クロアチアの首都ザグレブ。首都にあるザグレブ国際空港は空路で海外からクロアチア入りする際の主な玄関口となる空港の1つです。
そんなザグレブ国際空港、2017年に新ターミナルがオープンしたばかりの非常に綺麗な空港で、もちろん市内行きの直通バスも運行しているため海外旅行に不慣れな方や個人旅行者にも安心。
今回はザグレブ国際空港から直通シャトルバスを使ったザグレブ市内中心部へのアクセス方法を紹介します。
1. ザグレブ国際空港
ザグレブの国際空港に到着するとまず目に入るのがEU国旗。クロアチアは2013年にEUに加盟したため、それをアピールするかのように空港内にはクロアチア国旗と並んでEU国旗がたくさんみられます。
クロアチア周辺国の多く(特にクロアチアの東南側の国々)はまだいずれも非加盟国なため、EUの玄関口とも言えるかもしれません。
空港ターミナルは2013年に新しく開業したため非常に真新しく、また現状そこまで運行便も多くないため比較的落ち着いた静かな空港です。
市内へ向かうためには、タクシーを利用するか、送迎サービスを利用する、もしくは市内直通シャトルバスを利用するかの3つの方法があります。
もちろん一番お得なのは空港シャトルバスで、旅行者のほとんどがこのバスを利用することになります。
市内行きのバス乗り場は非常にわかりやすい場所にあり、まず見落とすことはありません。預け入れ荷物を受け取ったらそのまま税関を抜け、到着ターミナルからそのまま屋外へと出ます。
ターミナルのドアを出ると右手すぐ目の前に観光バスが止まっているのが見えるはずです。
2. 空港シャトルバス詳細
ザグレブ国際空港と市内を結ぶシャトルバスは観光バスタイプのものがほとんど。
バスのフロント部分には「Airport」としっかり書かれているためすぐにわかるはずです。
日中のバスの運行間隔は30分置き、早朝・深夜は出発・到着便に合わせて運行しているため、どんな時間帯に空港に到着しても安心して市内までアクセスすることができます。
もちろん市内から空港へのアクセスも同様ですので、早朝便や深夜便利用の際にも空港バスを利用することができます。
料金は乗車時にバス運転手に直接支払い、片道30クーナ(500円程度)、当日往復に限り40クーナとなっています。
尚、一点注意としてはバス車内ではクレジットカードでの支払いができないため現金が必須ということ。ザグレブ空港についたら真っ先に現金を多少両替しておきましょう。
ザグレブ国際空港ー市内の所要時間は約30分です。
運行会社: Pleso Transport Company
運賃
片道: 30クーナ
往復(当日限り): 40クーナ
運行間隔
日中: 30分間隔
深夜・早朝: 出発・到着便に合わせて運行
所要時間: 約30分
最新時刻表: こちら
3. ザグレブバスターミナル
ザグレブ市内における空港-市内シャトルバスの発着場所はザグレブバスステーションになります。
ザグレブバスステーションはザグレブ中央駅Zagreb Glavni kolodvor)の東端に位置しており、中央駅まで歩いて20分程度、観光の中心となるイェラチッチ広場(Trg J. Jelačića)までは徒歩で30−40分程度。
旧市街中心部よりやや離れていることもあり、大きな荷物を持っている観光客にとっては徒歩での移動はやや難しいかもしれません。
そんな時はバスステーションからトラムを利用して旧市街までアクセスしましょう。
4. バスステーション-旧市街地までの移動方法
ザグレブバスステーションから旧市街メイン広場であるイェラチッチ広場まで移動する場合には、バスステーション目の前からのトラム利がお勧め。
トラムチケットは事前にバスターミナル構内2階にある「TISAK」というタバコスタンド兼キオスクで購入しておきます。
トラムチケットは1回券(30分以内なら乗り換え可)が4クーナ、約70円程度ととてもお得。観光中に複数回利用する予定がある場合には、前もって何枚かまとめて購入しておくと便利です。
トラムチケットを購入したら1階に降り、バスターミナル目の前にあるトラム乗り場に向かいましょう。
左側に見えている建物がバスステーションです。
ここからイェラチッチ広場へ向かう場合には6番のトラム「Črnomerec」行きに乗ります。
バスターミナルに背を向けた際に左側に向かって走るトラムに乗ることになりますので、プラットフォームを間違えないように気をつけてください。
トラムに乗車する際は「一番前」のドアから乗車し、先ほど購入したチケットに打刻をする必要があります。
この写真と同じデザインの打刻機がトラムドライバーの目の前に設置されています。下方部分にチケットの挿入部分がありますので、ここに購入したチケットを矢印の方向から挿入してください。
ICカードを利用している乗客は最前方以外のドアからも乗車可能ですが、紙の打刻が必要なチケットを持っている場合には一番前方にある打刻機しか使えないので要注意です。
尚、打刻漏れをしてしまい、万が一車内検札などが回ってきた際に発覚すると罰金を請求されてしまいます。
一部最新式の車両では最後方の打刻機でも打刻ができますが、ザグレブトラムは新旧様々なデザインの車両が利用されており、どれが来るかはわからないので観光客は一番前から、と覚えておいてください。
最新式の車内はとてもスッキリしており、落書きなどもなくとても綺麗。イェラチッチ広場(Trg J. Jelačića)までは約15分程度の所要時間です。
5. 最後に
いかがでしたか?
ザグレブ国際空港から市街地中心部へのシャトルバス・トラムを使ったアクセス方法を紹介しました。
快適な乗り心地の観光バスでのアクセスなため、大きな荷物も預けられて楽チン。値段も非常にお得な設定なためこれを使わない手はありません。
ザグレブへ空路で入る方は是非、ザグレブ国際空港直通シャトルバスを利用してみてください。
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