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【ブリュッセル】見どころ25選・治安・デイトリップ【観光まとめ】

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ベルギーの首都ブリュッセル。その地理的有利を生かして中世から貿易を中心に栄え、現在では欧州連合本部が置かれるなど世界的な国際都市としての役割を持っています。

世界で最も美しいと呼ばれる広場グラン・プラスを始めブリュッセル中心部は複数の世界遺産を有する観光都市。

中世からの長い歴史に起源を持つものから様々な芸術の中心として、さらには欧州連合など現在の欧州政治の中心として見所がたくさんあり、1年を通して世界中の観光客をひきつけています。

今回はそんなベルギーの中心地、ブリュッセルでおすすめしたい観光名所・見所や旅行をする上で知っておきたい基本情報を紹介します。

1. 日本〜ブリュッセルおすすめアクセス方法

EUの首都であるブリュッセルは日本人駐在者も多いことから、東京からブリュッセルまでANAが直行便を運行、そのため最短でのアクセスを希望する場合にはANAの利用がおすすめです。(2022年8月現在コロナ感染症及びロシアによるウクライナ侵攻を受けて運休中)。

乗り継ぎが気にならないという方はヘルシンキ経由でのフィンランド航空(JALコードシェア便)やワルシャワ経由のLOTポーランド航空、中東経由でエミレーツ航空やエティハド航空を利用することでコストを抑えることができます。

スターアライアンス派はANAやポーランド航空、ワンワールド派はフィンエアーやJALの利用がおすすめです!

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2. 治安と気をつけるポイント

ブリュッセルの主な観光名所や見どころは比較的治安がいい場所に集まっていますが、通り一本変わるだけで治安状況が一変すると言われている街でもあり、土地勘のない不慣れな観光客が街歩きをする際には注意するべきポイントがいくつかあります。

また観光客を狙ったスリやひったくりも多数発生しているため身の回りには十分に注意する必要があります。

2-1. 犯罪に遭わないためのポイント

話しかけてくる人に注意

ブリュッセルはヨーロッパの一大観光都市であり、それを狙った軽犯罪も数多く発生しています。観光客が最も気をつけるべきはスリやひったくり。

その大多数が複数人やグループで行動するプロのスリ集団(移民を背景に持つ子供や女性も多い)なため、相手が誰であれ近づいてくる人には注意する必要があります。

人々が密集しやすい場所でのスリはもちろんですが、突然話しかけてきて注意をひきつつグループの仲間が貴重品を奪うという手口や、アンケートや募金を装ったスリも定番なので注意してください。

基本的に話しかけてくる人の相手はしない、というのがヨーロッパの大都市を旅行する上での鉄則です。

ヘイトに注意

残念ではありますが、コロナ渦で人種差別に起因する犯罪の増加が報告されており、特に移民を背景に持つ若者からのヘイトスピーチや唾をかけるなどの行為が多数発生しています。

人通りの少ない場所を歩かない、素行の悪そうな若者や酔っ払いに近づかない等の基本的な旅行者としての行動を忘れないようにしてください。

軽装を心がけて

ブリュッセルの街を歩く際は軽装にとどめ、身の回りのものが全て見える範囲に常にあるように気を付けてください。ハンドバッグなど簡単に奪われるリスクのあるものは避け、体に密着して固定できるような鞄を選びましょう。

また、スマートフォンや財布はズボンの前ポケットや服の内ポケットなど人の手が届きにくい場所におき、カバンの外ポケットやバックパックの中など歩いている際に注意が届きにくい場所に置くのは避けることが無難です。

またブリュッセルはほとんどのお店でクレジットカードの利用ができるため、現金の持ち運びは最低限(20ユーロ程度)にとどめることをお勧めします。

2-2. 観光客が気をつけるべきエリア

ブリュッセル治安がいい場所とそうでない場所がエリアごとに分かれているというよりは通りごとに雰囲気がガラっと変わるという一面があります。

そのため、街歩きをする際は雰囲気が悪い通りや人通りが少なく暗いエリアは遠回りになったとしても避けるというのが鉄則。

その上で観光客が避けるべきと一般的に言われる代表的なエリアを紹介します。

モーレンベーク地区

ブリュッセル中心地の西側に位置するエリアで、ブリュッセルで良い意味でも悪い意味でも最も有名なエリア、時に「No-Go Zone」とも言われ、一時はイスラム過激派やギャングの温床とも言われていた場所になります。

日中人通りの多いエリアを歩く分には問題はありませんが、観光資源も特になくあえてリスクを負う必要もないので近づかないことをおすすめします。

ブリュッセル北駅周辺

ブリュッセル北駅周辺や高架下はホームレスや薬物中毒者のシェルターとなっている一面があり、特に夜間の利用は注意が必要です。

駅北部はベルギーの官庁街となっており比較的治安。高級ホテル等も多く、観光客やビジネス客で夜間も人通りが多いエリアです。

一方、駅東部や駅周辺の街頭の少ない細い通りは避けるべき場所。夜間に駅利用をする場合にはタクシー等を利用し、土地勘が出てくるまでは駅周辺をなるべく歩かないことをおすすめします。

マロール地区

ブリュッセル最高裁判所が位置し、アンティークショップなどが立ち並ぶ古き良きブリュッセルの顔とモダンアートやストリートアートが溢れるヒップな顔をもつマロール地区。

労働者階級の人が多く住むエリアということで、夜間はアルコールやドラッグに起因するトラブルや暴力が多く報告されており、夜間は避けるべきエリアと言えます。

スハールベーク地区

ブリュッセル中心地の北東部を構成するエリアでブリュッセル北駅東側のエリアになります。住民の失業率が25%に上り、移民の占める住人の割合がブリュッセルで最も高い水準にあることで知られています。

アンデルレヒト地区

ブリュッセル南駅西側に位置し、こちらも移民が占める割合が非常に高くなっている注意すべきエリア。観光客を狙った強盗事件や暴力事件が過去に報告されています。

3. 物価の目安とキャッシュレス状況

3-1. 最新の為替レート・物価水準

ブリュッセルの法定通貨はEUの共通通貨ユーロ。

物価は周辺国(ドイツ・フランス)と比較すると同程度もしくは若干低い水準となっており、食費や宿泊費、交通費など観光支出の主なものは日本よりも高くなっています。

特に観光の中心となるブリュッセル旧市街エリア(特にグランプラス周辺)では物価は高い水準となっています。

最新の為替レート

為替レート EUR: 日, 3 11月.

3-2. キャッシュレスとクレジットカード対応状況

ブリュッセルのキャッシュレスは非常に進んでおり、少額決済からクレジットカードやデビットカードを使用するのが一般的です。

観光施設やお土産店はもちろん、キオスクやスーパーマーケット、公共交通機関の自動券売機やタクシーもキャッシュレスに対応しています。

日本から旅行で訪れる際には安全面を考えても基本はカード利用とし、20ユーロ程度をいざという時のために持ち歩くのがおすすめです。

ヨーロッパ旅行におすすめのクレジットカードの選び方はこちらで紹介しています。

北欧キャッシュレスの現状

4. おすすめ時期と観光日数

ブリュッセルの観光の基本は街歩き、歴史的な建築や見どころを見て廻りつつ、ワッフルの食べ歩きを楽しんだりというのが定番です。

そのため、おすすめの観光時期は天候が安定する春から夏にかけて。4月〜8月がブリュッセル最大の観光シーズンとなります。

一方、11月中旬から12月末まではクリスマスの時期となり、街中でライトアップやプロジェクションマッピング、クリスマスマーケットのイベントなどが街中で開催され活気が出るのでこちらもおすすめです。

ブリュッセルの主要な観光名所をとりあえず網羅のに最低限必要な日数は1泊2日、博物館や美術館をゆっくり楽しみたいという方は2泊〜3泊するのがおすすめです。

5. ブリュッセルの見どころ25選

おまたせしました。ブリュッセルの観光の基本情報を頭に入れた上で、現地の人もおすすめするブリュッセルの見どころを25ヶ所紹介します。

1. 小便小僧の像

ベルギーで最も有名な観光名所といえば誰もが知る小便小僧の像、通称ジュリアン君。と同時に、世界3大がっかりの1つとも言われている評価が真っ二つに分かれる見所スポットです。

1619年にフランス人彫刻家ジェローム・デュケノワによって製造されたもので、現在設置されているものはレプリカ。本物はブリュッセル市立博物館で展示されています。

時期にあわせて様々な衣装が着せられることでも知られ、すでにそのバリエーションは900を超えると言われています。

概要

名称: Manneken-Pis (Little Julian)
住所・マップ: Eikstraat 1, 1000 Brussel, ベルギー
公式HP: https://www.brussels.be/manneken-pis

2. 小便少女の像

小便少女

小便小僧があればもちろん小便少女も。こちらは比較的新しく、1985年に制作、1987年から一般に公開されました。

もともとはガン撲滅の基金のために設立されたもので、現在も投げ込まれた小銭やグッズ代金などがガン研究やガン患者などに寄付されています。

概要名称: Jeanneke Pis
住所・マップ:  Impasse de la Fidélité 10-12, 1000 Bruxelles

3. 小便犬の像

小便犬

小便小僧がいて、小便少女がいるなら、小便犬(オス)だっています。

作られたのは比較的あたらしく、1998年に設置されました。また小便小僧や小便少女と違い、こちらは普通の銅像で噴水にはなっていません。

オリジナルのものは2015年に交通事故にあってしまったそうで、現在のものは修復されたものとなっています。

概要

名称: Het Zinneke
住所: Rue des Chartreux 35, 1000 Bruxelles

4. セルクラースの像

グラン・プラスと小便小僧のある広場をつなぐ細い路地にあるのがセルクラースの像。

14世紀にブラバン公の統治下で繁栄していたブリュッセルを、それを妬んだフランドル伯の企てから街を守った英雄としてブリュッセル市民に慕われています。

その後セルクラースは1388年に襲撃されそれが原因で亡くなりますが、そのなくなった場所に19世紀に像が建設されました。

右腕を撫でると幸運が訪れると言われているので、是非腕を撫でながら記念撮影をしてみてください。

概要

名称: Everard t’Serclaes statue
住所・マップ: Grand Place 9, 1000 Bruxelles, ベルギー

5. ギャルリー・サンテュベール

ブリュッセル名所

グラン・プラスの裏手にあり、ヨーロッパ最古の高級ショッピングアーケードとして知られています。

1847年に完成し、日光を多く取り入れられるようガラス張りの天井になっているのが特徴。

アーケード内部には王室ご用達の高級衣料品店やチョコレートショップ、雑貨屋やカフェ、レストランなど様々。

ウィンドウショッピングにも楽しいエリアになっています。

概要

名称: Galeries Royales Saint Hubert
住所・マップ: Galerie du Roi 5, 1000 Brussel, ベルギー
公式HP: https://www.grsh.be

6. グラン・プラス

グラン・プレス

ブリュッセル中心部にあり、世界一美しい広場としても知られているグラン・プラス。

1998年に世界文化遺産にも登録されたブリュッセルでNo.1の観光名所です。

広場周辺には15世紀当時の建物のまま残っているブリュッセル市庁舎(左)や、小便小僧のオリジナルを展示している市立博物館の入っている「王の家」(右)、ビール博物館など様々な博物館やレストランが入っているギルドハウスが立ち並んでいます。

概要

名称: Grand Place
住所・マップ: Grand Place 1, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: https://www.brussel.be/grote-markt-van-brussel

7. サンカントネール公園

ブリュッセル観光

サンカントネール公園は敷地約30ヘクタールに及ぶ大きな都市公園。

ベルギー建国50周年を記念して1880年にナショナルエキシビジョンの一つとして整備され、公園中央に建つ凱旋門は1905年に建設されました。

公園一端にはU字型に大きな建物群があり、現在は後述する様々な博物館として使用されています。

概要

名称: Parc du Cinquantenaire
住所・マップ: Parc du Cinquantenaire, 1000 Brussel, ベルギー

8. サンカントネール博物館

サンカントネール公園の一角にある1つ目の博物館がサンカントネール博物館。

ベルギーで中世から伝わる民俗や風習、装飾品などのほか、古代エジプトでの出土品、世界各国の美術品など幅広い展示が行われています。

特に常設展示されているアール・ヌーヴォーの作品は人気、比較的空いていることが多くゆっくりと作品を鑑賞することができる穴場的博物館です。

概要

名称: Musée Art & Histoire
住所・マップ: 10 Parc du Cinquantenaire, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: https://www.artandhistory.museum

9. オートワールド

サンカントネール公園の一角にあり、世界最大の自動車展示をしているオートワールド。

何と展示している車両台数は約1000台、自動車が登場した非常に初期のものから、最新のスーパーカーやレーシングカーの展示も多数。

世界各国の貴重なクラシックカーからランボルギーニやフェラーリなどの憧れの一台まで、車好きの人はもちろんそうでない人もその雰囲気に圧倒されること間違いありません。

概要

名称: Autoworld
住所・マップ: Tunnel Cinquantenaire 27, 1040 Bruxelles, ベルギー
公式HP: http://www.autoworld.be

10. 王立軍事博物館

サンカントネール公園にあるもう一つの博物館が王立軍事博物館。

こちらではベルギーやフランスの軍隊が使用してきた装備を中心に中世ナポレオンの時代から現代に至るまで各フロアごとに様々な軍事品が展示されています。

特に「航空」ホールで展示されている戦闘機は圧巻。世界中から集められた戦闘機や軍用機が所狭しと並べられ、その数はなんと約170。

実際に触れたりコックピットに座ったりすることができる戦闘機も多く展示されています。

概要

名称(英): Royal Museum of the Armed Forces and Military History
名称(仏): Musée royal de l’armée et de l’histoire militaire
住所・マップ: Parc du Cinquantenaire, 1000 Brussel, ベルギー
公式HP: http://www.klm-mra.be

11. ブリュッセル王宮・周辺博物館

ベルギー「王国」というだけあってベルギーは連邦立憲君主制国家。

現在ベルギー王室はブリュッセル郊外のラーケン宮を居住地として使用しており、ブリュッセル王宮はベルギーの国家元首であるフィリップ国王が執務に利用したり、国賓を迎えた際の迎賓館として使用されています。

普段は非公開ですが夏季の1ヶ月半の間のみ一般公開されるので、タイミングがあった際には是非豪華絢爛な装飾品や天井画などベルギー1と言われる内装を見学しに訪れてみてください。

尚、王宮周囲には楽器博物館、王立美術館、ベルビュー博物館、オールドマスター博物館(美術館)、性と神話の博物館、マグリット美術館、芸術の丘などが集まっており、ブリュッセルにおける芸術のホットスポットになっています。

概要

名称(英): Royal Palace of Brussels
名称(仏): Palais de Bruxelles
住所・マップ: Place des Palais 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: https://www.monarchie.be

12. ベルギー王立美術館

王立美術館

芸術の中心ブリュッセル王宮の周辺で1つ美術館に入るとすれば欠かさず選びたいのが王立美術館。

1803年にオープンした歴史のある美術館で、古典美術から近代美術まで約2万点もの作品を収蔵しています。

館内は4つのセクションに分かれておりその規模はベルギー最大。ロベルト・カルピンの受胎告知など教科書にも出てくるような名作も数多く展示されています。

概要

名称(英): The Royal museums of fine art of Belgium
名称(仏): Musées royaux des beaux-arts de Belgique
住所・マップ: Rue de la Régence 3, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: https://www.fine-arts-museum.be

13. マドレーヌ教会

ブリュッセル王宮から美術館が集まるエリアを抜けた場所にある小さなカトリック教会。13世紀に修道院として建てられたものを起源としています。

カルヴァン主義派によって1580年に破壊されますがその後度重なる修復によって現在にまで至ります。

今日でも当時の古い構造がそのまま残っているところも多く、教会後部にあるシュヴェと呼ばれる屋根組は15世紀にネオブラバント=ゴシック建築様式で作られたもの、正面玄関部分は1637年に作られたものとなっています。

概要

名称(英): Capel of the Madeleine
名称(仏): Chapelle de la Madeleine
住所・マップ: 1 Magdalenasteenweg Bruxelles Brussel Brussels, 1000 ベルギー
公式HP:

14. 聖カトリーヌ教会

聖カトリーヌ教会は15世紀に作られ、その後1854〜1859に大規模に改装され現在の姿となりました。

珍しく正面のファサードはゴシック様式でつくられているにも関わらず、内部は典型的なバロック様式となっていることなど、複数の建築様式が混ざっていることが特徴。

教会の横には1629年につくられたイタリアンバロック様式の鐘塔が今でも当時の姿のまま残っています。

教会前の広場では青空市場が開催されるほか、周囲には比較的コストパフォーマンスのいいレストランが多数軒を連ねています。

概要

名称(英): Saint Catherine’s Church
名称(仏): Église Sainte-Catherine
住所・マップ: Place Sainte-Catherine 50, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: http://eglisesaintecatherine.be

15. ノートルダム・リッチェクレア教会

丸みを帯びた外観が特徴のリッチェクレア教会。17世紀後半にベルギーの著名な彫刻家でこの地方にバロック様式を広めた中心人物であるLucas Fayd’herbe (1617-1697)によって建築されました。

教会横にある修道院は1657年につくられたもので現在は修繕工事が続けられています。

ブリュッセルにおけるヒスパニック系住民、ラテン系住民の信仰の中心の場として使用されています。

概要

名称: Notre Dame aux Riches-Claires
住所・マップ: Rue des Riches Claires 23, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: https://visit.brussels/en/place/Eglise-des-Riches-Claires

16. ノートルダム・デュ・サブロン教会

13世紀にブリュッセルに住む貴族や富豪のための祈祷場所として設立されたチャペルを起源としており、15世紀ごろから現在の教会の建設が始まったと言われている歴史のあるカトリック教会。

後期ブラバンティーンゴシック様式の外装と2つのバロック様式のチャペルを含む非常に豪華な内装、そして教会全周を取り囲むように設置されている色とりどりのステンドグラスが特徴です。

概要

名称(英): The Our Lady of the Sabron Church
名称(仏): Église Notre-Dame du Sablon
住所・マップ: Rue des Sablons, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: https://www.fondsamiseglisesablon.be

17. 聖ヨハネ教会

1842年から1849年にかけてベルギー人建築家 Tilman-François Suysによって設計・建築されたカトリック教会。当時のブリュッセル都市拡張計画に基づいて設立されました。

ネオルネッサンス様式のファサードとバシリカ様式の内装が特徴的で、特にベルギーの象徴派の先駆的な画家アントワーヌ・ヴィールツによって描かれた “The Holy Family” と呼ばれる大きな宗教画が有名です。

概要

名称(英): The St. Joseph Church
名称(仏): Église Saint-Joseph
住所・マップ: Square Frère-Orban 3, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: http://fsspx.be

18. 聖ニコラス教会

商業の中心として機能したグラン・プラスに程近く、12世紀に設立されたのちブリュッセルの歴史と密接に関わっている重要な教会として知られる聖ニコラス教会。

激動の中世、度重なる損傷や破壊と修復を受けてきてたことから、建設当時のものはごく一部が残るのみとなっていますが聖歌隊席の部分は1381年の姿のまま残されています。

教会の内装にはルイ14世様式とも呼ばれるフランスのバロック様式で作られた装飾品が多く使用されています。

概要

名称(英): St. Nicolas Church
名称(仏): Église Saint Nicolas
住所・マップ: Petite Rue au Beurre 17, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: https://www.visit.brussels/

19. サン・ミッシェル大聖堂

9世紀頃に設立された祈祷所を起源とする長い歴史を持つサン・ミッシェル大聖堂。11世紀にロマネスク様式の教会に置き換えられたのち、1692年に大聖堂としてのステータスを与えられました。

1226年につくられたブラバンティーンゴシック様式の聖歌隊席を始め16−17世紀に作られたステンドグラスなど長い歴史を感じさせるものが現在も多く残っており、ブリュッセルで最も美しい教会の1つに数えられます。

概要

名称(英): Cathedral of St. Michael and St. Gudula, Place Sainte-Gudule
名称(仏): Cathédrale des Sts Michel et Gudule
住所・マップ: Place Sainte-Gudule, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式HP: http://www.cathedralisbruxellensis.be

20. 欧州連合理事会本部

ブリュッセルは欧州の首都とも言われる世界都市。その理由は欧州連合(EU)の本部が置かれているためです。

ブリュッセル東部にある新市街エリアには近代的なビルが建ち並びその多くがEUなど国際機関に関係する建物となっています。

大きなEU国旗が掲げられている欧州委員会本部の建物はまさにここが欧州の中心であることを感じさせる場所。ブリュッセルに来た際には旧市街だけでなく新市街に行くのも欠かせません。

概要

名称(英): European Commission
住所・マップ: Rue de la Loi 175, 1000 Bruxelles, ベルギー

21. ルクセンブルグ広場・欧州議会

ルクセンブルグ 広場

欧州行政の中心であり様々なEUの合意などが行われるのが欧州議会、その前にある広場をルクセンブルグ 広場と呼びます。

欧州議会内部は平日無料で見学することが可能で、夏季は日中好きな時間に、それ以外の季節は1時間ー2時間に1回の入場時間が設定されています(要身分証)。

国連と並び大きな国際議会の雰囲気を体験できる貴重な場所なので、ブリュッセルを観光する際には是非立ち寄ってみてください。

また欧州議会の横にはベルリンの壁の一部が置かれ、欧州の分断を再び起こさないという意思が示されています。

概要

名称(英): European Parliament
住所・マップ: Paul Henri Spaak Building, Wiertzstraat 60, 1047 Brussel, ベルギー
公式HP: http://www.europarl.europa.eu/

22. タッセル邸

タッセル邸

ブリュッセルにある世界遺産の一つにある「建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群 (ブリュッセル」。

この世界遺産の1つを構成し、建築家オルタが1892年に世界で初めてのアール・ヌーヴォー建築を建設したことで知られているのがタッセル邸です。

現在は私邸なので内部の見学をすることはできません。

概要

名称(英:): Tassel Townhouse
名称(仏):  Hôtel Tassel
住所・マップ: Rue Paul Emile Janson 6, 1000 Ixelles, ベルギー

23. ソルヴェイ邸

ソルヴェイ邸

オルタが1900年に建設したのがソルヴェイ邸。もちろんこちらも前述の世界遺産の構成要素の1つとなっています。

オルタの良き理解者であったアルマン・ソルヴェイが滑沢な資金を活かして建設を依頼した物件で、オルタによる最高傑作の一つとして言われています。

現在は私有となっており一般公開はされていませんが、イベントでガイドツアーが開催されることがあります。

内部をどうしてもみてみたい人は「Hotel Solvay」とGoogle検索をし「Inside-Out」(一例)のようなガイドツアーが開催されていないかチェックしてみてください。

概要

名称(英): Solvay Townhouse
名称(仏): Hotel Solvay
住所・マップ: Avenue Louise 224, 1050 Bruxelles, ベルギー

24. オルタ邸

1897年から1901年にかけてオルタの私邸として建設された建物で、こちらも世界遺産構成要件の1つ。

2棟の建物として作られましたが内部では繋がっており、住居スペースとアトリエスペースに分けられています。

現在はオルタ博物館として内部が公開されているほか、設計原図や建築経過の記録などが公開されています。

概要

名称(英:): Horta Museum  Tassel Townhouse
名称(仏): Musée Horta Hôtel Tassel
住所・マップ: Rue Américaine 25, 1060 Bruxelles, ベルギー
公式HP: http://www.hortamuseum.be

25. ベルギーワッフルショップ

最後に紹介するのは厳密には観光名所ではありませんが、ブリュッセルに来たら絶対に忘れてはいけない場所。ベルギーワッフルを是非食べ歩きしてみてください。

ブリュッセル中心部には観光客向けのお店から地元の人に愛される名店やカフェなど様々な場所でベルギーワッフルが売られています。

焼きたてのワッフルにその場でたくさんのフルーツや生クリームなどトッピングをしてもらえ、その値段はわずか2−4ユーロほど。物によってはかなりヘビーなので軽いランチがわりにもなります。

是非ベルギー本場の味を楽しんでください。

6. おすすめデイトリップ・ツアー

ブリュッセルで人気のツアーは人気博物館への優先入場がついたガイドツアーやベルギーチョコレート作りのワークショップ、ゲントやブルージュ、隣国ルクセンブルクへのワンデートリップとなっています。

こちらのリンクから現地で参加可能なデイトリップ・ツアーを一括検索可能ですので使用してみてください。

7. 最後に

今回はベルギーの首都ブリュッセルの観光基本情報と是非訪れたい観光名所を25箇所を紹介しました。

複数の世界遺産に歴史のある教会、欧州有数の芸術都市ならではの展示、そしてヨーロッパの首都と言われるブリュッセルならではの国際機関が立ち並ぶ光景。

旅の目的や好みにかかわらず様々な視点から景色や文化を楽しめる街になっています。

是非今回紹介した情報を参考に観光プランを立ててみてください!

ブリュッセル泊まるならここ!

ブリュッセルば治安のいい場所とそうでない場所の差が大きいと言われ、路地一本入るだけでも大きく雰囲気が変わる街と言われています。

そのため安心して観光をするためにもどこに泊まるかは非常に重要な問題。

今回紹介するホテル Double Tree by Hiltonはブリュッセル各地へのアクセスが便利なブリュッセル北駅のすぐ近く。治安が心配視される北駅ですが、オフィス街が広がる治安がいいエリアにあり、Hiltonグループのホテルがあるということが周辺の治安の良さを保証してくれます。

トラムやメトロの駅のすぐ近く、また旧市街エリアにある世界遺産グランプラスへは徒歩で15分程度と観光に最適。

部屋も広々としており、高いサービスは言うまでもなく。朝食ブッフェも豪華で観光の際に安心して滞在することができます。

ホテル情報

名称:DoubleTree by Hilton Brussels City
住所・マップ:Rue Gineste 3, 1210 Brussels, ベルギー
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