多くのIELTS(アイエルツ)受験者が悩むライティング試験、その対策が実に難しいのは皆さんも知っての通りだと思います。
私自身、日本で独学で目標スコアに到達し、さらにその後の大学院留学前にアイルランド及び英国の語学学校でIELTSコースを冷やかし半分で短期間受講したこともあって、様々な参考書に触れる機会がありました。
今回は、ライティングで目標スコアに到達するために必要な参考書の選び方、そして実際に私自身が使用してオススメできる参考書をいくつか紹介します。
1. 第1選択は世界中で使われているもの
IELTSという試験は世界的に大変メジャーですが、日本ではまだまだその知名度といい歴史といい浅いところがあります。
しかし近年急激に受験者数が増えてきているということもあり、各出版社が慌ててIELTS対策本を出版し始めているという印象があります。
つまり何が言いたいかというと、日本語で書かれている対策本はまだまだその精度が甘いということです。
ライティングに関して言えば、同じ筆者が書いたとは思えないストラテジーで書かれたサンプルエッセイが載っていたり、そもそもこんな質問されないよ、というような誤った設問分が載っていたりと信頼に足りるものはほとんどないということです。
私自身多くの日本語で書かれた教科書を買いましたが、ほとんど役に立ちませんでした。
そして、何より忘れてはならないのはイギリスの公的機関で行われている試験であるということ。
つまり日本という小さな1つの国で使われている参考書よりも、世界中で使われていて出版数が多い英語で書かれた参考書の方が信頼性は高いですし、試験を研究し尽くして書かれているものが多いです。
概してそういう参考書は改編も適切に行われており、現在の試験に最も適合した対策方法を紹介しています。
よって、世界中で使われているIELTS対策参考書を購入することを強くおすすめします。そのなかでもライティング対策に限定して言えば、サンプルエッセイが沢山載っているものがおすすめです。
英語で書かれた本は不安?
海外の本は英語で書かれていて読めるか不安という方は多いとおもいます。ですがIELTS対策をされている方にはその心配は無用です。もともとIELTSの参考書は英語を学習中の人向けに書かれているので、使われている単語や文法は簡単で、読むこと自体に苦にはなりませんでした。
また、その参考書を読んでいるだけでリーディングの練習にもなるので一石二鳥です。是非海外発行の参考書にトライしてみましょう。
2. Keyはサンプルエッセイの数
多くの参考書では、エッセイはこういう型枠やテンプレートにはめて書いた方がいい、というような持論を述べています。
特に、日本人向けに書かれた日本語の参考書はこの傾向が高く、一見すると取っつきやすいのですが、これは大きな落とし穴です。
いかなるエッセイにおいても正解の型枠やテンプレートというものはありません。
強いて言うならIntroduction→Overview→Body→Conslusionというパラグラフの流れがあるだけで、それ以上細かいルールというのは無いのです。そのため、型枠にはめてエッセイを書くことに慣れてしまうと、問われ方が変わっているのに無理に枠にあてはめようとして失敗するケースが出てきます。
そもそも、その型枠が採点する側に取ってふさわしいかもわからないのですし、型枠に上手くあてはめられたとしても、エッセイの中身の論理展開が弱ければBandスコア5.5の壁を脱出することは出来ないのです。
ですので、皆さんもお気づきかもしれませんが、参考書によってその書き方のストラテジーが全く変わってきます。あくまでそれは参考書筆者の個人的見解ということであって、正解ではないということを強く留意する必要があるのです。
重要なことは、論理的に例や根拠を述べて自分の意見をサポートする、ということであり、どのように書けば正解等ということはありません。
よってその論理展開とは何なのか、あるいは強い根拠や具体例にサポートされる自分のアイデアとはどういうものなのか、を知ることができるサンプルエッセイがしっかりと掲載されている参考書を2、3冊購入し、それをとにかく繰り返し読んで体に染み付けてください。
3. 筆者おすすめIELTS参考書
以上を踏まえて、私がおすすめするIELTS Writingの参考書をいくつかご紹介します。
私がおすすめと言っていますが、実際にはIELTS対策をしているときに通ったSIUKやBritish councilで勧められ、実際にとても役に立ったものですので、間違いないと思います。
1. アカデミックライティングを理解したい人向け
・Improve Your IELTS Writing Skills
こちらはライティング対策のための参考書として世界でも最も有名な本のうちの1冊です。アカデミックライティングとはどういう書き方が要求されているのかという基礎的なことから、Band5~8.5に至る多くのサンプルエッセイとなぜそのスコアなのかのコメントが掲載されています。
例題とそのサンプルエッセイの数は充実しており、想定バンドスコアの違うモデルエッセイを読むことで、高得点に必要なエッセイの書き方が理解できるようになっています。
日本のIELTS予備校(SI-UK等)はもちろん、本場イギリスのブリティッシュカウンシル公認校で広くIELTSコース用教材として使用されており、私としてもライティング対策で最も役に立った1冊でした。
購入を躊躇している方はAmazonのコメントを参考にしてみてください。この1冊さえあればライティングの対策は全く問題ないので必読です。
2017年10月現在、こちらの本は世界中で在庫不足が続いており、入手困難な参考書の1つになっています。ご希望の方は早めに予約をしておくことをお勧めいたします。
・Target Band 7
Target Band7はWriting専用の本というわけではないですが、知る人ぞ知る?Writing Task対策の良書です。といってもAmazon.co.jpでは長い間ベストセラー1位をキープしており、対策を進めている人には有名な参考書です。
Band7を取るために何が必要なのかに的を絞っており、IELTSの全てのセクションを網羅していることから、この1冊で全試験の対策が出来ます。
Target Band7の特徴は、Googleで検索1位の世界で最も有名なIELTS対策ブログを作っているSimone先生という方がプライベートに出版しているということ。
ライティングの少しマイナーな「ワザ」やスピーキング高得点のコツ等、他の参考書にはないようなちょっとしたTipsが詰め込まれており、ブログを読むような感じで気楽に取り組むことができます。
このTarget 7ですが、日本語の翻訳版が出ました。翻訳をしたのは東大医学部を卒業し、イギリスに留学した経験のある方のようです。
現在Amazonを中心に大ヒットしており、日本語で良書を!という方には新しい選択肢になりそうです。
ペーパー版はその人気により現時点では頻繁に入荷待ちになっていますのでご希望の方はお早めに予約を入れたほうがよさそうです。Kindle版もあります。
こちらの本については別記事を書きましたので購入を検討している方はこちらもご覧ください。
2. Bandスコア6.0の壁を越えられない人向け
・Improve Your Skills: Writing for IELTS 4.5-6.0 Student’s Book
こちらのライティング参考書はバンドスコアが6に1度も届いたことのない人、あるいはまだライティングの対策を始めたばかりの人におすすめです。
こちらのサンプルエッセイを読んでいただけると、自分のエッセイがなんでバンドスコアが伸びないのか、そしてスコアを上げるために何が必要なのかということをよく理解することができます。
アカデミーエッセイに書き慣れておらず、まずはなんとかバンドスコア6.0に到達したいという方におすすめの本です。
尚、Improve Your IELTS Writing Skillsと同じ筆者によるものですので、両者には重複箇所がみられます。両方購入する方はご留意ください。
3. Bandスコア6.5以上を目指している人
・IELTS Advantage IELTS: Writing Skill
IELTSの本場イギリスで最も有名なライティング対策専用の参考書。2011年出版と少し時間は経っているものの、英国をはじめ世界中のIELTS学習者や語学学校で支持されています(Amazon.co.ukで連続ベストセラー)。
様々な実際の問題(Type1、Type2含)を通しながらステップバイステップでアカデミックライティングの構成方法を習得できるようになっており、その中でテーマに相応しい単語や熟語、言い回しを学べるようになっています。
IELTSライティングに必要なことははっきり言って全て書かれていますが、250ページにもわたるかなりずっしりとした本ですのでそれなりにやり込むには覚悟が必要かもしれません。最終スコア目標が6.5~7.5以上の方へお勧めします。
・Improve Your Skills: Writing for IELTS 6.0-7.5 Student’s Book
この例題+サンプルエッセイ集は、既に制限時間内になんとか自力でエッセイを書く力があり、今後大学院受験等のためにハイスコアを目指している方に手にとってほしい参考書になります(あくまで”Improve Your Skillシリーズですので上記紹介した本と重複があります。)。
基本的には読み物系の本ではなく、ライティングの例題とサンプルが多数収録されている本で、そこにいくつかのアカデミックライティングに役立つ文法や単語、構成のアドバイス等が書かれています。
じっくり読み込むような本ではないので、自分でエッセイを練習で書く際のアイデアブックや表現方法の参考に使うといいでしょう。数多く掲載されているサンプルエッセイを読むことで、高得点を取っているエッセイがどういう特徴を持っているのかを自然と身につけられると思います。
バンドスコア6.0以上を安定してとりたいという方や、既に6.0は取れてるんだけどさらなる高得点をとりたいという方、この本のサンプルを何度も読んでみるアカデミックエッセイの書き方がより洗練されるはずです。
4. どうしても日本語の参考書がいいという人向け
とはいっても、まだ学習を始めて時間が経っていない方や、とりあえず日本語の教科書で大枠をつかみたいという方もいらっしゃると思います。そんな方にはこの1冊をおすすめいたします。
・IELTSブリティッシュカウンシル公認問題集
ブリティッシュカウンシルが出版している公式対策本です。この本は既に英語では海外出版されていましたがついに日本語に翻訳され発行されました。
おすすめに入れていますが、本音を言えばどうしても日本語じゃないと無理という人向けの苦肉の策です。
やはり公認参考書なので内容はしっかりしている一方、すこし踏み込んだ「ワザ」のようなことはあまり書かれていません。
IELTSの勉強のし始めの段階で一度目を通すと試験の全貌や採点官の着眼点等がわかるのではないでしょうか。
4. 最後に
いかがでしたか?
繰り返し言いますが、残念ながら現状のところ日本語で書かれた一般的な参考書の精度は低く、その内容にも疑問符をつけざるを得ないものが氾濫しています。一通り私も本屋で読んだり購入したりしましたが、役に立ったものは単語帳を除き1つもありません。
体裁が違う、問題のレベルが違う、そもそもそんな出題されない、サンプルエッセイの質がひどい、主観的すぎる、そんなものばかりです。むしろその参考書のせいで勉強のペースが乱されたり変な自信がでたり勘違いしたり、と私のIELTS対策期においてはマイナスにしか作用しませんでした。
1つ例を挙げると、某赤表紙の日本語でかかれたライティングの参考書にあったサンプルで、「セレモニーを行う意味」について書いて有るものがあったのですが、簡単に言うと「私のじーちゃんが死んだ時の葬式で親族や友達一同集まって想いを共感した。人の心をつなぐのにセレモニーは重要」というような内容。
そもそもアカデミックエッセイとしては不適切な個人的心境全開で書いてあったんですが(推定バンドスコアは未記載でした)、今となっては、よくこんな酷いサンプルエッセイ読んで納得していたなと思ってしまう自分がいます。
是非これを読んでくださった方は私を信用していただければと思います。世界中で信頼されている対策本を使ってください。
電子書籍Kindleをお持ちの方はさらに参考書の選択肢が広がります。詳しくはこちらの記事をごらんください。
本ブログのIELTS関連記事で最多アクセスを取り続けているリーディングの勉強法と参考書についての記事もどうぞ合わせてお読みください。
IELTS対策向けオンラインコースの定番ベストティーチャー。
一般的なオンライン英会話とは違い、IELTS対策教材を使いながらスピーキングとライティングという日本人が苦手とするアウトプット科目のみに特化してコースが組まれています。
繰り返しの反復を行いながら自分で文章を組み立てる力を鍛えられるので、実際の本試験の際に即戦力となる能力をつけることができるはずです。
無料体験コースがあるので、是非独特なレッスンスタイルと効果を体感してみてください。
WritingとSpeakingを両方学びたいならベストティーチャー(Best Teacher)
サイトを参考にさせていただいている者です。
IELTS対策を詳細に記載しているサイトは少ないので、大変助かっています。
ライティングに関して2点質問です。
1.20年9月目標にライティング6.5を目指しており、上記のTarget band7の文章を暗記して、ライティングタスク1の対策をしているのですが、当該書物に載っているサンプルエッセイは各パターン(シングル線グラフ、円グラフ等)に対して1つであり、他の本にも手を出して、多くのサンプルエッセイを暗記した方が良いのではないかと考えているのですが、いかがでしょうか。
上記考えに至ったのはスピーキング対策も兼ねて申し込んだベストティーチャーのエッセイを書いた際、表現が上手く見つからず、四苦八苦した経験も踏まえてです。(小職の仮説として、モデルケースの回答パターンを暗記して、それを駆使して問題を解いていくのが最も早い6.5への道と考えているからです)
2.また、著者様は”Improve your Writing Skills”を活用されたようですが、最終的にはこちらの回答の中で、自身の目指すスコア(小職であれば6.5)の模範解答を暗記して、目標スコアに近づけていったという理解でよいでしょうか。
ぶしつけな質問で恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、Tartget7のサンプルエッセイだけを暗記するだけでは特に最近の複雑な叙述問題などにはなかなか対応できないというのは事実です。
ただ、私自身「暗記」を頼りにした学習はしておらず、あくまで一つの事柄に対して様々な説明方法を学び、それを実際に問題にあわせて応用するというのが理想的な姿になるかと思います。
同じ「AよりBのほうがX%高い」でも説明方法は100通り以上あるはずで、そういう表現の幅を広げると言う意味でサンプルエッセイが参考になります。ですので、1つのものを暗記すると言うよりは様々なエッセイを参考にし、自分が知らない表現の1センテンスを覚えていくというほうが効率がいいかと思います。
こんばんは、初めまして。
単語の覚え方やリーディングの学習方法などいつも参考にさせていただいております。
突然ですが、相談と質問があります。
私は、これまでieltsを受験したことがなく、今年の9月後半までにはバンド6.0-6.5を取ろうと考えています。(ライティングでは6をねらいたいです)
しかし、いまだにwritingの対策が一向にできていません。対策法もわからず、とりあえず参考書(ちなみに、使っている参考書は、旺文社のieltsブリティッシュ・カウンシル公認問題集です)を見て、出題の仕方を知ることはできたものの、参考書に書かれている回答例はレベルが高く感じています。回答例をまねるなどしていたのですが、本当にこの学習法であっているのか意味はあるのか、そもそも回答例は自分が目指すレベルとはかけ離れているものではないかと悩んでいます。
また、こちらの記事を読ませていただき、improve your ielts writing skillsとTarget Band7のどちらかを購入しようかと考えています。どちらがお勧めとかあるでしょうか。
私自身ライティングはこれまでの英語学習でほぼやったことがないので、初心者の私でもこれらの本についていけるか心配です。
コメントありがとうございます。
ライティング6.0は文字数をしっかりと書き切るのはもちろん、ある程度アカデミックライティングにマッチするような起承転結がしっかりした文章を書く必要があります。
ブリティッシュカウンシルの参考書は模範解答が示されているので、確かに学習したてだとかなりレベル差を感じてしまうだろうと思います。
improve your ielts writing skillsとTarget Band7のいずれも回答例にバンド4程度の悪い例から8レベルのいい例まで幅広く乗っていますので、どちらを手にとってみてもスタートとしてはいいかと思います。
またImprove your ielts writing skillsの中でも狙うバンドごとにわかれた本も出ています。例えば現状0から学習するのであれば4−6を狙うバージョンである
https://amzn.to/2YXEJgD
こちらもおすすめです。
こんにちは。いつも参考にさせてもらっています!
①writingのことについて以前どこかのページで書いておられたかと思うのですが(よいモデル文をたくさん読んでという様なことで)、例えばよく参考にされていたインターネットのサイトなどがありましたら教えて頂けませんでしょうか。
②ネットのモデル文と並行してwriting専門のオススメのテキストのモデル文を参考にすればよいですか?Band over7を目指していてieltsは一度も受けたことがありません。対策を始めたばかりですがお勧めされていた教材だと一番には何から購入すればよいでしょうか。
③ベストティーチャーをまだ始める予定は金銭的に厳しいし、まずはある程度文を作成するのに慣れた方がなにかと受け身に勉強を進めなくていいかなと思ってるのですが、やはりある程度書き進めるよりも早々にベストティーチャーをやり始めたほうがいいでしょうか。
参考になるIELTSの例文がのっているサイトはこちらがおすすめです。
https://www.ielts-blog.com
テキストですが、とりあえず最初の一冊というのであればTarget Band 7がおすすめです。そんな分厚く無い本ですがかなりテクニックや即役立つ系の例文がたくさん載っています。
ベストティーチャーはもちろんマストでは全然ないですし、いきなりトライする必要もないと思います。まずはテキストやサイトの情報を元に自学し、行き詰まった時やどうしても添削を受けたいという時に検討すればいいのではないでしょうか。
お返事ありがとうございます!
テキストですが、すでにBand7の日本語訳の分は所持しています。writing 7を目指していますが、まだielts未受験なので簡単なものから始めればよいか、いきなり6.5overの人向けのものをすればよいか迷っています。
あとwritingの勉強方法ですが、添削者が特にいないので最終的にはベストティーチャーに頼ることになりそうです。しかし今海外に住んでいるので海外のielts 対策サイト(ベストティーチャーの様に頻繁に探索はしてくれない)ならもう少し安く受講できるのでそれも考えていますが、やはりベストティーチャーは添削の数が頻繁そうなので、高くてもこちらを選ぶべきでしょうか。
毎月となるとやはり出費もバカになりませんし、ieltsの受験費もかなり高いですよね。
また、writing7.0をとらなければならないので毎日の3時間の勉強(eurotravellerさんがオススメされていた勉強の時間割)プラスアルファでwritingにかけるべき時間とその方法など詳しくwritingに特化した時間割など方法があれば、是非ご教授ください!!
基本的に目標バンドが6.0でも7.0でも採点ポイントは同じなので、最初からある程度のものを買っておく方がいいかと思います。
特に6.5と7の差は語彙力の差といってもいいほどで、それ以外の使うべき文法や言い回しなどは共通ともいえます。
海外のIELTS添削サイトというのがよくわかりませんが、別にベストティーチャーではダメな理由もありません。とにかく第三者にみてもらうというのが大事なので、それさえ得られるのであればサービスはなんでもいいかと思います。
ライティングは毎日やるというのがなかなか難しいというのは事実だと思います。1週間に最低でもTask1と2を1つづつ書く、それ以外の時間はいい例文を読み言い回しや構成を学ぶと同時にエッセイ内に組み込めるような例(For exampleとして使えるもの)のアイデアを盗むというのも重要です。
具体的に特化した時間割はありませんが、週1でエッセイを書く、あとはなるべく読む、というのが大切かと思います。
いつも拝見しています。
先日、オススメされていたリスタノというアプリを購入してみましたが検索もできない、全く応答がなく困っています。諦めかけているので他に使えるようなアプリなどはありますでしょうか。ちなみに、私はとても機械音痴なので、もしその他の方法でシャドーイングする場合、どのように音源を入れて行えば良いのかも教えていただけますでしょうか。
宜しくお願いいたします!
コメントありがとうございます。
リスタノについてですが、私のiPhoneXRで確認したところ動作は問題なくできていたので、何かおもちの端末に特有のバグがあるのかもしれません。
他のアプリは試したことがないのでアドバイスができずすいません。
シャドーイングの音源はなんでもいいと思いますが、実際のIELTSリスニング試験で使用されているようなもの(過去問や模擬問題)を使うといいかと思います。
こんにちは!昨日初めて受けてきました。アカデミックモジュールです。結果は28日に出る予定なのですが、テスト時間があまりにもなくてビックリしました。とりあえず手始めにと思って、一度受けてみたのですが、目標が6.5なので500時間くらい勉強しないとダメかと、読んでいて苦笑いしてしまいました。私はすでに7年アメリカに住んでいて、仕事もしていますが、本当にIELTSは独特な本当にIELTS用の英語だなとも思います。私は特にエッセイに苦戦しています。。。差支えなければ、YAMAさんはスコアはどのくらいでしたか?受けた時に解答用紙の裏までびっしり書いているのを見て、自分のはまず字数不足だったなと思っています。
情報をありがたく頂戴したのでコメントしました。
コメントありがとうございます。たしかにIELTSはあくまでアカデミック英語用の「試験」なので、何年住んでいようが対策をしないとWなんかは特に難しい領域だと思います。
初めてオーバーオールで7を取った時のライティングは6.5でした。その後海外に1年半くらいいた際に受けたライティングでは7.5を一度とりましたが、なぜかこの時はスピーキングが低かったりと、やっぱクセのある試験には違いありません。
字数はある程度対策してると、だいたいここまで書けば100単語のような目安がわかってくると思うので、そこらへんは経験もあるかと思います。
海外に住んでいたこともあるのであれば慣れの部分もそれなりにあると思うので、実際に理論上の長い時間ほどはかからないと思いますよ。
こんばんは。
以前にもコメントさせて頂いたのですが、また伺いたいことがありまして投稿いたしました。
IELTSを受験したことがなく、勉強も始めたばかりではありますが、半年で低くとも5.5のスコアを取りたいと思っています。
そこでこちらの記事を拝見し、Improve Your Skills: Writing for IELTS 4.5-6.0 Student’s Bookを購入したのですが、この一冊では実際の演習問題が少ないように感じました。まだ手をつけたばかりではありますが、他の方へのお返事の通りwriting の場合数をこなす必要があるのであれば、他にもテキストを購入したいと考えています。
ご意見と私のレベルで買うべきテキストなどあれば教えて頂きたいです。よろしくおねがいします。
コメントありがとうございます。
ライティングのキーはまずはいい例悪い例含めモデルエッセイをたくさんよむこと、そしてどんな問題がでても「いい形」を自分でイメージできるように頭の中で構成してそれを文字に起こすことです。
前者は演習などをするのではなくとにかく例題を読むこと、後者は語彙力や文法力の向上が大切です。
ライティングの何より難しいところは、添削を受けない限り自分ではいいのか悪いのかがわかりづらいというところですが、それもいい例悪い例様々なものに目を通すことである程度は解決できるはずです。
その上で演習問題ですが、自習用に演習問題を探すのであればすでに購入されていると思いますが公式過去問集にあるものを使ったり、あるいは過去の演習問題などはインターネット上でもかなり多く見つけることができる(記事内で紹介しているシモン先生のHP等)ので、あえて参考書を買ってまで演習問題を探す必要はないと思います。
また、1つの設問に対して1つの答えというような問題ではないため、あまり「この問題に対してはこのように書くべき」のようなHow to参考書(日本語の参考書にありがち)なものはほとんど意味がありません。
あくまでも文の構成や客観的な論述、アカデミックエッセイにふさわしい単語チョイスや言い回しなどが求められるので、とにかくまずは例文がたくさんある参考書を手に取り、ひたすらに読むことから初めるのが早道かと思います。
こんにちは。
ライティングの勉強について質問です。参考書のサンプルエッセイを読んだ後、実際にエッセイを書いてみる場合は、公式過去問集の問題をやってみるということで良いのでしょうか。
それとも、サンプルエッセイを読んだ参考書の問題を、何も見ずに書いてみるということなのでしょうか。
実際のエッセイは何を書いてもいいと思います。
過去問でもいいですし、ネットにあるサンプルでもいいと思います。
ただ、添削などを利用しない場合にはある程度模範解答的なものが紹介されているものの方が自己評価しやすいのかなという気はします。いずれにせよライティングは数こなすしかないので、サンプルエッセイ呼んだ問題を解くのも、それ以外をやるのもいずれも役にはたつと思いますよ。
素晴らしく研究、勉強されたようですね。尊敬します。
今国外移住のためにIELTSの勉強をしていますが、generalのテストを受けるにも紹介いただいているアカデミックの勉強方法を同じようにして行く方が良いのでしょうか?
generalではライティングに関してはエッセイは求められないと思うのですが、そこまで出来る必要はあると思いますか?
とんでもないです。ありがとうございます。さて質問の件ですが、私の記憶があっていればジェネラルのライティングは手紙やメールを書いたり、あるいは広告の要約のようなものだったりするはずです。
ですのでアカデミックのものとはかなり形式が違うので、対策法はあくまでジェネラルに合わせて行ったほうがいいと思います。
ジェネラルのライティングはアカデミックよりはかなりハードルが下がるので、いくつかジェネラル向けの問題集や例文集をまずは読んでみてください。
それ以外のリーディングやスピーキング、リスニングについては対策法は基本的には同じです。
ジェネラルの過去問を使って行ったほうがいいとは思いますが、勉強方法は紹介しているように同様の方法で進めてみてください。
はじめまして!
貴重な情報をありがとうございます♡
こちらの記事を参考にして、
Improve Your IELTS Writing Skills を購入しようと思ったのですが、書店で調べてもらったら絶版とのことでした。
Improve Your Skills: Writing for IELTS 6.0-7.5 Student’s Book
Improve Your Skills: Writing for IELTS 4.5-6.0 Student’s Book
こちらの2冊が新しく出たものだそうですが、やはり最初の参考書を手に入れたほうが良いでしょうか?
2006年出版なので、問題の形式や傾向の変化もあるのでは…と少し心配もあります。
1冊にまとめられているので、初級〜上級まで網羅されているのでしょうか?
もしお分かりになれば、教えてください!
コメントありがとうございます。
Improve Your IELTS Writing Skills 絶版との情報、非常に優れた名書なので残念です。
まだオンラインでは手に入る本なので引き続き紹介は継続していきます。
Improve Your IELTS Writing Skills は日本のSIUKをはじめとするアイエルツ予備校のほか、イギリスのブリティッシュカウンシル公認の語学学校などでも広く使われている本で、出版年月日などはあまり気にされることはありません。
内容も十分現在の試験様式に沿ってますし、何よりアカデミックライティングの書き方は変わるものではありません。初心者から中級者にかけて広く役立つ本だと強くオススメしています。
ただ、取り寄せなどで時間がかかるのであれば、improve your skillsシリーズのどちらか一冊自分の現在の実力にあうものを購入してみてはいかがでしょうか。
4.5-6.0に関しては筆者は同じですので内容に大きな差があるというものではなく、6.0-7.5の方も内容は多くの範囲重複があったり踏襲されていたりします。
主な違いは一部構成と問題の量、サンプルエッセイのレベルや採点のポイント、表現のレベルが対象とした受講生レベル向けにセパレートされて改変されています。
ご返信ありがとうございます。
実際に内容を見てから購入したかったのですが、納得のいく情報を頂けたので、Improve Your IELTS Writing Skills をインターネットで購入しようと思います。
丁寧にアドバイスしてくださって、ありがとうございます♡とても励みになります。
これからもブログ楽しみにしています!
励みになるコメントありがとうございます。
頂いたコメントをうけて記事一部更新させていただきました。
記事内に貼ったリンクで現在販売しているショップを探せるようになっていますので、一番早く取り寄せできそうなところ探してみてください。
全編英語で書かれていますし、章をどんどんやり進めていくタイプの参考書兼問題集のような構成になっているので、なかなかやりこむのは最初は大変かもしれませんが、やりこめばかならずライティングはもちろん、リーディングなどにもいきてくると思います。
頑張ってください応援しています!
お仕事早いですね!さすがです!!
一人で勉強していたので、Yamaさんのように知識をシェアしてくださる方がいて心強いです。
本当にありがとうございます♡♡
その孤独感わかります!しかもアイエルツって言っても周りが、なにそれ?TOEICの方がいいんじゃん?とかいう反応されるから尚更頭来ますよね笑
最近はIELTS記事の頻度少なめですがリクエストなどもうけつつ記事書いてるので今後ともよろしくお願いします!