様々な電子書籍リーダーがあり、それぞれ長所を持ち合わせていますが、英語学習ということに特化するのであればKindle PaperWhiteが最強です。
これはiPad、Windowsタブレット、Kindle等ガジェットオタクなりに色々手を出してきた結果の結論です。
今回はIELTS対策をしている皆さんになぜ私が英語学習にKindle PaperWhiteがオススメなのか、その理由を10個ご紹介します。
1. 軽い
Kindleシリーズの特徴として、その軽さがあります。Kindle PaperWhiteのWi-Fiモデルは205g。他のモデルも200g前後です。
一方iPad Airで469g、iPad mini 2が331gですので、それよりもはるかに軽く、片手で持っていても全く疲れを感じません。持ち運びにも便利なので勉強場所を選ばない、ということは学習者にとっては大きなメリットになるでしょう。
2. 目に優しい画面
Kindle PaperWhiteの特徴は300ppiの高解像度。基本的には文字だけ扱うので300ppiでも十分すぎるほどの画質です。iPadのRetinaディスプレイと遜色ありません。
そして、一般的なタブレット端末のようなバックライトではなく、フロントライトを採用しているため、光源が優しく長時間読んでいても疲れを感じません。またスクリーンが反射したり、周囲が映り込んだりすることがないので目にも優しい設計です。
3. 紙版には無い踏み込んだIELTS参考書
IELTSのテキストに関しては本ブログの他記事でも多数紹介していますが、IELTSの参考書はTOEFLやTOEICと比較するとその数はまだまだ少なく、日本語で書かれている参考書の質も高いとは言えません。
一方世界的にはメジャーな試験ということで、英語版やKindle版の参考書はかなり充実しています。また大人気のため在庫切れが続いているような参考書もKindle版であればすぐに入手ができるというのも大きなメリットです。
こちらで紹介したTarget Band 7という本は元々有名な英語で書かれたIELTS参考書なのですが、この度日本語翻訳版が登場しました。しかし販売当初から購入が殺到し現在はKindle版のみの取り扱いとなっています。
Kindle版の特徴は、ペーパー版と違って低コストで出版できるという事で、IELTS講師や元試験官がプライベートで対策についてまとめたものが多いということ。もちろんそのクオリティは高いものも多く、紙の本ではなかなか書けないような踏み込んだ対策についても触れられていることが多いです。IELTS参考書の中でも特におすすめできるKindle版参考書についてはこちらの記事をにまとめています。
4. テキストが安い
ペーパー版と比べるとKindle版の価格は随分と安く設定されています。参考書代も数が増えると大きな負担になってくるので、出費を抑えることが出来ます。
5. 余計な機能がない
IELTSに限りませんが「勉強の敵」の影響を少しでも少なくすることも大事です。スマホやiPadのようにフェイスブックを見たりメールを返したり、、、という機能はカットされているので気が散ることなく勉強に集中することが出来ます。
6. 驚異のバッテリー
余計な機能を排除し、またディスプレイの効率化が図られていることから、一度満充電を行えば1日数時間使ったとしても1週間は持ちます。
1日30分の使用で数週間持つというのがKindleの売りですので、充電を気にすることなく使用することができるはずです。
7. ハイライト機能でマーキング
IELTSの本試験で有用な表現等をマーキングすることが出来ます。次項のブックマーク機能と併用することでペーパー上で行う学習よりも効率を数倍上げることができます。
8. ブックマーク機能
ブックマークをつけることでワンクリックで目的のページに飛ぶことができます。
またブックマークのタイトルも変えることができるので、スピーキングやライティングといったアウトプットセクションで有用なフレーズが書かれているページにブックマークを付けておくと、練習問題をする際や本番直前に役立つはずです。
9. 翻訳・辞書機能が充実
本ブログでは効率的なIELTS学習のために英語で書かれたIELTS参考書を紹介しています。その理由は他の記事を読んでいただければお分かりになるかと思います。
少しハードルを感じてしまう英語の教科書でさえ、Kindleを使うことで、辞書機能を使って文中のわからない英単語を調べたり、あるいは翻訳機能を使用して文ごと翻訳したりしながらお手軽に読むことができます。
10. 英単語学習と同義語習得に最適
読書中に出てきた難しい英単語には「Word Wise」で簡単な同義語が表示されるので、英語で英語の意味を推測するというトレーニングが出来ます。
IELTSでは特にReadingセクションで同義語を知っていることが高得点のKeyになるので、Word Wise機能はまさにIELTS受験者のための機能といえるでしょう。
また英単語帳機能もあるため、文中に出てきた知らない単語を登録することで、繰り返し英単語学習が出来ます。
最後に
ちなみにケンブリッジから出版されているIELTS過去問に関しては電子版ではなく、ペーパー版を購入してやりこむのがおすすめ。その理由はこちらで紹介しています。
それ以外のIELTS参考書についてはKindle版があるのであれば、選択肢の1つとしてオススメです。Kindle本体については普通の「Kindle」については液晶のライトがないのであまりオススメできません。
Kindle PaperWhiteの上位機種にKindle Voyageというのがありますが、価格差を感じるような機能の差はありませんが、20gほどより軽くなっているので、さらに軽いものをお求めの方はご検討ください。
おすすめKindle参考書はこちらをお読みください。
<Kindle PaperWhiteの使い方について2>
shun様
ご返信ありがとうございます。
もし、よろしければ、教えて頂けますでしょうか。
例えば、IELTS過去問題集の紙版でわからない単語があった時、辞書は紙の本、それとも電子辞書どちらで、ご使用されてましたでしょうか。
また、お勧めの辞書はございますでしょうか。
kindleで内蔵の辞書以外購入された英語辞書はございますでしょうか。
長文、誠に恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。
もしかしたら、開いている本が日本語の本だっていうことはありませんか?現在手元にないので試す事ができないのですが、私が利用していた時は英本を開いている際には検索機能で普通に出てきていました。
Kindleはどちらかというと読んでいるときにわからない単語をハイライトして、その場で辞書機能をつかってポップアップしていたので、「辞書」としての使用はしていませんでした。
また、電子辞書か紙か、とのことですが、こちらも基本はスマホで調べていたので、IELTSの勉強においては辞書という形のものは実は使っていません。
https://ejje.weblio.jp
こちらのオンライン辞書がお気に入りでした。
(頂いたコメントの—-部分削除させていただきました)
お忙しいところありがとうございました。
https://ejje.weblio.jp
こちらを早速使用します。
<Kindle PaperWhiteの使い方について>
shun様
いつも貴重な情報を提供してくださりありがとうございます。
誠に恐れ入りますが、ご存知でしたら教えて頂けますでしょうか。
Kindle PaperWhiteの電子辞書としての使い方についてお伺いいたします。
Kindle PaperWhiteは単体の英語電子辞書として使用できないのでしょうか。
例えば紙の本で買ったものについては、調べることができないのでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
追伸
オースレンの深い藍色に包まれた夜景に広がる、街を包む明かりの景色は絵葉書のようで、本当に素敵です。
コメントありがとうございます。
Kindle Paper whiteのツールバーにある検索機能をうまく使うことで辞書として使用することも可能です。
こちらの記事で画像付きで詳しく説明されているようですので参考にしてみてください。
https://kensawai.com/blog/kindle-paperwhite-dictionary.html
オーレスンの夜景はかなり衝撃的でした。いつか行かれる機会があれば是非おすすめです。