旅プロが届ける旅行個別相談サービスはこちら

死ぬまでに1度〜のプリトヴィツェ湖畔国立公園の絶景はこれだ!

プリトヴィッツェ湖畔公園
海外旅行にいくなら

海外旅行をする人が必ず持つべきクレジットカードの決定版は?

国際ブランド、付帯保険、旅行中の特典、カードを選ぶポイントは様々。

海外40ヵ国以上を訪れた旅のプロがヨーロッパ向けクレカの選び方とおすすめを伝授している人気記事をチェック!

死ぬまでに訪れたい絶景○選上位の常連、クロアチアの世界遺産プリトヴィツェ湖畔国立公園。

通年を通して様々な顔を見せ、晴れでも雨でも常に絶景を見せてくれると近年急速に世界中から観光客を惹きつけている名所です。

今回はそんなプリトヴィツェ湖畔国立公園に9月中旬の小雨という環境の中行ってきましたので、その際の絶景中の絶景を、プリトヴィツェの歩き方とともに紹介します。

プリトヴィツェ湖畔公園への行き方やお勧め散策ルートなど、これから訪れる方に有用な情報はこちらの記事でまとめています。

1. 天気は悪くても気分高揚

今回プリトヴィツェ湖畔国立公園に訪れたのは9月中旬。小雨が降り、風もやや強めとあまり散策に最適とは言えないような環境。

しかし、この後で知ったことですが、この天気のおかげで来園者が随分と普段より少なかったんだとか。

雨だと水の色とか景色とか綺麗に見えるのかなぁ、と一抹の不安を抱えながらも入場券を購入。列に並んだ時間は幸運にも30秒。

チケットそのものが地図になっており、ルートや必要設備が色々と書かれています。

園内に入場するとまずは大きな地図。ここでルートの計画、確認を行いました。

明らかに空いていることや、若さ溢れる2人組で行ったこともあって、今回はCルート、全長約8kmのルートを選択。

このコースを辿れば下湖畔も上湖畔も堪能することができる鉄板ルートです。

2. 下湖畔でダイナミックな自然を

まず園内に入り飛び込んできた光景がこちら。

いきなりですが、カメラのシャッターを押す手がとまりません。繰り返しますが、小雨が降る悪条件。のはずだったのですが、水の透明度は遠くから見ても明らか。

太陽が出る天気とは程遠いにもかかわらず、水面の青さはまるでリゾートビーチです。

どのくらい透明かというと、、、

泳いでいる魚が肉眼で見えるのは当たり前。場所によって微妙に透明度が違いますが、例外なく水が綺麗です。

下湖畔の散策路はこのように綺麗に整備されており、足場はまったく問題なし。

噂によると、冬期に凍結した散策路に足を滑らせてカップルごと水に落ちた某アジア国の観光客がいたんだとか。。。

水で濡れているだけでも結構滑るので、ある程度歩きやすい靴の準備は必要そうです。

ちょっとした水の流れも、おもわず足を止めてしまうほどの美しさ。

ちなみに、お気づきかと思いますが見ての通りガラガラです。これが夏のトップシーズンにどうなってしまうのかは、他のブログを見ていただくと見つけられるかと思いますが、まるでデパートの初売り状態。

やはりこういう自然を堪能する場所には静かな季節に訪れたいものです。そういう意味ではオフシーズンに入りかけていてしかも悪天候、というのはむしろ正解だったに違いありません。

下湖畔の散策ルート前半に、プリトヴィツェ湖畔国立公園で最も高低差があり観光客が唯一集結している滝スポットが。

広角レンズでないと上まで収まりきれない見事な滝です。

個人的にはプリトヴィツェのイメージだとこういう大きい滝より小さくて趣ある滝の方が画になるな、とも感じます。

こういう滝のほうが癒されます。写真見てるだけでも癒されませんか?

まだ9月という時期もあり、木々は青々。苔がいい具合についていたり、水の青々とした色や白い水しぶきなど全てが調和したまさに大自然。

魚も沢山泳いでおり、釣りをしたら入れ食い状態な気もしますが、もちろん釣り禁止です。

ちなみに手づかみも禁止。水に触れたりすることも禁止されているので、自然保護のためにルールは守りましょう。

20m歩いて写真ストップ。また20m歩いて写真ストップ。そのくらい下湖畔には見所がつまっています。

全身からマイナスイオンを浴びて、さぞかし体にもいいに違いない。

ちなみに、トップシーズンだと人の列がひたすらぞろぞろ続くらしく、写真も落ち着いて撮っていられないなんて記事もみかけたので、時期選びは本当に慎重に。

私たちが行った時でさえ、団体旅行組に巻き込まれるとものすごい大渋滞、大混雑に見舞われましたが、彼らはものすごい早歩きで駆け巡っていくので5分程度待っていればまた静寂の環境に戻ります。

団体旅行がダメとは言いませんが、某アジア国のみなさん、あんな大集団であんな早歩きであんな大賑わいで駆け抜けて、この大自然を本当に楽しめているのかちょっと不安に。

とかれこれこちらはマイペースで2時間程度かけて下湖畔を歩きました。

3. クルージングでしばしの休息

と歩いているとクルージングポイントへ。

ひらけた湖が目の前には広がり、ここからボートで上湖畔の散策ルート入り口部分へと一気に移動します。

下湖畔だけでも結構アップダウンがあり、また進んでは止まってを繰り返したため足の疲労はそこそこ。

上湖畔クルーズを前に船内でしばしの休憩です。

このボートの空き具合をみてもいかに空いているかわかりますね。

もちろん待ち時間はなし。快適な散策旅です。

もちろんボート乗船中にも美しい景色は健在。にしても水の綺麗さは目を見張ります。

4. 上湖畔散策はのんびりと

上湖畔ルートに入ると、下湖畔ルートの時とは明らかに人の数が減ります。やはり多くの人が下湖畔だけのルートを散策しているのでしょう。

また上湖畔ルートではツアー客は一人も見かけませんでした。

下湖畔と比較して見所が少ないといわれる上湖畔ですが、とはいってもやはり綺麗なポイントはたくさん。

さらに人も少なく静かなので絶景を独り占めすることができます。

上から湖を望む絶景ポイントも。晴れていたら間違い無く綺麗ですが曇り空でもなかなか絵になります。

上湖畔は途中未舗装の部分もあり、特に今回は雨が降っていたこともあって足元は結構ぐちゃぐちゃ、というところも多数。水たまりを避け、時には水たまりを気にせず突破して進みます。

ちなみに水の綺麗さで言えば上湖畔の勝ち。全く濁りのない驚くほど透明できれない湖がたくさんありました。

自然が作り出したと考えるとやはりすごい。インスタ映えなんていう一言では表せません。

思わず飛び込みたくなるほどの水の綺麗さですが、もちろん厳禁。唯一許されるとしたら冬に足を滑らせて落下した時だけ?

上湖畔には高低差のあるダイナミックな滝はあまりありませんが、線が細く絹糸のように水が落ちる滝がたくさんあります。

雨が降った後ということもあってか、地表から流れ出す水。

こういう自然美は人間が作ろうと思ってもできません。ちなみにこの地には人類が数千年前から住んでいたことが記録されているんだとか。

古代からずっと続く絶景が今に保たれてきたに違いありません。

とそうこうしている間に今回の上湖畔散策ルートは終了。

その後トロッコバスに乗ってエントランスに戻り、プリトヴィツェ湖畔公園散策終了です。

5. 最後に

いかがでしたか?

プリトヴィツェ湖畔公園で撮影した絶景写真をメインに実際の散策の様子を紹介しました。

今回歩いたルートはこちらの記事でお勧めしているエントランス1発Cコース(エントランス2離脱)ルート。

今回はとても空いていたこともあって、4−6時間と目安が設定されているコースでしたが実質4時間弱程度の所要時間で回ることができました。

ただ、かなり道が細く、歩く距離が長いのでトップシーズンや団体ツアーが多い時期などは、確かに相当な時間がかかるような気がしました。

是非みなさんも訪れる際にはトップシーズンを少し外して、落ち着いて散策できる時期を狙って訪れてみてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
アバター画像
Eurotraveller 公式
ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。