スウェーデン北部、オーロラや犬ぞりツアー、アイスホテルなど北緯68度の北極圏にある街ならではのアクティビティを楽しむことができることで知られているキルナ Kiruna。
人口約2万人の小さな街ではあるものの炭鉱の街としてもしられ、観光だけでなく産業でも栄えています。
そんなキルナの玄関口がキルナ空港。観光客の多くがストックホルムやコペンハーゲンなどの北ヨーロッパの都市から空路でキルナ入りすることになります。
また冬季限定ですがスカンジナビア航空によりオーロラ直行便チャーターという成田ーキルナ便が運行されることも。
今回はそんなキルナ空港から市街地中心部までのアクセス方法を紹介します。
市街地へのアクセス方法は3パターン
1. タクシー

キルナ空港のターミナル前にはタクシースタンドがあり、常時空港利用者向けに待機ています。
何らかの理由で後述するバスに乗ることができない場合や、バスの停留所から宿泊場所が離れている場合などに利用を検討してみてください。
市街地まで所要時間は10分〜15分程度です。
尚、スウェーデンは物価が高いこともあり、短区間の乗車ではありますが400SEK程度(5000円〜6000円)かかります。
2. バス Flygbuss

バスはストックホルム・アーランダ国際空港発着のキルナ便(スカンジナビア航空・ノルウェージャン航空)に合わせてスケジュールが決められており、1日3−4本(平日)、5−8本(週末)運行されています。
空港〜市街中心部の所要時間は20分です。
市内行き

バスは事前予約は不要。ストックホルムからの飛行機が到着後30分後を目処にバスが出発します。
航空機の遅延が起こった場合は、その到着時刻から30分後がバスの出発時刻となります。
空港の到着ゲートを出たのち、空港ターミナルの外に出ると「Flygbuss」と書かれた案内があるのでそちらで待機していてください。
通常は航空機到着時にはバスが屋外で待っているのですぐに見つけられるはずです。
空港行き

出発便の時間に合わせてバスのスケジュールが組まれており、航空会社の時刻改正に合わせてバスの時刻表も改定されています。
キルナの中心部にあるバスターミナル内に最新の時刻表が掲示されているので、そちらを参考にしてください。
尚、出発便の遅延などは考慮されません。
バスの発車場所はバスターミナル内ではなく、道路を挟んで反対側の道路にあるバス停となっているので間違えないように注意してください。
アイスホテル行き
空港バスを利用してアイスホテルに行く場合には、キルナバスステーションで下車し、そこから路線バスへと乗り換える必要があります。
キルナバスステーションからアイスホテルのあるユッカスヤルヴィ Jukkasjärvi までの行き方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
運賃支払い方法
運賃はカード(VISA、マスターカード)もしくは現金で支払いが可能です。乗車時に運転手に支払ってください。
運賃は行き先を問わず固定。大人 110SEK、子供(16才以下) 55 SEKです。
尚、空港内に現金を引き出すことができるATMは設置されていません。
停留所
- Kiruna Airport
- Hotel E10/Coop (Österleden)
- Kvantum (Malmvägen)
- Triangeln (Hjalmar Lundbohmsvägen)
- Trädgårdsgatan (Hjalmar Lundbohmsvägen)
- Bus station (Hjalmar Lundbohmsvägen)
- Police station/City Center (Hjalmar Lundbohmsvägen)
- OK-Parken (Adolf Hedinsvägen)
※ ( )内は通りの名称
Police stationもしくはBus stationが市街地中心部の最寄りバス停となります。
尚、Bus stationと書いてありますが、厳密にはバスステーションの目の前の道路沿いにFlygbussのバス停留所があるので、空港行きバスを利用する際には注意してください。
ホテルに宿泊予定の場合には運転手にホテル名を告げることで最寄りバス停を教えてくれます。
Kiruna Hörvalls Bus: 公式HP
3. エアポートシャトル
キルナ空港からアイスホテルのあるユッカスヤルヴィやオーロラ観測の名所アビスコなどへ直接向かいたい場合には、キルナ公認観光案内所であるVisit Kirunaが催行するシャトルサービスがあります。
こちらは事前に予約が必要となっているので、予定が確定している場合には忘れずに申し込んでおいてください。
Visit Kiruna: 公式HP・予約
海外旅行をする人が必ず持つべきクレジットカードの決定版は?
国際ブランド、付帯保険、旅行中の特典、カードを選ぶポイントは様々。
海外40ヵ国以上を訪れた旅のプロがヨーロッパ向けクレカの選び方とおすすめを伝授している人気記事をチェック!