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最新!コペンハーゲン空港・中央駅からマルメへのアクセス方法

マルメアクセス
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北欧人気の高まりから、北欧最大の都市であるデンマークの首都コペンハーゲンを旅行される日本人の方が増えてきています。

そんなコペンハーゲンから鉄道で通常約35分程、お隣スウェーデン第3の都市マルメ Malmöに行くことができ、日帰りでスウェーデン体験ができると人気になっています。

今回はコペンハーゲンからマルメに行くためのアクセス方法をご紹介します。

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1. アクセス方法

デンマークとスウェーデンの間にはエーレスンド海峡があります。従来は船での移動がメインでしたが、現在ではそこをエーレスンド大橋という全長16kmの橋が結んでいるため、鉄道で容易にアクセスすることができます。

デンマークとスウェーデンを結ぶ鉄道はデンマーク語ではØresundståg、スウェーデン語ではÖresundstågと呼びます。発音はいずれも「エーレスン(ド)トーグ」と読みます。

2. チケット購入方法

チケット購入方法は簡単です。通常は英語にも対応した駅の自動券売機を使用することになりますが、コペンハーゲン中央駅では有人窓口もありますので、不安な方はそちらで購入することもできます。

自動券売機の詳しい使い方はこちらの記事をお読みください。

日帰り旅行を計画している方は24時間有効の往復チケットを購入すると若干割引があります。価格は片道で大体10ユーロほど(スウェーデンクローネ 89DKK orデンマーククローネ 110SEK)になります。

3. 鉄道本数・路線

デンマークとスウェーデンをつなぐÖresundstågは24時間運行。深夜から早朝まで国境を越えることが可能であり、コペンハーゲン発着の深夜・早朝便を利用する際も鉄道を使ってコペンハーゲンやマルメなどの市街地へと出ることが可能です。

デンマーク側はコペンハーゲンやヘルシンオア、スウェーデンはマルメやルンド、さらにその先のヨーテボリなど広域にわたる運行網を有しています。

4. 国境審査

本来スウェーデンはシェンゲン協定加盟国のためデンマークとの国境での審査は行われないことになっています。

しかしながら昨年から続く難民や不法移民の増加のため、スウェーデンは陸路・海路で入国する人々に対し臨時で国境警備を厳格化しており、有効な身分証明書を持たないものの入国を禁止しています。

デンマーク側から列車でスウェーデンに入国する際には必ずパスポートを持っていることを確認して乗車してください。

またスウェーデン側からデンマークに日帰り旅行などをする際にも、帰路でパスポートが行われることがあるため忘れないよう注意してください。

スウェーデン行き列車乗車前

スウェーデン入国拒否

2016年〜2017年にかけてスウェーデンによる移民規制が厳しく行われた際には、スウェーデン方面行きの鉄道のホームに入る前にDSB(デンマーク国鉄の鉄道会社社員)による身分証(パスポート)確認があり、有効な身分証を保持していない場合にはホームへの進入が禁じられていました。

これはスウェーデン側が全ての鉄道事業者に対し、スウェーデンへ入国する者の身分証を確認することを義務付けたためです。

しかしその後スウェーデン側での不法移民・偽装難民対策が進んだことから、現在では駅での規制は解除され、列車に乗る際の身分証確認は行われていません。

Hyllie駅

パスポートコントロール

コペンハーゲン空港駅で乗車すると約20分ほどでスウェーデン国境の駅Hyllieに到着します。ここでスウェーデン警察による身分証明書チェックが抜き打ちで行われます。

その場合警察官が鉄道内に乗り込み、全乗客の身分証明書を確認するため、乗客は外に降りたりする必要はありませんが、混雑具合により発車まで15分〜20分程度待つことになります

そのため、デンマークからスウェーデンに入る際にはすこし時間の余裕を持たせることをお勧めいたします。

最新情報

デンマーク側での列車乗車前のID確認を終了する代わりに、スウェーデンは国境通過後の警察による警備・検問を強化することを公式発表しています。

国境での身分証確認がランダムで行われているので必ずパスポートを持参して列車に乗車してください。

マルメ→コペンハーゲン

尚、スウェーデンからデンマークへと戻る際には国境検査や身分証確認はありません。

所要時間はマルメ中央駅からコペンハーゲン中央駅まで約35分です。

橋の上から見える美しい車窓をお楽しみください。

5. 最後に

コペンハーゲンからスウェーデンのマルメはとても近いため、観光客だけではなく通勤や通学でも多く利用される路線です。

現在は不法移民・難民流入規制に伴う対応がスウェーデン側で取られることがあり、デンマーク側からマルメに向かう際に不便が伴うことがありますが、それでも日本人であれば有効な身分証明書(パスポート)さえもっていれば特に心配する必要はありません。

マルメはコペンハーゲンと違って少し田舎っぽさが残る分ゆったりとした時間が流れる街。スウェーデンとデンマークで雰囲気も少し違うので是非お時間ある方は訪れてみてください!

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4件のコメント

2017年8月に旅行しましたが、コペンハーゲン中央駅からマルメ駅まで問題なく直行で行かれました。この記事を見て心配になり、本来のチケットを捨てて早い時間で取り直したのですが、結果的にはマルメでの乗り継ぎ時間が増えただけでした。また、中央駅で、空港駅で乗り換える必要があるのかと案内で聞いたところ、「そんなわけない、直行で問題ないよ」と言われました。パスポートコントロールは、マルメ手前の駅で放送案内がかかり、用意はしましたが、一等車にはまわってきませんでした。止まっていた時間は10分くらいだったと思います。これから旅行をされる方は心配されないでいいのでは。

コメントありがとうございます。
6月までは確かにコペン駅での検問を行なっていたのですが、その後アップデートがおいつかずご迷惑をおかけしました。
スウェーデン側の国境審査はシェンゲン協定に反するもので、臨時措置としてスウェーデン警察が強行したものですが、ID不携帯のものを電車に乗せた場合には鉄道会社に罰金を取るという措置をとっていたため、DSB側がコペンハーゲン空港駅で独自に検問を張っていたのが事のきっかけです。
おそらくスウェーデン側が措置を解除したため、DSBもそれに合わせて正常運転に戻したものと思われます。
一方でまだDSBはIDチェック継続をHPでは掲載しているため、まだ完全解除というわけではなさそうな気もします。

今回の報告を受けまして記事を一部アップデートさせていただきます。ありがとうございました。

東京新聞の特派員が書いた記事によると、スウェーデン側の検査の際にパスポートを提示しただけではだめでビザを要求されて、日本人はノービザと理解してもらうのに30分ほどかかったという話が紹介されていました。(海外こぼれ話)
私は2014年に行きましたのでそんなことは全くなく、すんなりいけましたけど、今は違うんですね。

正直言いまして、東京新聞らしい?のかこれはかなり誇張なりがあるように思います。
マルメ、コペン間は50回以上去年、今年で使ってますがパスポート一枚で引っかかったことは一度もありません。
また入国のスタンプを見せろと言われることは1.2回ありましたが、その程度です。
ですし、はっきりいって電車の中で身分証携帯確認をするだけですのでその場で30分待たされるなんてことは絶対にありえないかと思います。まして警官は5人体制でチェックしますから全員それを知らないなんてことはありえないはずです。
就労目的で入国したのにもかかわらず就労ビザがない場合には正当な理由として入国拒否はありえますが、その場合はヒリエの駅で降ろされてそのままパトカー行きですのでそれにも当たらなそうかと。
リベラル新聞なだけに問題提起を目的にすこし誇張記事を書いてるんだろうな、というのが実際の、住民の実感です。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。