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【ムーミンワールド】見どころ・行き方・営業期間【観光情報まとめ】

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日本でも絶大な人気を誇る北欧神話をもとにした童話、ムーミン。そんなムーミンをテーマにしたテーマパーク、ムーミンワールドが本場フィンランド西部のリゾート地ナーンタリにあります。

地元フィンランド人にとってはもちろん、世界中の子どもにとって愛される作品ということで、サマーシーズンのムーミンワールドはフィンランド有数の観光地。

この記事では日本からの旅行者向けに、ムーミンワールドへの行き方や開園期間、見どころ、注意点など旅行計画を立てる際に知っておきたい情報を紹介します。

1. ムーミンワールド開園情報・概要

ムーミンワールドは、ムーミンの世界観を忠実に再現するために自然との調和を重要視した屋外テーマパーク。

そのためムーミンワールドの開園期間は基本的には天候が安定しておりヨーロッパのホリデーシーズンに当たる夏場に限定されています。

正確な開園期間は毎年変わりますが、6月の2週目の週末から8月の3週目の週末までがムーミンワールドの正規シーズンとなります。

その他期間限定イベントとして10月頃(キャラクターが冬眠に入る前)と2月頃(キャラクターが冬眠から起きる頃)に1週間ほど開園することがあります(不定期)。

ムーミンワールド開園情報

名称(フィンランド語):Muumimaailma
住所・マップ:Kailo, 21100 Naantali, フィンランド
開園時間
 6・8月: 11:00 – 17:00
 7月: 10:00 – 17.30
公式HP・開園予定:https://www.moominworld.fi/opening-times/

2. ムーミンワールドへの行き方

ナーンタリ旧市街

ムーミンワールドはフィンランド西部のナーンタリに位置しています。

日本から訪れる場合はヘルシンキから鉄道、バスもしくは航空機で西部の主要都市トゥルクへと行き、そこからナーンタリまでバスもしくはタクシーでアクセスすることになります。

日本〜ヘルシンキのお得な航空券を探す

日本からフィンランドへと旅行する場合におすすめなのがフィンエアーの利用。東京羽田や成田をはじめとする日本主要都市からヘルシンキまで直行便を運行しており最短でのアクセスが可能。

サービスレベルが高く、運賃も他社と比較して安価な航空券を多く発売。ワンワールドグループに加盟しているためJALのマイルも貯めることができます。

2-1. ヘルシンキ〜トゥルク

フィンランド鉄道(VR)

フィンランド国鉄

ヘルシンキ中心部からトゥルクへとアクセスする場合におすすめなのが、フィンランド鉄道(VR)の都市間特急(インターシティ)を利用する方法。

ヘルシンキ中央駅とトゥルク中央駅を1時間50分程度で結び、区間最短での移動が可能です。

フィンランド鉄道

公式HP:
所要時間:約1時間50分
運賃:20ユーロ前後〜

長距離バス

ヘルシンキ市街中心部やヴァンター国際空港からトゥルクまでは複数バス会社によって長距離バスが運行されています。

所要時間は約2時間30分ほど、運賃は鉄道を利用するよりも安く設定されていることが多く、5ユーロ程から利用可能とコストパフォーマンスが良くなっています。

長距離バス

バス検索:https://www.onnibus.com/home
所要時間:約2時間30分
運賃:5ユーロ前後〜

航空機(フィンエアー)

フィンランド航空

フィンランドのフラッグキャリアであるフィンエアーもヘルシンキとトゥルクを結ぶ航空便を運行しています。

しかしながら環境負荷軽減のため、陸路で置き換えが可能な近距離便の運行を減らしており、この路線の航空便運行も不定期かつ期間限定となっています。

その代替として、ヴァンター空港とトゥルク中心部およびトゥルク空港を結ぶバスを運行。バスはフィンエアーの便名が付けられており、マイルの積算対象でかつ乗り継ぎが保障。

日本など海外からフィンランドに入国しそのままトゥルクへ向かう際にはこのサービス利用がおすすめです。

フィンエアー

公式HP:https://www.finnair.com/
所要時間:約35分(航空機利用の場合)
所要時間:約2時間(バス利用の場合)
運賃:90ユーロ前後〜(航空機利用の場合)
運賃:10ユーロ前後〜(ヘルシンキ経由トゥルク行きの乗り継ぎ便としての発券が必要)

2-2. トゥルク〜ナーンタリ

路線バス

トゥルクからナーンタリまでは路線バスの利用が便利。

ムーミンワールドへは6・7系統バスの始発・終点であるナーンタリ Naantaliが最寄りとなり、トゥルクからの乗車時間は30分ほどとなっています。

チケットは専用アプリや公式HPから事前購入(割引有り)するか、乗車時にバス運転手より購入します。

路線バス

運行会社:トゥルク交通局
公式HP:https://www.foli.fi/en
運賃:3ユーロ〜(事前購入)
路線系統:6・7
所要時間:30分

タクシー

トゥルクからナーンタリまではタクシーで15-20分ほど、運賃は平日日中で40ユーロ程となります。

日帰りでムーミンワールドを訪れる際など時間に余裕がない日程の際にお勧めです。

3. ムーミンワールドの主な見どころと楽しみ方

ムーミンワールドにはムーミンの世界観を再現した大小50を超える見どころがあり、五感を使いながら楽しめる仕掛けが園内に散りばめられています。

その中でも特に欠かせない見どころポイントをいくつか紹介します。

3-1. ムーミン屋敷

ムーミンワールドのシンボルでもあるムーミン屋敷。地下室と屋根裏を持つ地上3階建の建物で、作品中ではムーミン一家が生活する場所になります。

ムーミン屋敷前では頻繁にショーが行われ、ムーミン登場キャラクターが多く集まるグリーティングポイントにもなっています。

内部も作品中に登場する世界観が忠実に再現されており、子供たちは自由にベッドで寝たりキッチンでままごとをしたりとムーミンの世界の中に入り込むことができるようになっています。

名称
The Moomin House

3-2. 水遊び小屋

ムーミンパパがしばし出没する水遊び小屋。

ムーミンランドの最奥部に位置しており、天気が良い日にはナーンタリ海峡の美しい景色を背景にした記念撮影が人気。

名称
The Bathing Hut

3-3. エンマの劇場

ムーミンワールドのメイン劇場。1日に複数回複数のショーが行われます。

ショーはフィンランド語で行われますが、英語での字幕がスクリーンに映し出されるようになっています(2022年シーズンは日本語での字幕はありませんでした)。

エンマの劇場内では撮影禁止となっているので、ムーミンキャラクターの撮影がしたい人はムーミンハウス前でのショーがおすすめです。

名称
Theatre Emma

3-4. ムーミン郵便局

ムーミンワールド限定のハガキや切手が買えるムーミン郵便局。

ここから出す郵便にはムーミンワールドオリジナルの消印が押されるため、自分へのお土産に手紙を一枚出してみるのもおすすめです。

名称
The Moomin Post Office

3-5. 急流にかかる吊り橋

ムーミンワールドの東側、深い森の中に伸びる「おとぎ話の小道 The Fairytale Trail」の途中にある吊り橋。

勇気がある者しか通ることができない?

名称
Rapids and Suspension Bridge

3-6. 魔女の家

おとぎ話の小道の道中にある魔女の家。

「楽しいムーミン一家」の作品中に登場する魔女のアリサやクラリッサと会えるかも。

名称
The Witch’s House

3-7. ワイルアウェイパーク

ムーミンパパやスナフキンがうたた寝をしていることがあるワイルアウェイパーク。

たくさんのハンモックが設置されており、天気の良い日はゆっくりと日光浴を楽しみましょう。

名称
Whileaway Park

3-8. スノークスの発明小屋

ムーミンワールドの中でも特に子供に大人気のスノークスの発明小屋。

内部では見て触って楽しめる仕掛けがたくさん。運よければスノークスにも会えるかも。

名称
Snork’s Park of Inventions

3-9. スニフのお店

ムーミンワールドのメインギフトショップで、豊富な品揃えが売りのスニフのお店。ムーミンワールドオリジナルグッズもこちらで購入可能です。

名称
Sniff’s Shop

3-10. ママの台所・パパ’s ハット

ムーミンワールドのメインダイニングレストランで、ブッフェスタイルのママの台所。

肉や野菜のグリル、サラダなど一般メニューに加え、キッズメニューやベジタリアンメニューも用意されています。天気が良い日にはテラス席がおすすめ。

ブッフェレストランに行くほどお腹が空いていないという時におすすめなのがパパ’s ハット。

テラス席オンリーのカフェで、サンドイッチやケーキなどの軽食が提供されています。オーダーが入る毎に焼き上げてくれる出来立てのムーミンワッフルがこちらの名物。

名称
Mamma’s Kitchen/Pappa’s Hatt

4. ムーミンワールドを楽しむためのおすすめポイント・注意点

ムーミンワールドをお得に、100%楽しむためのポイント・注意点を紹介します。

4-1. 観光に必要な日数

ムーミンワールドはナーンタリに浮かぶカイロ島に位置しており、その大きさは端から端まで歩いても10分程度。大人が一通り見るだけであれば半日もあれば十分網羅できてしまいます。

一方で、園内にはさまざまな子ども向けアトラクションや遊具、小仕掛けがあり、公園感覚で遊ぶことができる施設になっています。

大人だけで訪問する場合は買い物やショーを観る時間も考えて1日、子どもがいる場合には1日から2日程度の滞在プランを立てるのがおすすめです。

4-2. オンラインチケットの事前購入

ムーミンワールドの入場券はゲートで購入可能ですが、公式HPからオンラインで事前購入しておくと当日列をスキップする事ができ、また割引価格での購入ができるのでおすすめ。

1日券と2日券から選ぶことができ、事前購入をした場合でも日付指定がないため突然のスケジュールの変更にも対応する事ができます。

スマートフォンから簡単に購入可能、発行されるQRコードをゲートで見せることで入場できます。

4-3. 服装・天候への備え

ムーミンワールドはナーンタリの小島に位置していることから、天候の影響を強く受けます。夏の開園期間は比較的天候が安定しているとはいえ、風が強くなりがち。また自然の地形を生かしたテーマパークという性格柄、降雨の後数日は足元が不安定になりやすくなります。

ムーミンワールドへ訪れる際は運動靴など動きやすく汚れてもいいような靴を履き、ウインドブレーカーやレインジャケットなど突然の天気の急変にも対応できる用意が不可欠です。

4-4. ムーミングッズの購入場所

フィンランドを旅行するなら是非本場で手に入れたいムーミングッズ。フィンランド滞在中にムーミングッズを目にすることは多くあるはずです。

ムーミンワールドにある「スニフのお店」はフィンランドでも最大級のムーミン公式ショップで、ムーミンワールド限定品も多く珍しいグッズがたくさん。

一方、ナーンタリ旧市街やトゥルク、ヘルシンキにあるムーミンショップは衣料品など季節物商品を中心にセールをしている事が多く、割引価格で購入できることも。

あらかじめ街のムーミンショップの品揃えと値段をある程度把握しておくと、少しお得にお買い物ができるかもしれません。

4-5. ナーンタリでの宿泊

日本からムーミンワールドを訪れる方の多くがトゥルクをベースにしていますが、ムーミンワールドを効率よく楽しみたいのであればナーンタリでの宿泊がおすすめ。

移動時間を節約することができるだけでなく、フィンランド西部有数のリゾート地であるナーンタリの美しい旧市街やハーバーエリアを満喫することができます。

ナーンタリで最も人気でムーミンワールド観光にもおすすめなのがナーンタリ・スパホテル&リゾート。美しいシーサイドに建つリゾートホテルで、ホテル内にあるプール・スパ設備が充実していて地元の人にも大人気。

ムーミンとタイアップした客室があったり、ムーミンワールドへの直通トロリーバスが出ていたりと、ムーミンワールドを訪れる観光客にもピッタリのホテルとなっています。

ナーンタリ・スパホテル&リゾート概要

ムーミンワールドを観光する際に泊まるならナーンタリ・スパホテル&リゾートがおすすめ。

251の客室、4つの屋内プールと1つの屋外プールを含むスパ施設や4つのホテル内レストランなど有する大型リゾートホテルで、ムーミンワールド観光前後の充実した時間を保障してくれます。

ホテル名:Naantali Spa Hotel & Resort
住所・マップ:
ホテルランク:5つ星
筆者宿泊レビュー:ムーミンワールド観光におすすめホテル宿泊レビュー

5. まとめ

夏の限られた期間だけオープンするムーミンワールドは、ムーミン谷の世界をそっくりそのまま再現したムーミン好きにはたまらないテーマパーク。

ショーやムーミングッズの買い物を楽しんだり、あるいはキャラクターとのグリーティングや園内の遊具で遊んだりと子供から大人までさまざまな楽しみ方ができます。

園内での気付きや楽しみが倍増するので、あらかじめムーミンの作品を見返して予習してからムーミンワールドに行ってみてください!

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。