海外旅行に行く時の楽しみの1つとして、現地の料理がありますよね。スウェーデンにも他の欧米各国とは違った独特の食文化が根付いており、しかもなかなか美味しいと評判の料理がたくさんあります。
日本においても北欧風のカフェが増えてきましたし、IKEAでは本格的なスウェーデン料理の提供がされていたりしますが、やはり現地で食べる本場の食事を味わってこそスウェーデン料理を食べたと言えるもの。
今回はスウェーデン旅行をした際には食べておきたいスウェーデン料理を中心に、厳選して11個のメニューをご紹介します。
1. ミートボール köttbullar
スウェーデンの伝統料理といえばミートボール。日本のIKEAでも大人気なのでご存知の方も多いと思います。
ちなみに本場スウェーデン人にとってもIKEAのミートボールは美味しいと評判だったりします。
スウェーデンではミートボールは付け合わせのポテトと一緒に、甘いコケモモのジャムをつけて食べるのが一般的。
ちょっと意外な組み合わせですがクセになる味わいですよ!
2. ヤンソンの誘惑 Janssons frestelse
こちらもスウェーデンの伝統料理。アンチョビと玉ねぎを使ったポテトグラタンです。
スウェーデンの定番おもてなし料理で、特にクリスマスの時には欠かせない人気メニューでもあります。
3. ステーキ Plankstek
スウェーデンにきたら是非ステーキもいただきたいところ。スウェーデン各地に有名なステーキ屋がありご馳走の定番です。
スウェーデン流ステーキは肉と一緒に大量のマッシュポテトがついてくることがポイント。
牛肉のステーキだけでなく鶏肉やサーモン、トナカイなど様々な種類がありどれも肉厚でジューシー。食欲が止まらなくなること間違いありません。
4. ニシンの酢漬け Inlagd sill
ホテルの朝食などでは100%登場するのがニシンの酢漬け。スウェーデンの定番の前菜で、特にクリスマス前に食べられることが多いです。日
本でイメージするような酸っぱい酢漬けだけでなく、クリーミーなものや辛味のあるものなど、そのバリエーションは豊富。そしてホームメイドが一般的なので場所によって味もそれぞれです。
是非色々な種類のニシンの酢漬けにトライして、お気に入りを見つけてみてください。
5. ピッティパンナ Pyttipanna
スウェーデン定番の家庭料理で、冷蔵庫に残った食材を無駄なく使える料理として度々食卓に登場するピッティパンナ。
ジャガイモと玉ねぎ、牛や豚などの肉(場合によってはサーモン等)を塩胡椒で簡単に味付けをしたシンプルな炒め物です。日本での家庭で作る野菜炒めに近いもので、その塩味からご飯が欲しくなるかもしれません。
6. ブラック・プディング Blodpudding
ゲテモノに思えてしまう血のプディングもスウェーデンではポピュラーな料理。家庭でもよく食べられています。
牛や豚の血から作ったプリン(ソーセージ)で、グリルした後コケモモのジャムをつけて食べるのが定番。ちなみにこの血で作られたプディングはスウェーデンに限らず、北ヨーロッパでは広く食べられていますが、コケモモのジャムをつけて食べるのがスウェーデン流。
血から作っていることで、鉄分やミネラルが豊富なため、栄養をつけたい時や疲れがある時によく食べます。滋養強壮によさそうですね。
7. ケバブピザ Kebab pizza
スウェーデンとはあまり馴染みがなさそうですが、実はケバブピザは移民大国であるスウェーデン定番のファストフード。
意外なことにケバブピザはスウェーデンのB級グルメとしては最も人気で、スウェーデン人のソウルフードとして愛されています。なんと大手ピザ会社によると1番人気メニューとか。
1960年代にピザが、1980年代にケバブがスウェーデンに入りその後見事な融合を遂げたんだとか。甘辛で本当に美味しく、しかも値段が安い割にボリューム満点ということでランチにオススメです。
8. スシ Sushi
スウェーデンにきてまで寿司、と思うかもしれませんが、北欧料理として紹介したいのは寿司ではなくスシ。
スウェーデンでは大変なスシブームで、街中を歩けばどこにでもスシバー。ネタはサーモン、マグロ、アボガドが基本ですが、日本ではみられないようなチーズやチリソースを使ったものなど海外ならではの創作スシがたくさん生まれています。
特に北欧サーモンの新鮮さや脂のノリは格別。口の中ですぐにとろけてしまうサーモンスシには寿司本場を知る日本人であっても舌鼓を打つに違いありません。
9. クロップカーコル Kroppkakor
塩漬け豚肉と玉ねぎを、弾力のあるポテトで作った生地で包んだ”肉まん”のようなお団子。
やはりこちらも甘いコケモモのジャムをつけて食べます。
日本でも巷では結構流行っているようで、レシピを掲載しているサイトが多数あるようですが、是非スウェーデンに来たら本場の物を頂いてみてください。
10. ザリガニ Kokt kräftor
スウェーデンの夏には欠かせないのがザリガニ料理。あまりにスウェーデン人がザリガニを食べるために夏季以外禁漁となっており、漁が解禁される夏には国中がお祭り騒ぎ。毎日のようにいたるところでザリガニパーティが開催されます。
アクアヴィットと呼ばれる強い蒸留酒を片手に、歌ったり踊ったりしながらひたすら素手でザリガニを食べ続けるというスウェーデン流。
シーフードレストランにいくと、夏以外でもザリガニ料理を提供しているので是非トライしてみてください。臭みも強くなくハマることまちがいありません。
11. スウェディッシュキャビア Kaviar
日本でキャビアというとチョウザメの卵のことを指しますが、スウェーデンを含む北欧ではキャビアは魚卵の一般名。
日本でいうタラコやいくらなど全てを含めてキャビアといい、クリスマスの時期や食事の前菜としてよく食べられています。
レストランではもちろん、スーパーにも様々な種類のキャビアが安価で販売されており、ビスケットやバゲットに乗せて食べるのがおすすめ。
日持ちもするのでお土産にも最適です。
最後に
今回はスウェーデン伝統のものから最近流行りのものまで11種類の料理を紹介しました。
海外旅行の際には現地の美味しい料理を楽しむのも醍醐味。
スウェーデンでは、日本と同じようにシーフードもよく食べられますし、若干塩気が強い場合が多いですが、味付けはさほどくどくなく体に優しいものが多い印象です。
日本でも最近は北欧料理が注目され、多くの料理教室で教えてくれるようになっているようです。とくにヤンソンの誘惑なんかは結構定番になってきているんだとか。
旅行した際はもちろんですが、本格的なレシピ本も日本で出版されているので日本でもスウェーデン料理が食べたくなったらチャレンジしてみてください!
こんばんは。一度コメントしましたがキャンセルした私です。
スエーデンまでは、スエーデンの友人に着いて行くのですが、現地では自宅の仕事で忙しく案内はできないとのこと。現地での案内を、信用おけるガイドに頼むには、どうしたらいいですか?
こんにちわ。えっとコメントをいただいていたこちらの記事の方でお返事させていただいていますので今一度ご確認お願いします。
https://dent-sweden.com/northern-europe/sweden/sweden-alcohol