北欧で列車旅!フィンランド国鉄(鉄道)長距離列車の利用方法

フィンランド鉄道

フィンランドの主要都市をカバーし、フィンランド国民にとって長距離移動の際に最も一般的な交通手段となるフィンランド国鉄(フィンランド鉄道)。

政府が100%出資しており、フィンランドにおける都市間輸送の中枢を担う存在です。

フィンランドは周辺ヨーロッパ諸国と比較し、格安航空会社の参入が少なく航空券の値段が下がらない傾向にあるため、早く安く移動するためにはフィンランド鉄道の活用が欠かせません。

今回はそんなフィンランド鉄道を使った都市間の移動方法を紹介します。

1. 乗車券購入方法

フィンランド鉄道の乗車券は、オンラインで事前に購入する方法と、乗車前までに駅備え付けの自動券売機(もしくは窓口)で購入する方法があります。

今回はオンラインで購入する方法と、自動券売機で購入する場合の2通りを紹介します。

a. オンライン購入

フィンランド鉄道公式HP経由

フィンランド鉄道の乗車券をオンラインで購入する場合の最も代表的な方法が公式HP経由で購入する方法。

言語はフィンランド語の他、英語、ロシア語から選択が可能です。

まずはトップページ上部から言語を英語(EN)に切り替えてください。

次に、「FROM」の場所に出発地を、「TO」の場所に目的地を英語で入力します。頭文字を入力するとリストが表示されるので、そちらから選択することも可能です。

往復の乗車券を購入する場合には「RETURN」をクリックします。

その他出発日や希望の時間、乗車人数を選択し、「GET THE PRICE AND BUY A TICKET」を選択してください。

すると次の画面で列車の一覧が表示されます。ナイトトレインと呼ばれる深夜運行する列車には寝台車が連結されています。

列車の種別や時間帯、混雑状況によって最低料金が変わるので、予算と日程にあった列車を選択してください。

その後「CONTINUE TO SEAT SELECTION」を選択します。

次の画面では、座席種別を選択します。

フィンランド鉄道の車両には通常の2列シートの他、作業デスク付きの「Working Compartment」と呼ばれる座席や6人座席のコンパートメント、4人向かい合う席など様々な種類の座席があるため、希望があれば選択してください。

また、寝台列車を選択した場合には通常座席の他、ベッド付きのコンパートメントも選択可能です。

「Sleeping Compartment」というのは2人定員の個室、「Sleeping berth in a male or female compartment」は男女別の4人もしくは6人の相部屋を指します。

希望座席種別を選択後「SELECT SEAT」を選択すると、その後さらに細かい座席指定が可能になります。

今回は例として「Sleeping Compartment」の座席マップを表示させています。

空室は緑色で表示されており、選択すると黄色へ変わります。「Sleeping Compartment」は個室なため、1箇所選択すると同室内のベッドが全て選択されるようになります。

次の画面では選択した列車や座席の詳細と最終的な金額が表示されます。

問題ないことを確認し、支払いへと進んでください。支払い方法はVISA、Master Card、American Expressが利用可能です。

乗車券は、支払い画面で入力したメールアドレス宛にQRコードと共に届きます。

このQRコードが乗車券となりますので、スマートフォンでいつでも見せられるようにしておくか、添付されてくるPDF形式のQRコード付き乗車券を印刷して乗車当日に車内へと持ち込んでください。

レイルヨーロッパ公式HP経由

もう1つの方法が、欧州各国鉄や主要鉄道会社による合弁会社、レイルヨーロッパの公式HPを経由する方法です。

こちらは日本語と日本円決済に対応しており、また日本独自のコンビニ支払いやJCBカードでの支払いが可能。

さらに自宅へのチケット宅配(要手数料)に対応しています。

困った時には日本語でのサポートサービスもあるため、英語でのやり取りやメールを使ったチケットの受け取りなどに不安がある方は、レイルヨーロッパを使ってみてください。

b. 駅での購入

駅備え付けの自動販売機からの乗車券購入方法を紹介します。

フィンランド鉄道の都市間路線を購入する場合には写真左の緑色の券売機「VR」と大きく書かれているものを使用します。

「HSL/HRT」と書かれているものはヘルシンキの近郊鉄道(通勤列車)専用となりますので注意してください。

自動券売機の初期画面上部には、主要都市の名前があらかじめ表示されており、直近の列車を利用する場合にはこちらからシンプルに購入可能です。

一方、時間指定を別途行いたい場合には、「Long distance: Train tickets」を選択してください。

次の画面では「Domestic tickets(国内路線)」を選択します。

次に目的地と時間の指定をします。主要都市は初めからリスト上に表示されていますが、目的地が見つからない場合にはタイプして入力することも可能です。

「Continue」をタップすると、指定時刻前後の列車一覧が表示されるので、希望のものを選択してください。

自動券売機を利用する場合でも、フィンランド鉄道公式HPを利用する際と同様座席指定が可能です。

空席は緑色で表示されるため、その中から希望の座席を選択します。

最後に購入画面となります。発着地や時間に間違いがないかを確認し、「Buy ticket」をタップしてください。

支払い方法はクレジットカード(ヘルシンキなど大きな駅に限定して現金に対応した機械もあり)となります。

ICチップ付きのVISA、MasterもしくはAmerican expressのクレジットカードを用意してください。

チケットにはQRコードが印刷されているレシートタイプ。車内検札で必要になるので無くさないようにしてください。

2. 自由席/指定席

フィンランド鉄道では、座席指定が必要な列車と不要な列車があります。

例えば、ヘルシンキからオウル間のを走るインターシティや、ペントリーノというイタリア製の列車を使った高速鉄道、夜行列車などは全席指定となっています。

これらの列車の乗車券を購入する際には、自動的に座席指定画面が表示されるため、これらが表示された場合には全席指定、何も聞かれなければ自由席の列車と考えてください。

イースターホリデーやサマーホリデーシーズンなどは全席指定の区間は満席になることも少なくなく、場合によっては希望する列車に乗れないということも考えられますので、あらかじめ事前に乗車券を準備しておくことをお勧めします。

また、フィンランド鉄道では早割制度があり、早く予約するほど割引率の高いチケットを購入することができます。ですので、自由席・指定席いずれにせよ日程が確定している場合にはチケット事前購入がおすすめです。

3. 検札

フィンランドでは日本のような自動改札はなく、誰でも鉄道に乗車できるようになっています。

代わりに乗車後に車掌による検札がありますので、購入した乗車券は必ず無くさないよう下車するまで持っていてください。

4. 車内紹介

フィンランド鉄道は一言でいってとにかく多種多様。

先頭の気動車に2階建車両、1階建車両、食堂車、寝台車、貨物、カートレインなど様々な車両を連結して走行することが多々あります。

シート配置も一般的に見られる詰め込みタイプではなく、かなりスペースに余裕のある国民性を反映した座席配置となっています。

今回利用したのは2列シートの通常座席。全ての座席にコンセントが設置されています。

その他4人がけボックスシート、1人席、6人コンパートメント、寝台車、シャワー付き寝台個室、座席指定可能な食堂車、大型犬同伴可能なシート、PCで作業するためのワーキングコンパートメントなど様々、目的に合わせて選ぶことが可能です。

逆を言うと、フィンランド鉄道は通常座席の数が少ないため、乗車定員が少ない傾向があります。

前述していますがイースターホリデーなどの際には空席が1つもなく売り切れとなることは珍しくないので、注意が必要です。

5. 最後に

いかがでしたか?

今回はフィンランド鉄道のチケット購入方法・利用方法を紹介しました。

フィンランドの国土は縦に長く、バスでの移動はかなり厳しい、一方航空券は高めの傾向ということもあり、フィンランド鉄道は最も一般的な移動手段となります。

首都ヘルシンキからはトゥルクやオウル、オーロラで有名なロヴァニエミなど観光客に人気な街まで全て路線網があるため、是非鉄道を利用してみてください。

個人的にもフィンランド鉄道はお気に入り。旧ソ連製の気動車から最新のドイツ製気動車まで混在して使用されており、鉄道を見ているだけでも楽しめます。

もちろん鉄道マニアだけではなく、誰しもが北欧のイメージまさにぴったりな雪景色や白樺生い茂る森など、窓の外を眺めているだけでも楽しめること間違いありません!

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ABOUTこの記事をかいた人

Shun

アイルランド、スウェーデン、イギリスに留学経験あり。その際時間の都合がつく限りヨーロッパ各国を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。

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