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IELTS Listening試験でバンド7!僕がやったただ1つ+αのこと

      2016/07/14


一般的に日本人の英語学習者はアウトプットセクション(ライティングやスピーキング)に弱いと言われており、そのためIELTSで高得点を取るためにはインプットセクション(リーディングやリスニング)で正答数を伸ばすことが必要になります。

リスニング対策

筆者である私は初めて受けたIELTSの試験でリスニングのバンドスコア5.5(2014/12)を取り、その後2015年3月に本格的に勉強を始めてから約半年後、バンドスコア7.0(2015/9)を取得することができました。

今回はその際に行ったただ1つのこと+αをご紹介します。

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1. シャドーイングのメリット

はい。結論としてはとにかくシャドーイングをしました。シャドーイングは効果があるとか無いとか色々なことが言われていますが、結果論的にはかなり役に立ったような体感があります。ディクテーションはどうなのか、という意見があると思いますが、後述するプチディクテーション訓練を除き、一般的に言われる「ディクテーション」は殆ど行いませんでした。

a. なぜシャドーイング

シャドーイングのいいところはたくさんあります。

まず1つ目に、勉強机に向かって行う必要がないということ。これは忙しい受験者にとっては実にメリットで、家で家事をしながら、ベッドに寝転がりながら等イヤホンさえ使える環境であればどこでもできるということが挙げられます。一方ディクテーションは勿論効果は高いですが、時間がかかりすぎるので短期決戦を目指すIELTS学習者には効率が悪く不向きな気がします(後述する例外除く)。

私の場合は、基本的には寝る前に30分〜1時間程度(結構長いです)毎日こちらの音源を利用してシャドーイングを行いました。

2つ目に、同時に発音を鍛えられるということ。シャドーイングが同じ音源をひたすら何度も聞くので、英語のリズムに慣れたり、また口に出すことでイントネーションの置き方等も身につけることができます。話せない音は聞けないというのはまさに本当だということを実感することができます。

b. シャドーイング教材

この教材を利用した理由としては、

  1. 一時通っていたAGOSというIELTS予備校の教材だったため偶然手元にあった
  2. 本番試験より若干会話スピードが速く作られている
  3. 短い音源も収録されている
  4. スクリプトがきちんとついており会話内容を確かめられる
  5. わざとらしいオーストラリアやニュージー訛りの音源がある
  6. 数字やスペル書き取りのためだけのトレーニング音源がある(後述)

が挙げられます。基本的にはIELTS用にしっかり再現されたものであれば何でもいいと思います。このCollinsのテキストがシャドーイングにいい所は、リスニングテスト用のフルバージョンの音源(5~10分)から、設問ごとの練習用に少し短い音源(2~3分)まで収録されているので、シャドーイングの初心者等でも無理なく始められるということです。

2. シャドーイングの方法

シャドーイングは慣れるまでは相当辛いトレーニングです。最初の頃は全然ついていけないのでとにかくフラストレーションが溜まります。ですがそこを乗り切ればその後はその後はただ口を動かすだけの比較的楽なトレーニングに早変わりするので、最初だけ少し頑張りましょう。ちなみにシャドーイング中はとにかく口で追うことが重要なので、初めのうちは会話の内容等を考える必要はありません。

iPhoneをお使いの方には「トラックの中を幾つかに区切ってひたすらリピートする。再生スピードも変えられる」というシャドーイングに最適なアプリがありますので1つおすすめをしてみます。

他にも似たようなアプリ無料・有料問わずあると思うので好みに応じて探してみてください。

とにかくシャドーイングの場合は継続が重要で、最低でも週5でやらないと上達は見込めません。ですが1回のトレーニング時間は30〜1時間で十分ですので、頑張って習慣化させてください。

a. まずは音読から

最初は本当にストレスが溜まります。まずはいきなり音源全てをシャドーイングしようとせず(上級者以外そもそも無理)、少し短く区切って音源を聴きながらスクリプトを音読し、音に慣れていきましょう。

この時注意するのは、音源にしっかりと意識をして「聞く」ということを重視すること。いくら音読とはいえどただ読んでいるだけでは意味がありません。シャドーイングを想定して、音源から一歩遅れて音読ができるように(音源より先に行ったり、同時に読むのはダメ)耳も集中させます。

いきなり会話全てが難しければ数センテンス毎に区切って、繰り返し行います。

音読の回数の目安としては1日同じ音源を5〜10回、それを1週間程度毎日(ここポイント)行ってください。するとスクリプトを見てる限りは音源にしっかりついていけるレベルになるはずです。この状況になったら次のステップに進みます。

b. センテンス毎にシャドーイング

1〜2センテンス毎に区切って音源の最初から最後までシャドーイングをします。ここでの目標としては、短く区切った会話の8割程はしっかりとついて行ってシャドーイング出来るようにすること。もしつっかえる所があればうまくついていけるまで何度もくり返しましょう。再生スピードを落としてくり返し、だんだんスピードを戻していくというのでも勿論構いません。

私もどうにも苦手でシャドーイング出来ない所なんかは5、60回とか発狂したようなリピート再生してました。

c. 区切りを長めに

だんだんとシャドーイングする会話量を増やしていきます。例えば前の段階で1つの音源を20箇所で分割してシャドーイングを行い、その状況である程度出来るようになったと感じたら、音源を区切る箇所を10箇所程度に減らし、再度8割程はしっかりとついて行ってシャドーイング出来るようにくり返し練習していきましょう。

それが問題なく出来るようになったら今度は区切りを5箇所と、徐々に区切りを減らしていきます。

d. 音源1本に挑戦

最後は音源の最初から最後まで通してシャドーイングしてみましょう。ここでも何度もくり返し練習をしながら全体の7〜8割しっかりとついていけるところまでくり返します。もし同じところでつっかえるならば、その部分だけ繰り返し再生を行い克服してください。

おそらくどんなセンスがいい人でも音源1本シャドーイングを4、5回は繰り替えすことになるでしょう。ここまで出来たら、次の新しい音源に移りまた最初のステップから行います。

次の音源に移った後に重要なことは、必ずクリアした音源についても毎日1〜2回はシャドーイングを行うこと。そうでないと、またすぐ出来なくなってしまい、せっかくの苦労も水の泡です。

e. 自然に暗唱するレベルまで

上記の繰り替えしを行いながら自分が無理なくシャドーイングができる音源を増やしていきましょう。つまり、新しい音源のトレーニング+今までクリアした音源の確認1〜2回を毎日(最低でも週5)行うことになります。

するとだんだんと無意識のうちにシャドーイングをしていることに気づいてくるかもしれません。そうなってくるといよいよ音源の暗唱レベルです。暗唱できる音源は完全に習得したというサインになります。このレベルの音源が5〜10個程度揃ってくると、おそらくIELTSで安定してバンド7を取るのだけの力が身についているはずです。

3. 私の実際

私のIELTSリスニング試験のバンドの推移は半年で5.5→7。

行ったシャドーイングの訓練内容は上記に書かせていただいた通りですが、異論はないと信じています。私の場合シャドーイングをするのは家の中(もちろんカフェではできません)。帰宅し風呂に入った後自分の部屋に篭ってからスタートです。

場所は主にソファーの上かベッドの中、1日の時間はその日の体調にもよりましたが30〜1時間程度です。これは時間を計って行ったというよりは、シャドーイングの練習をして区切りのいい時間(例:初期であれば音源1本、後期であればiPhoneに入れたシャドーイング音源一周)等がその程度であったということです。

とにかく毎日のくり返しが重要です。一見大変そうに見えますが、体力的な負担という意味では一番楽な対策でした(聴いて口に出すだけ)。ですが最初の頃は本当にうまくできず、かなりストレスが溜まりましたので、皆様もメンタル的な疲弊はするかもしれません。笑

4. +αの部分

私のリスニング対策は95%シャドーイングですが、それに加えてわずかに+αの部分があるのでご紹介します。

a. 聞き流し

これはシャドーイングで使っている音源を電車の中等で聞き流ししていたということです。決してBBCラジオ等ではありません。IELTSのスコアアップのためにBBCはあまり意味がないような気がしますのであくまでもシャドーイングで使っているIELTSの試験を想定した音源を聴きましょう。

これによってシャドーイングの習得時間短縮にも繋がります。

b. プチディクテーション

ディクテーションは時間にゆとりがあるIELTS受験者以外は基本的にはやる必要がありません(効率の問題)。が、一方でIELTSのリスニング試験はディクテーションの要素がかなりあるのも事実で、特に人名のスペル書き取りや電話番号の書き取り等はどうしてもシャドーイングだけではカバーできません(聴いた瞬間に忘れないよう字を書くという訓練が必要)。

前述のCollinsの音源にはそのため専用のトラックも収録されています。

例えばひたすらランダムな数字を読み上げる、なんていうもの。

「one one nine double five o two double seven」を聞いたら即座に「119550277」と書く訓練になります。地味ですがListening試験のセクション1や2で役立つので是非やっておきましょう。

同様にランダムにアルファベットを読み上げて、それを書きとるなんていうトレーニングも有効です。これについては自分で吹き込んでディクテーションする方法でも問題ありません。

5. 最後に

IELTSのリスニングは、日本人にとってはスピーキングやライティングをカバーする得点源です。しっかりと対策をすれば必ずスコアアップが期待できます。シャドーイングは、効率良くIELTSスコアアップを狙う受験者にとっては最適な手段ですので、是非毎日の勉強ルーティーンに入れてみてください。

その他のIELTS対策体験談は上記記事にまとめているのでご参照ください。

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