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【コペンハーゲン】ホイブロ広場の北欧式クリスマスマーケット

デンマークのクリスマス
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ヨーロッパのクリスマスは本来の宗教的な意味合いも強く、クリスマスへ向けての国の雰囲気が一つになっていきます。

クリスマスマーケットも歴史が長く、地域に密着しており、その光景は観光客にとっても魅力的そのもの。

デンマークの首都コペンハーゲンでは、クリスマス時期になると毎年多くのクリスマスマーケットが開催されますが、今回はその中のメインの1つでもあるホイブロ広場(Højbro Plads)という広場で開催されるクリスマスマーケットの様子をお届けします。

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1. ホイブロ広場 (Højbro Plads) アクセス

ストロイエ

ホイブロ広場はコペンハーゲン中央駅より徒歩約8分、世界最古の歩行者天国であるストロイエ(Strøget)を抜けたところにあります。

ストロイエでは、デンマーク人がこよなく愛すハートのイルミネーションがクリスマスへと気持ちを高めてくれます。

ホイブロ広場 Højbro Plads

2. 地元民の憩いクリスマスマーケット

北欧クリスマスマーケット

こちらのクリスマスマーケットで気づいたのは、観光客だけでなく地元の人も多く訪れており、特に仕事かえりにふらっと寄ったというような雰囲気の人がたくさん集まっていました。

帰り道に一人で寄って、ちょっと買い物して帰るなんていう光景が当たり前のように広がっており、クリスマスマーケットも生活に密接したイベントとして親しまれていることがわかります。

クリスマーケットでは色々な露店が出ており、今回はその一部を紹介していきたいと思います。

3. クリスマスマーケットの出店

ホイブロ広場の規模はそんなに大きくなく、テニスコート2面程度の敷地です。

しかしそこに多くの露店が密集し、クリスマスギフトにも最適な装飾品や北欧の冬に欠かせない実用品、お菓子や各地の名産品など色々なものを手に入れることができます。

ハンドメイド装飾

クリスマスマーケットといえば、やはりクリスマスにちなんだ装飾品のお店が多く立ち並びます。多くはハンドメイド品で、1つ1つなんとも言えない可愛らしさと味があります。

物価の高いデンマークを考えると比較的安くは設定されているように思います。が、欲しい物がありすぎてお金がいくらあっても足らないよ、と店員のおばちゃんに話してたら笑われてしまいました。

衣料品専門スタンド

北欧クリスマス

コペンハーゲンのクリスマスマーケットの特徴の1つかもしれませんが、露店がたくさん出店している中、「クリスマスとは関係のない」こだわりの専門店もかなりの割合を占めます。

暖かそうなニット製品や革製品を取り扱っている衣料品専門店、帽子や手袋だけを取り扱っているお店など、寒い北欧ならではのお店が並びます。

各地名産スタンド

ヨーロッパ各地から取り揃えたチーズ専門店や、サラミ専門店、チョコレート専門店など、クリスマスの食卓に並ぶ食品やデザートも多く出店されていました。

お菓子スタンド

マカロンやチョコレート、キャラメル等の甘いお菓子だって子供には大人気です。中にはこんなチョコレートの作品も。

なんと工具としてちゃんと使えるようになっています。チョコでできたネジとナットももちろん締まりますし、チョコでできたドライバーでチョコのネジを締めたり、ペンチでつかんだりなんかも。。。

世界中から注文が来ていると店主が胸を張っていました。冷えていると硬いので落としたり叩いても形が崩れることはないのですが、いざ口に入れるとすぐに溶け、とても美味しく作られていました。

紹介するから写真撮らせてと言ったら「もちろん!」と言いつつカメラから目を背けるシャイな店員さん。

ガラクタ工芸スタンド

ねじや工具などの廃品を加工して造ったアート作品も売ってました。

最近日本でもクリスマスマーケットなどでたまに見かけるようになってきましたよね。

ペンチで歯をぬくネジと釘で出来た歯医者さん、、、見るからに痛そう。

4. 小腹が空いたら軽食

やはり冬は寒いので、クリスマスマーケットの中にも体をあっためられるような飲食系の出店があります。

ホイブロ広場の入り口付近に設置されたテーブルセットを囲み、多くの方が食事を楽しんでいました。

ホットドッグスタンド

北欧クリスマスマーケット

クリスマスマーケットといえばホットドックスタンド、ドイツでも北欧でもそれは変わりません。このスタンドの若い兄さん店員のテンションがすごいです。客引きもとにかくすごい。

日中通りかかって、暇そうな店員に捕まり半ば強引に買わされそうになるも、「さっき昼食べたばっかだからまた後でね」と流したんですが、再度夜通りかかったら、まさかの店員が覚えているパターンで捕まりました。

しかも結構この時は混んでたんですが、「Welcome back!」と狙い撃ちされ仕方なく1個買ってあげました。

ホットワインスタンド

ドイツや北欧諸国ではクリスマスシーズンにホットワインを飲む習慣があり、 グロッグ Gløgg(英語: グリューワイン)と呼びます。

Gløggは北欧諸国のクリスマスには絶対に欠かせない飲み物ですので、是非体が冷えたら頂いてみてください。

赤ワインにオレンジピールやシナモン、ナッツ、レーズン、クローブなどの香辛料、砂糖やシロップを加えて温めたものなのですが、とても癖になる味です。

日本でも簡単に作ることができますので、ご自宅で作ってみてもいいですし、温めるだけの市販のものもありますので是非トライしてみてください。

5. 最後に

本場ドイツともまた一味違う、地元の人の生活の一部になっているアットホームな北欧のクリスマスマーケット。冬にコペンハーゲンを訪れる際には必見です。

Højbro Pladsで行われるクリスマスマーケットは毎年11月中旬頃はじまりクリスマス直前の週末まで開催されます。

コペンハーゲンのクリスマスに興味がある方は、是非こちらもおすすめ。北欧で最も古い遊園地として有名なチボリ公園でのクリスマスの様子を紹介しています。

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コペンハーゲンは北欧最大都市ということで多くのホテルがありますが、特にオススメなのがRadisson Collection Royal Hotel。

中央駅から近く、観光のスタート地点になるストロイエからも徒歩数分と大変便利な立地にあります。

このホテルが人気な1番の理由は、このホテルのデザイン。デンマークを代表するデザイン建築家の巨匠、アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)が内装や家具、照明まで全てデザインしており、彼の最高傑作とも言われています。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。