旅プロが届ける旅行個別相談サービスはこちら

IELTS Listeningの簡単なのに間違える数字の聞き取り対策

IELTS Listening試験のPart1で必ず登場してくる人名・地名のスペル聞き取りや電話番号の聞き取り。

Part1で絶対に落とせない得点源にもかかわらず、なぜか聞き間違って点数を落としてしまうという人が多い部分になります。

IELTSリスニング対策についてはこちらの別記事にて詳しくご紹介していますが、今回はピンポイントにスペル、番号の聞き取り対策をご紹介します。

1. とにかく数をこなす

対策は簡単です。とにかく何度も数をこなすこと。

もし周りに協力的な友人がいるようでしたらその人にお願いして、約10桁程度の数字をランダムに読んでもらい複数トラック録音しておきましょう。

同じ人だと発音に癖が出てくるので、色々な人に協力してもらうことが重要です。

他には、こちらのIELTS対策をしている人にはおなじみのCollinsのテキスト付属CDにも数字の聞き取りに特化したトラックがあり、ひたすら数字をランダムに読み上げるというトレーニングができるようになっています。

特にCollinsのCDはより本番に近くなるよう「68772」を「シックス エイト ダブルセブン ツー」という感じに少し複雑化して読み上げたトラックも収録

また些細なことですが、0を「オー」と発音したり「ゼロ」と発音したりするバリエーションも豊富。

普段から聴き慣れているのとそうでないのでは、試験中という環境においてはパニックの原因にもなりえますので無視できないトレーニングになります。

CollinsのCDは他にもIELTS Listeningならではの対策が色々とできるようになっているのでオススメです。

2. 数字を英語で読む

数字を聞いた瞬間にペンを動かして書きとらないといけない試験ですが、意外とそのスピードで数字を英語で読めないという人を見かけます。

自分で読めないのにその速さで聞き取れるはずがありません。

携帯の電話帳を開き、電話番号を上から少しでも早く英語で読んでみましょう。その時に「77」をダブルセブンと読んでみるのも有効です。

とにかくつっかえることなく英語ですばやく数字を読むという訓練が、おのずとリスニングの対策につながります。

3. 10の位に注意

住所の聞き取りなどで必ず出てくるのが「番地」の聞き取りです。

特にここでは「Greenroad 18/80」のようにエイティーンなのかエイティーなのか、というところを引っ掛けるケースが多くなっています。

違いは分かっているようで、いざ試験の場で早く言われると18なのか80なのかわからなくなる、あるいは自身が持てず気になって後に引きずる、なんてことが起こりかねません。

ポイントはアクセントの位置。前半部分にアクセントがくるのか、後半部分にアクセントが来るのかを聞き分けることができれば10の位の音には問題なく対応できるはずです。

日頃リスニングをする際に10の位の発音に十分注意をしておきましょう。

4. 最後に

単純なことですがこの数字の聞き取りがうまくいくかどうかで1〜2点は確実に変わってきます。

IELTSのリスニングのPart1ではこの数字聞き取りは必ず出題され、この1〜2点をとるかどうかでリスニングのBandスコアが0.5変わってくる可能性が高いので、決して侮れません。

日常生活では、こんなのはただ聞き直せばいいだけのことですが、試験では1発勝負です。

十分に対策を行い、このつまらないところでの失点をしないように準備するようにしましょう!

皆さんのIELTS対策サポートします

英国及び北欧で修士・博士課程を終了し、IELTSオーバーオール8.5の筆者が皆様のIELTS対策を直接サポートします。

特に日本人の苦手とするライティングとスピーキングに焦点を当てたオンラインレッスン (Zoom利用)を提供。日英バイリンガルで、IELTS対策に10年以上携わっているからこそできる効果的な対策方法を実践。

学習を始めたばかりの方から試験直前対策まで、完全プライベートだからこそできる柔軟性あるレッスンを提供しています。

初回 50分授業+10分カウンセリング/回 – 4,500円

2回目以降 30分/2,500円 (エッセイ添削込み)

対策項目
スピーキング・ライティング・精読指導・受験Tip

興味がある方は、まずはメールもしくは公式Lineにてお問い合わせください。

5件のコメント

こんにちは。
Collins English for IELTSを購入して利用し始めました。
しょうもない質問で恐縮なのですが、
数字の聞き取りのトラックを探しているのですが見つけられずにおり。。トラック番号を覚えていらっしゃったりしますでしょうか。
一通り探してはみたのですが。。

コメントありがとうございます。
海外在住中で手元にテキストがないのでどこにあるかを伝えることができません。が、どこかにあるはずですので探してみてください。
他のトラックと比べて随分と短いトラックだったはずです。
コリンズのスピーキングテキストはシャドーイングをするのに最適なテキストなので是非使いこなしてください!

こんばんは。webサイト、大変ためになっております!
そこで、リスニングセクションについての質問に答えていただけないでしょうか。ある参考書において、One word and/or a number for each answerという指定のもと、カードナンバーの解答として5664 8876 7312 1182と記載されていました。これはa numberのルールの範囲内なのでしょうか。a numberのくくりが理解出来ていません。お答えいただければ嬉しいです。

Misakiさんコメントありがとうございます。
a numberと言われた場合には数字の文字列1つをいいますので、1桁のこともあれば10桁のこともあります。ご指摘のケースの場合では、1つのカードナンバーとして16桁の数字が与えられているという意味ですので、もちろんルールの範囲内です。

例として一つのカッコ内にいれられるOne word and/or a numberというのは以下のもの全てが該当します。
Yokohama
Yokohama 2
Yokohama27892
2
045123432

逆にカッコが一つだった場合にはこのようなものは該当しません
234 Yokohama 2113
24 June 2011

ちょっとわかりづらいかもしれませんが参考になりますでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
アバター画像
Eurotraveller 公式
ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。