アイリッシュパブでは生ライブが頻繁に行われていますが、その時の定番なのがアイリッシュソング。
そして、ダブリンで最も有名なアイリッシュソングといえばモリー・マローン Molly Malone、ライブミュージックでは、客とミュージシャンが一体となって大合唱になる大人気の曲です。
今回は、ダブリンの非公式ソングにもなっているモリーマローンの曲を簡単にご紹介します。
1. モリーマローン
モリーマローンはダブリンに語り継がれる少女。魚売りを生業にする一家に生まれ、魚を毎日売りに通りにでていたものの熱病にかかり亡くなってしまった悲しい話と伝承されています。
実際にモリーマローンという少女が実在したのかどうかということに関しては議論があり、架空の人物であるという説が有力ですが、17世紀に実像していたという説もあります。
モリーマローンという曲が世に広まったのも19世紀の後半からと言われていますが、実際に誰が作曲したのかなど、楽譜の存在も含めて謎が多い様です。
2. モリーマローン像

ダブリン中心部グラフトンストリートにモリーマローンの像が設立されています。
現在では手押し車の女とも呼ばれ、多くの観光客が記念撮影をしたりして集まってきています。
観光客がどこをお触りしているか、光沢具合でわかりますね。。。

このモリーマローンについての歌は現在ではパブミュージックの代名詞としてだけでなく、ダブリン市の非公式ソングにもなっており、またダブリンを本拠地にする様々なスポーツチームの応援歌としても使われる等、ダブリンで一番有名な曲になっています。
まさにダブリンを代表する歌です。
3. 歌詞
- In Dublin’s fair city,
- Where the girls are so pretty,
- I first set my eyes on sweet Molly Malone,
- As she wheeled her wheel-barrow,
- Through streets broad and narrow,
- Crying, “Cockles and mussels, alive, alive, oh!”
- “Alive, alive, oh,
- Alive, alive, oh”,
- Crying “Cockles and mussels, alive, alive, oh”.
- She was a fishmonger,
- But sure ‘twas no wonder,
- For so were her father and mother before,
- And they each wheeled their barrow,
- Through streets broad and narrow,
- Crying, “Cockles and mussels, alive, alive, oh!”
- “Alive, alive, oh,
- Alive, alive, oh”,
- She died of a fever,
- And no one could save her,
- And that was the end of sweet Molly Malone.
- Now her ghost wheels her barrow,
- Through streets broad and narrow,
- Crying, “Cockles and mussels, alive, alive, oh!”
- “Alive, alive, oh,
- Alive, alive, oh”
最後に
その歌詞は非常にシンプルで覚えやすいこともあり、アイリッシュミュージックの中では1、2を争う有名曲。アイリッシュパブなどで生演奏に合わせながら、客みんなで歌うのが定番です。
アイルランドを代表する歌で非常に有名ですので、歌詞のサビ部分だけでも覚えているとパブ巡りをするときに楽しいこと間違いありません。
パブとアイリッシュミュージックは切っても切れない関係、アイルランドを訪れる際には代表作であるモリーマローンの曲、是非覚えておいてください。
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