世界遺産アール・ヌーヴォー建築を巡るラトビアの首都リガ散策

リガの世界遺産

ラトビアのリガといえば、歴史地区全てが世界遺産登録されていることで有名です。その世界遺産の1部分を構成しているものに、ユーゲントシュティール建築(アール・ヌーヴォー建築)群があります。

リガの街を歩けば、いたるところにユーゲントシェティール様式で建てられた建築を見ることができ、町歩きの際の醍醐味の1つにもなっています。

今回は、ラトビアの首都リガで見られる美しいユーゲントシェティール建築を紹介します。

1. リガのユーゲントシュティール建築群

ラトビアの建築

ラトビアの首都リガには、ユーゲントシュティール建築群(ドイツ語)、あるいはアール・ヌーヴォー建築群(フランス語)と呼ばれる建築が多いことで有名です。

19世紀末期〜20世紀初頭にかけてラトビアがソ連の支配下に入るとともに、リガでは建築ラッシュが起こりました。その際に最先端建築技術として用いられたのがこのユーゲントシュティール様式でした。

そのため、リガでは無数のユーゲントシュティール様式の建築がみられます。

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この地図を見るといかにその数が多いかがわかると思います。

ユーゲントシュティール建築とは?

アールーヌーヴォーとは19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動。「新しい芸術」を意味する。花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった当時の新素材の利用などが特徴。分野としては建築、工芸品、グラフィックデザインなど多岐に亘った。

〜中略〜

新古典主義とモダニズムの架け橋と考えられるようになった。ブリュッセルやリガ歴史地区のアール・ヌーヴォー建築群は世界遺産に指定されている。

Wikipediaより

2. リガの歩き方

リガを歩く時には必ず上を向いて歩きましょう。思わぬ発見は建物の上にあります。

ユーゲント・シュティール様式で建てられた建築物の特徴として、動物や人間(主に女性)をモチーフにした彫刻があるのですが、リガにある建物の彫刻は一味違います。

思わずカメラを構えずにはいられないような、他では見られないおもしろいデザインの彫刻がたくさんあるのです。

そしてその一つ一つに味があり、ユーモアがあり、芸術性があります。全部は紹介できませんが、注目を引くものをいくつかご紹介します。

一度限りの芸術性、唯一無二のデザインが重要視されるユーゲント・シュティール建築ということだけあり、なんとも言えない表情のものが多い。人間だけではなくロボット?のような建築された年代を考えると非常に先進的・近未来的なデザインのものもありました。

リガ建築

こちらは多くの方が旅行の際に撮影している有名なリガの”顔”。

左右対称に作られているのですが、よくよく見ると細部への作り込みが見事。両サイドの顔半分というデザインもおもしろいですね。

見れば見るほどその作りの繊細さに驚かされるのですが、一方でもう少しハンサムに作ってあげればよかったのにという思いが湧いてくるようなものも多々。

ちなみにユーゲント・シュティール建築の彫刻は女性か動物というのが定型なので、男性の彫刻というのはそれだけでかなり珍しいものです。

マヌケ顔の男と違って女性の彫刻は比較的美人に作られています。が、例外なく上半身裸なんですよね。

アールヌーボー世界遺産建築

やっぱり裸です。服を着ているデザインは一つも見ませんでした。やはり女神=裸のイメージなのでしょう。

何かに叫んでいる方もいらっしゃいます。

夜間は目が赤く光ったりして、、、目があったら寝れなくなりそうですね。

そして、なぜか餅でも詰まらせたかのような方まで。作ったデザイナーにその心境を聞いてみたいような面白いデザインのものも多く見られます。

リガ建築

3. 番外編 風見鶏と屋根の上の住人

アールヌーヴォーとはあまり関係がありませんが、街歩きの際にもう1つ注目して欲しいのが風見鶏です。ラトビアの首都リガには多くの塔がありそれぞれ風見鶏がいますが、他にも屋根の上に色々なものがデザインされています。

リガ旧市街の中にある聖ペトロ教会やリガ大聖堂を始めとする多くの塔には黄金の風見鶏が設置されています。

こちらは有名なキャットハウスの猫。リガのシンボルでもあります。

キャットハウス

そしてなぜか、ハシゴを持ったおじさんも屋根のてっぺんにいました。リガの街を歩いていると、常に誰かから見られているような、そんな錯覚になります。

世界遺産リガ旧市街の建築

4. 最後に

いかがでしたか?ラトビアの首都リガを散策する際には是非上を向いて歩いてみてください。

ユーゲントシュティール建築に見とれたり、おもしろいデザインにユーモアを感じたりしながら散策するだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。

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しっかりと事前準備をして時間を有意義に使った観光をしてくださいね!

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ABOUTこの記事をかいた人

Shun

1988年 横浜生まれ。アイルランド、スコットランドへ短期留学後、スウェーデン南部マルメ1年留学、さらにその後英国ロンドンに大学院生として留学。北欧やバルト3国の大部分の都市・街を周遊し北欧の文化や観光情報にも精通。
留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光情報をブログにて紹介中。

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