スウェーデン国内(南部)・コペンハーゲンの電車の切符購入方法(近距離編)

スウェーデンデンマークに旅行に来たら、現地の鉄道を使う事で旅行の幅が一気に広がります。スウェーデンの市街地はどこも公共交通機関が発達しており、タクシーをあえて利用する必要はありません。

今回はそんなスウェーデン南部及びデンマークの近距離の鉄道の移動の際の切符の購入方法をご紹介します。

尚、スウェーデン国内の遠距離の高速鉄道の切符の買い方はこちらをご覧ください。

1. 券売機

コペンハーゲンなどデンマーク側とマルメなどのスウェーデン側では使用されている自動券売機が若干違います。しかしながら、基本的には言語や構造等多少の違いはありますが、北欧圏も含めて列車の券売機のシステムはほとんど変わりません。

ストックホルムの地下鉄等一部を除き改札口はなく、乗車後の車内検札が基本になってきます。

そのため車内検札で切符がなかったり、誤った切符を買っていると高額の罰金を請求されるので気をつけてください。また乗り越し清算のようなシステムもありません。

2. 行き先選択

切符の買い方

これ以降はスウェーデン側での券売機を使用して切符の購入方法を紹介しますが、前述通り北欧諸国ではどこも同じようなシステムですので、デンマーク側で切符を購入する際の参考にもしてください。

初期画面はこのような画面になっています。左側のイギリスの国旗をタッチすると英語表示になります。

真ん中よりしたに主要駅の名前が書いてあるので、基本的には旅行者はこの中から行き先を選ぶことが多いかと思います。

もし目的地が最初の画面上に見当たらない場合には「köpa biljett / Buy a ticket」を選択し、目的地を探してしてください。行き先を選択後、1st classか2nd classかの選択、片道(one way)か往復(return ticket)かを選択し、支払いへと移ります。

3. 支払い方法

スウェーデン券売機

支払いの画面はこのように3種類(ものによっては現金がなく2種類)表示され、その中から選ぶことになります。今画面の表示はスウェーデン語になっていますので、スウェーデン語で紹介します。

a. スマートカード

マルメの切符

日本でいうところのSuicaやPasmoのような、その地域で有効なICカードを持っている場合には「Resekort / Smart card」を選択します。

ICカードは地域によって使えるものが限定されています。たとえば、スウェーデン南部のスコーネ地方ではjojoカードというもののみが利用可能で、イェータランド地方発行のICカードやコペンハーゲンで発行されたICカードは使用できません。

スマートカードを選択すると、券売機のカードリーダーにタッチするよう求められ、その後金額の最終確認画面が出ます。購入を確定する場合は「Ja / Yes」を、変更する場合は「Nej / No」を選択し、後述する支払いへと進みます。

注意しなければならないのは、支払い手続き完了後再度ICリーダーにかざさなければいけないということ(指示有り)。こうすることで、ICカードから料金が引かれ清算が完了します。正常に購入手続きができた場合にはレシートのような切符が発券されるので忘れずに受け取ってください。

ちなみにICカードを利用した場合には、運賃が割引になるので(jojoカードの場合は20%オフ)ので、もし持っている人はこれを使わない手はありません。詳しくはこちらをお読みください。

b. 現金払い

現金で支払う場合には「Kontant」を選択します。尚、券売機の種類によっては現金を受け付けてないことがあるので気をつけて下さい。特にコペンハーゲン中央駅以外の小さな駅ではカードしか使えないという券売機しかない場所もあります。

スウェーデンのスコーネ地方(マルメ等)の自動券売機で購入した場合にはレシートのような薄い紙切符(後述)が出てきますが、間違っても捨てずに乗車中はいつでも検札に見せられるようにしておいてください。

c. クレジットカード

スウェーデンの切符の買い方

クレジットカードで支払いたい場合は「Betal- och kreditkort」を選択します。この際気をつけなければならないのは、クレジットカードの条件です。基本的には、ICチップ付き、暗証番号入力、VISA or Master cardしか受け付けていません。北欧でのクレジットカードについてはこちらも御覧ください。

クレジットカードを選択した場合には、カード挿入口に自分でカードを挿入し、その後暗証番号4桁と緑色の決定ボタンを押します。カード挿入口の液晶に「Ta ut / Remove」と表示されたらカードを引き抜きましょう。この場合も現金と同様にレシート切符が発券されます。

4. チケット

現金もしくはクレジットカードでチケットを購入した場合には、車内検札に備えて発券されたチケットを忘れずに車内に持ち込む必要があります。

主にチケットは2種類に分かれ、1つは切符式、もう1つはレシート式です。間違って捨てないように気をつけて下さい。

a. コペンハーゲンで購入の場合

DSB切符

コペンハーゲンの自動券売機で購入した場合にはこのようなチケットが発券されます。

その他、デンマークの主要駅で切符を購入した場合にはこのようなしっかりした切符が発券されます。

b. マルメで購入の場合

マルメの電車切符

こちらのチケットはスウェーデンのマルメで購入したチケットです。スウェーデン側の駅で列車の切符を購入した場合にはこのようなレシート形式になります。

レシートと同じで薄い紙切れですが、目的地に着くまでは捨てないように気をつけて下さい。特にクレジットカードで購入した場合にはカードの明細と乗車券が全く同じような見た目ですので注意が必要です。

4. 最後に

英語での表示にも対応しているため、切符の購入にさほど迷うことはないはずです。

なかなか地元の公共交通機関を使うのはハードルが高いと思われがちですが、北欧の鉄道網は比較的シンプルで、旅行者にも優しいので是非鉄道を使用して移動してみてください。

もちろんコペンハーゲン(デンマーク)からマルメ・ルンド(スウェーデン)に切符を買って小旅行なんていうような、国境を越える場合でも切符の買い方は同様です。

電車を乗りこなせると随分と移動の幅が広がるので、是非トライしてみてくださいね!

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3 件のコメント

  • こんにちは。スウェーデンの電車情報を探していて、巡り会えました!とても、詳しく書かれていて心配事が少し減りました。9月にマルメで一泊してルンドとクリッパンに行こうと思っているのですが、券売機でチケットを買うのが、少し不安なので有人の窓口でチケットを買おうと思っているのですが、お支払いはyoyoカードでも出来るのでしょうか?

    • チケットを買うのはマルメで購入する、ということでしょうか?
      ルンドへもクリッパンへもマルメから使う列車はPågatågという各駅停車になるかと思いますが、マルメにはSJの窓口(主に高速鉄道用)はありますが各駅のチケットは基本券売機で購入することになります。
      画面上で行き先の駅名を探して購入するだけですので特に難しいことはないかと思いますし、Pågatågの運行エリアは全てSkånetrafikenの管轄なのでJOJOカードが使えます。
      窓口ではSJ Snabtågetのチケットを買ったことはありますがクレジットカードでしか払ったことがないのでわかりません。が、JOJOカードはあくまでSkånetrafikenというスコーネ市の鉄道会社が発行しているもので、SJ(国鉄)とは無関係なので多分無理なのではないでしょうか。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    Shun

    1988年 横浜生まれ。アイルランド、スコットランドへ短期留学後、スウェーデン南部マルメ1年留学、さらにその後英国ロンドンに大学院生として留学。北欧やバルト3国の大部分の都市・街を周遊し北欧の文化や観光情報にも精通。 留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光情報をブログにて紹介中。

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