野菜や果物から雑貨、工芸品まで多種多様な品物を取り扱う露店が並び、地元の人と観光客で大変賑わうドブロブニク旧市街で最も評判の高い青空市場となっています。

青空市場の概要

名称:Gunduliceva Poljana Market
住所:Gundulićeva poljana, 20000, Dubrovnik

8. ドブロブニクの城壁・ミンチェタ要塞

ドブロブニク旧市街を取り囲む城壁上部は散策路となっており、旧市街を一周上から眺めながら歩くことができます。

城壁上部へのアクセスポイントは複数ありますが、最もわかりやすいのはオノフリオの噴水のすぐ近くにあるゲート。

特に旧市街の最北端にあるミンチェタ要塞からはアドリア海をバックに旧市街を見下ろす絶景を楽しむことができます。

夏場は散策中陽を遮るものがあまりないので水分補給できるように準備をしていきましょう。

ドブロブニク城壁の概要

名称:Dubrovnik City Walls
住所:Walls of Dubrovnik, 20000, Dubrovnik

9. バニェビーチ

旧市街散策に少し疲れたらアドリア海リゾートならではのビーチで楽しむのもおすすめ。

旧市街東端のプロチェ門から徒歩3分のところにアドリア海の透き通った海を楽しめる管理ビーチがあります。

更衣室やシャワー施設も整っており、バーやレストランも併設されているなど昼夜賑わいを見せる若者向けのビーチになっています。

バニェビーチの概要

名称:Banje Beach
住所:Ul. Frana Supila 10b, 20000, Dubrovnik
公式HP:https://www.beachrex.com/

10. フランシスコ会修道院/マラ・ブラーチャ薬局

ピレ門から旧市街に入りすぐ左手にあるのがフランシスコ会修道院。

内部に入ると中庭とそれを取り囲む回廊が非常に美しく、旧市街の喧騒を忘れさせます。

修道院の内部にはヨーロッパで3番目に古い薬局とされる1317年開業のマラ・ブラーチャ薬局の名残を見学することができます(現在薬の販売はしていません)。

フランシスコ会修道院の概要

名称:Franjevački samostan i crkva u Dubrovniku
住所:Poljana Paska Miličevića 4, 20000, Dubrovnik

11. 聖ヴラホ教会(カトリック教会)

ドブロブニクの守護聖人として10世紀頃から崇められている聖ヴラホの名前がついたドブロブニクの象徴的教会。

ルジャ広場に面した場所にあり、現在のヴェネチアン・バロック様式の教会は1715年に完成したもので、ドブロブニクで最も美しい宗教建築と言われています。

12. 受胎告知教会(セルビア正教会)

もともとローマ教皇との協定によって数世紀にわたりカトリック教会以外が認められなかったドブロブニク。

その後協定の縛りが弱まり1877年にセルビア人コミュニティのために建てられたセルビア正教会の教会が受胎告知教会。

外観はゴシック様式ですが、内部に入ると他のカトリック教会とは随分と異なる雰囲気を感じることでしょう。

ハンドペイントの宗教画は圧巻です。

受胎告知教会の概要

名称:Serbian ortodox church of the Holy Annunciation
住所:Ul. od Puča 8, 20000, Dubrovnik

13. 聖救世主教会(カトリック教会)

ピレ門すぐ横にあるドブロブニクに残る典型的なルネサンス様式の聖救世主教会。

1520年にドブロブニクを襲った大地震から救われた感謝の気持ちを表すものとして当時の元老院の決議をもとに地元民によって建てられました。

聖救世主教会の概要

名称:Crkva sv. Spas
住所:Poljana Paska Miličevića, 20000, Dubrovnik
公式HP:https://tzdubrovnik.hr/

14. 聖イグナチオ教会(カトリック教会)

1725年に建てられたバロック様式のカトリック教会、祭壇周りの豪華な装飾と天井画が特徴的です。

境界へと続く石造の階段はゲームオブスローンズのロケ地としても使われたことで有名です。

聖イグナチオ教会の概要

15. 歴史民族博物館

旧市街南部にあり、元々は倉庫として使われていた建物に入っている民族博物館。

ドブロブニクに伝わる伝統的な衣装や生活様式など現地の民俗を学ぶことができます。

また博物館内部は旧市街を見渡すことができる展望スポットにもなっています。

歴史民俗博物館の概要

名称:Etnografski muzej Rupe
住所:Ul. od Rupa 3, 20000, Dubrovnik
公式HP:http://www.dumus.hr/en/ethnographic-museum/

16. 海事博物館

旧市街東部、城壁の一部になっている聖ヨハネ要塞に入っている海事博物館。

ドブロブニクでの造船や航海の歴史や、中世の海図、帆船の模型などが展示されています。

海事博物館の概要

17. ドブロブニク水族館

海事博物館のすぐ隣、同じく城壁の一部に位置するドブロブニク水族館。

規模は小さいものの数多くの水槽が綺麗にレイアウトされており、特に子供連れの観光客に人気のスポットです。

ドブロブニク水族館の概要

名称:Aquarium Dubrovnik
住所:Ul. kneza Damjana Jude 12, 20000, Dubrovnik
公式HP:https://www.imp-du.com/

18. 戦争写真館

今ではアドリア海の真珠と呼ばれるほどの綺麗な街並みで世界中の観光客を惹きつけるドブロブニクも、1991年に始まったクロアチア独立をめぐるユーゴスラビア紛争の際には大きな損害を受けました。

そんな紛争の負の歴史を現世に伝えているのが戦争写真館。紛争当時の記録が生々しいカラー写真で残されており、その悲劇を忘れないためにも必訪です。

戦争写真館の概要

名称:War Photo Limited
住所:Antuninska ul. 6, 20000, Dubrovnik
公式HP:http://www.warphotoltd.com

19. ドブロブニク展望台

ドブロブニクには旧市街を見下ろす数多くの展望台があり、多くがオンライン地図に出てきません。

旧市街から徒歩でアクセスでき、アドリア海までを望むことができるおすすめ展望台がこちら。座標もしくは住所でマップ検索してみてください。

展望台の概要

座標:42°38’42.6″N 18°06’37.5″E
住所:Ul. od Srđa 50, 20000, Dubrovnik

20. ドブロブニクケーブルカー

ドブロブニクを一望することができるスルジ山にある展望台(標高778 m)と旧市街の近くとを結ぶドブロブニクケーブルカー。

街並みとアドリア海を一望することができるドブロブニクで最も人気な展望エリアで、特にサンセットは必見。

また山頂部分にはクロアチア紛争博物館もあり、1991年から始まったクロアチア独立戦争を学ぶことができます。

ドブロブニクケーブルカーの概要

名称:Dubrovnik Cable Car
住所:Ul. Kralja Petra Krešimira IV. 10A, 20000
公式HP:https://www.dubrovnikcablecar.com

ドブロブニク発オプショナルツアー

ドブロブニクで参加できるオプショナルツアーは多岐に渡り、旧市街の名所を短時間で網羅できるウォーキングツアーから隣国ボスニア・ヘルツェゴビナやモンテネグロのリゾート地に足を伸ばす1日ツアーまで様々。

ゲームオブスローンズファンにはたまらない撮影地をめぐるガイドツアーも若者に大変人気になっています。

ドブロブニクでの滞在期間に合わせた様々なツアーが催行されているので是非一度チェックしてみてください。

 

ドブロブニクの物価

ヨーロッパ諸国(特に北欧・西欧)と比較すると一般的に物価水準が低いクロアチア。

ですが、ドブロブニクは世界中の旅行者が集まる憧れの街でかつ近年ではオーバーツーリズムが問題になってきているということもあり、物価水準は他都市とは別格になっています。

基本的に宿泊施設不足は深刻ということもあり、アパートメントやホステルなど安価な宿泊施設であっても宿泊料は割高の傾向。またレストランの平均単価も北欧諸国にも引けを取らないほど割高となっています。

特にドブロブニク旧市街の城壁内部の物価は完全に観光客向けの水準になっているということは知っておいてください。

一方地元民が使用するような施設・公共交通機関や城壁外の飲食店などの料金設定はクロアチアの平均的な水準。

現地での支出を抑えたい場合には、外食時に旧市街の外にあるレストランを使ったり、地元民が使うスーパーマーケットを活用するなどの工夫が必要です。

ドブロブニクの治安

クロアチアは一般的に治安がいいことで知られていますが、特にドブロブニクの旧市街は観光客のドリームプレース。実際に旧市街にいる人はごく一部の住民を除いて、観光客か旧市街で働いている人ということもあり、凶悪犯罪はほとんど発生の記録がありません。

細い路地であっても人通りが比較的多いこともあり、女性一人でも日中から日暮れの時間まで十分安全に観光を楽しむことができます。

一方で、観光客を狙ったスリや置き引き、ひったくりなどの発生は比較的多く、人口密度が高くなる中心部では特に身の回りの貴重品の管理は十分に注意するようにしてください。

また週末を中心にアルコールに起因するトラブルも発生しているため、夜遅い時間にナイトクラブの側を通ったり、照明の少ない路地を歩く際は十分注意する必要があります。

ドブロブニクのグルメ

ドブロブニクに滞在するのであれば是非味わいたいのがアドリア海で漁れる新鮮なシーフード。特におすすめしたいのがレストラン、Konoba Captain。

路地の一角にある落ち着いた雰囲気のレストランで、非常に物価が高くなっているドブロブニク旧市街の中では比較的リーズナブルにシーフード料理を堪能することができます。

複数人で訪れる際には色々な種類の魚介類を楽しめるシーフードプラッターがおすすめです。

おすすめレストランの概要

レストラン名称:Konoba Captain
住所:Prijeko ul. 14, 20000, Dubrovnik
営業時間:10:00 – 23:00 (冬季短縮営業あり)

ドブロブニクに泊まるなら

せっかくドブロブニクに滞在するのであれば旧市街の中に泊まりたいところ。実は旧市街内部にはアパートメントやゲストハウスが中心でフルサービスのホテルは片手で数える程しかありません。

その中でおすすめなのが4つ星のブティックホテル スタリ グラッド。

客室は8室しかないこじんまりとしたホテルで、きめ細かいサービスが人気の秘訣。また旧市街を見下ろすことができるテラスでの朝食は一生忘れられない思い出になること間違いありません。

おすすめホテル概要

ホテル名称:Boutique Hotel Stari Grad
ホテルクラス:4つ星
住所:Ul. od Sigurate 4, 20000, Dubrovnik
アクセス:ピレ門より徒歩2分(旧市街内部)

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。