名刺といえばビジネスシーンの自己紹介用。そんな固定概念をもっていたりしませんか?
実は旅行をする人や旅ブロガーこそ「旅用名刺」を作るべき。ほんのわずかな費用で大きなメリットを享受することができます。
今回は旅行者こそ名刺を作るべき理由を、実体験に基づき5つ紹介します。
0. 作るべき名刺の書式
まず理由に入る前に、どんな名刺がいいかを紹介します。
まず普段ビジネスで使っているような名刺はNG。もっとフランクで印象深いもの、そしてそこに希望に応じてインスタグラムやFacebookなどSNSのアカウントを書いておくとGoodです。
メールアドレスは心配な人は旅行用にサブを作ってもいいかもしれませんね。
またブログを持っている人は是非URLを記載しておきましょう。ブログURLの破壊力はなかなか高いのでアクセス数によらず書いておくことをお勧めします。
私の名刺には
- 名前
- メールアドレス
- EyeEm(写真SNS)アカウント
- ブログURL
- ブログ平均アクセス数
- ブログテーマ
- 趣味
- 職業「Travel Writer」
を書いています。もちろんブログは趣味でやってるだけではありますが、本職については一切記載せず旅ブログ用ということであえて「Travel Writer」と記載。
ブログ書いてる以上ライターなのは間違いないことですよね。
1. 帰国後も交流を
まず名刺といえば自分の自己紹介をするもの、と同時に相手に自分の連絡先を渡すことになります。
旅先でちょっと話しをしたり、道を聞いたりした人にいきなり「ねぇ。フェイスブック教えて!」なんて言ってもなかなか教えてもらうことはできないかもしれませんが、こっちから連絡先を渡す分にはまったく問題なし。
相手が自分に興味を持ってくれれば連絡をくれるかもしれませんし、別に来なくても「一期一会」の思い出としてとっておいてもらえれば大丈夫。
当面連絡がなくたとしても、ある時向こうから「今度日本に行くんだけどいい場所紹介して」なんて連絡が来て実際に再会なんてこともあります。
SNSの交換だと、逆にタイムラインをたまに見るだけの付き合いになりがちなので、あえてメールアドレスを通すというのは深い繋がりを作るのには便利です。
2. 写真を通じた出会いは世界共通
もし旅先にそこそこいいカメラを持って行く人には名刺がかなりの武器になります。
よく観光地を歩いていると、向こうから「写真撮って」と頼まれることがあります。そんな時に自分のちょっといいカメラでも一緒に撮影してあげて、後で写真送ってあげるから「ここに連絡ちょうだい」なんていうとかなり高確率で連絡が。
他にも街中で見かけたちょっと素敵な人なんかに、名刺と一緒に1枚だけ撮らせてほしいなんていうと快くOKしてくれるはず。
一眼カメラ等で撮影してあげると背景がボケたプロっぽい写真が撮れるので、そういう写真を送ってあげると本当に喜ばれますよ。
逆に勇気がある人は、「そのいいカメラで私を撮って!」なんていう攻めの姿勢もできるかも。。。
3. お店でサービス?
スナップ写真を撮りながら、ちょっと撮影したいお店なんかを撮らしてもらう際に、名刺1枚渡すだけでも快くOKと言ってくれたりします。無断で商品を撮られることを嫌がるお店は多いですが、名刺1枚だけで本当に対応が変わります。
特に旅ブロガーはここで強みを発揮できます。自分のブログで紹介したいんだけど、、、というと殆ど「No」と言われることはありません。
それどころか、色々オススメを教えてくれたり、個人経営のカフェなんかだとクロワッサン1つサービスにしてくれたり思わぬメリットがあります。
4. 入場無料になることも
私の実体験ですが、博物館を見学する際にブログに撮影した写真を掲載していいか聞くため名刺を見せたところ、入場料を無料にしてくれたことが過去に何度かあります。
私の名刺には「月間10万アクセス(現状はもっとあります)」と書いており、これを見た博物館スタッフが私のことを「影響力のある人」とみなしてくれたんだと思います。
なかなかこういうケースに持ちこむのは難しいかもしれませんが、「ライター」という肩書きが思わぬ幸運を呼び寄せて来てくれます。
5. ブログのアピールにもる
旅ブログをしている人にとっては、名刺を渡すという行為自体がブログのアピールになります。日本語で書かれている場合には海外の人にはあまり読んでくれないかもしれませんが、少なくとも話題の提供にはなります。
どんなことを書いているのか、どこを旅行しているのか、どのくらいの人がアクセスしているのか、そんなこともネタになりちょっとしたブログネタで盛り上がれること間違いありません。
もちろんブログをやってない人でも、簡単な趣味や職業などを名刺に書いておくとそれをもとに話題が広がるはずです。
最後に
いかがでしたか?
旅人なら名刺を持つべき理由を紹介しました。
実際に私も常に持ち歩いていますが、しばしば名刺の破壊力を感じることがあります。有料のところで無料になったり、追加でサービスを受けられたり。
♪♪ビスタプリントのプレミアム名刺♪♪
3500種類以上のデザインから選べる。写真/ロゴアップロード可。
少なくてもその場の話題作りとしてはかなり役立ちます。私の場合は特に名刺裏に書いた「月間10万アクセス」ってことに驚かれ、運営のことなど色々聞かれることも多くあります。
従来は名刺を作る際には専門業者と打ち合わせをしながら作ったり、決められたテンプレートの中から選んだり、あるいはイラストレーターなど高度なソフトを使わないと作れなかった名刺ですが、今ではビスタプリント などのオンライン上で、おしゃれなデザインのものを簡単に作ることができるサービスが増えてきています。
旅行先で現地の人々との交流を持ったり、さらにはそんな交流を長く続けるためにも役立つ名刺。是非みなさんも旅立つ前に作ってみてください!
海外旅行をする人が必ず持つべきクレジットカードの決定版は?
国際ブランド、付帯保険、旅行中の特典、カードを選ぶポイントは様々。
海外40ヵ国以上を訪れた旅のプロがヨーロッパ向けクレカの選び方とおすすめを伝授している人気記事をチェック!