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【ウィックロー国立公園】アイルランド・ダブリン発おすすめ日帰り観光

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世界でも有数の多文化共生国家であるアイルランド。アイリッシュパブ等でも有名になり、最近では観光客も多く集まるようになりました。

今回は首都ダブリンから片道1時間、アイルランドの壮大な自然を気軽に感じられるスポットの1つであるウィックローマウンテン国立公園 Wicklow National Parkの見どころを紹介します。

1. Wicklow州

Wicklowはアイルランド首都ダブリンより南に車で約45分〜1時間にあるウィックロー州の州都、人口は6835人(2006年調査)という小さな町です。

西暦870年頃にヴァイキングによってつくられたという大変歴史のある町で、数多くの遺跡も残されています。

そこには国立公園指定された非常に大きなナショナルパークが存在し、壮大な大自然が手付かずのまま残されており、自然愛好家だけでなくダブリンを訪れた観光客を一年中魅了し続けています。

2. ヴェイル・オブ・グレンダーロッホ

ウィックローマウンテン国立公園の中でも最も有名なスポットとしてはグレンダロッホが挙げられます。

必ず団体ツアーなどでも訪れる場所で、歴史的な遺跡群が残されているほか、その自然を満喫できるハイキングコースがあることでも有名です。

ケルト文化遺跡群

ゲートウェイ

アイルランド1日観光

ビジターセンターにから少し歩くと、グレンダロッホの入り口とも言える石積みの門、ゲートウェイがあります。ここはケルト文化が栄えていた頃、俗の域から聖域へと入るためのゲートだったとのこと、当時は「7つの教会の町」への入り口だったそうです。

この日のゲートにはケルト人の民族楽器を演奏しているかたがいらっしゃいました。

墓石群

アイルランド観光

グレンダロッホに入るとまず目に入ってくるのが多くの墓石群。多くのアイルランド人がこの地での埋葬を希望する一方で、それを受け入れるほどの敷地がないため、ウィックローに多大な貢献をした人でないと墓石を建てることができないとのことです。

奥にはウィックロー国立公園でもある大自然が広がっています。

ラウンドタワー

ウィックローパーク

ラウンドタワーは監視塔として建てられたもので、現在でもそのままの姿で保存されています。ヴァイキングが攻めてくるのを監視したり、もしくはヴァイキングの襲来から避難するために使用していたと言われています。

そのため入り口は地上にはなく、はしごをかけてはじめて内部に入れるような構造になっています。

大聖堂・修道院跡

ダブリン観光

グレンダロッホ最大の建築物で、大聖堂と修道院を兼ね備えた建物です。細かいガイドの説明を忘れてしまいましたが、見ての通りかなりの歴史を感じさせる建物です。内部はとてもシンプルな作りですが、採光に工夫がされており、現在のキッチンの原型になるであろう設備(写真右)も完備されています。

この修道院が使われていた当時はカトリックが禁止されていたとのことで、墓石が室内に埋め込まれているなんていう歴史的な背景も知ることができます。

ハイキングコース

ハイキングコースは20分程度の初心者向けのものから、2〜3時間かけての本格的なコースまでいくつか整備されています。

短いコースは道は足元の状態もよく、軽装でも全然問題ないので特に観光客や地元の人のちょっとした散歩に人気となっています。

大自然の緑

アイルランド旅行

ハイキングコースは手付かずの綺麗な大自然の中を歩くことになります。特に春から夏にかけては緑の茂る中を、秋には紅葉が進むコースを楽しむことができます。

Upper Lake

ウィックロー

ハイキングコースを進むと、氷河に削られた渓谷と、そこに続く大きく澄んだ湖に到着します。湖はとても綺麗で、夏場は水に入っている人が少なからずいるほか、周囲には芝生の地面が広がっており皆日光浴などを楽しんでいます。

ちなみにUpperがあればLower Lakeもあります。これは遺跡群側のすぐ近くにあり、Upper Lakeを目指す間に眺めることができます。こちらも大変綺麗ですが、せっかくウィックローを訪れたのであればUpper Lakeを目指してみてください(遺跡群・ビジターセンターより徒歩約30分)

3. ギネスレイク Lough Tay

ギネスレイク

ウィックローマウンテンにあるもう1つの目玉としてはLough Tayがあります。別名ギネスレイクとも呼ばれます。その由来はまるでギネスビールのような褐色の水。

もちろん汚染などというものではなく、地質的なもので、泥炭に由来するのだそうです。

体力に自信のある人はグレンダーロッホから歩けないこともないですが、通常はみなさん車での移動だと思いますので、ギネスレイクを見る絶景ポイントをお教えします。

R759かWicklow Way、ここから見下ろすギネスレイクは絶景そのものです。

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ちなみにこのギネスレイクへと注ぎ込んでいる川があるのですが、やはりそこの水も黒いです。こちらも見所ですので是非訪れてみてください(写真がわかりづらくてすみません)。

4. パワーズコート

パワーズコート

パワーズコート Powerscourt は1741年に建設された旧パワーズコート子爵の屋敷と庭園です。屋敷そのものは入場無料で、内部で展示があったり、芸術な伝統工芸品を含むショップが入っています。

その美しい庭園は入場料を支払わなければ入ることができませんが、天気がいい日にはその美しく管理された庭園をゆっくり散策するのもいいでしょう。西洋風の庭園だけでなく日本庭園など色々なエリアがあります。

ちなみに、内部にある「テラスカフェ」は入場料を払わなくても庭園を屋敷の中から見ることができるので、時間のない方はこちらでお茶をするのもおすすめです。

5. 最後に

アイルランドは大自然の宝庫、ジャイアンツコーズウェイやモハーの絶壁などダブリンから日帰りで行ける名所がたくさんあります。

ウィックローマウンテンはその中でも特にダブリンに近く、気軽に行ける場所。日程がタイトな旅行者の方も、ダブリンの喧騒から少し離れて美しい空気を感じに一度訪れてみてください。

ダブリンよりそれぞれ特徴やルートの違う観光ツアーやバスが複数でているので、自分の希望に合うプランを探すことができます。

個人的にはウィックローマウンテン周辺の街なども全部回るツアーなど色々ありますが、個人的にはウィックローマウンテンでなるべく長い時間を使えるツアーがおすすめ。こちらより予約が可能です。

広大な自然公園ですので、ゆっくりと歩いて五感から自然を感じてみてください。いい天気に当たればこれほど気持ちいことはありません。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。