オーロラのメッカ!スウェーデン北部アビスコ散策・観測レビュー

アビスコ国立公園

スウェーデンの北極圏にあり、スウェーデン最北都市キルナから約100km離れたアビスコ。

大自然が美しいアビスコ国立公園があるほか、安定した気候で世界的に有名なオーロラ観測のメッカとして知られています。

今回はそんなアビスコに3月初旬に訪れたので春が近づいてきた美しい大自然とオーロラ観測の様子を紹介します。

1. アビスコへの行き方

アビスコ行き方

アビスコへ行く際はスウェーデン北部の最大都市キルナから向かうのが一般的。

キルナ中央駅からスウェーデン国鉄SJを利用して所要時間約1-1.5時間の鉄道の旅となります。

アビスコの主要な駅は2つあり、アビスコ東 Abisko Östra 駅とアビスコツーリスト Abisko Touriststation 駅のいずれかで下車することになります。

両駅の周辺には数多くホテルやゲストハウスがあるため、宿泊する場合にはそちらに合わせて下車、そうでない場合にはアビスコツーリスト駅が観光には便利です。

ちなみに両方の駅は徒歩でも15分〜20分くらいの距離、歩いて移動が可能です。

その他の移動手段としてはキルナからレンタカーなどでは1時間ほど、バスを使うと2時間程度でアクセスすることが可能です。

今回はキルナから鉄道を利用しアビスコ東駅で下車。

駅で降りると目の前には宿泊案内がはっきり出ているので迷うことはありません。ちなみにアビスコは街ではなく、大自然の中に観光宿泊用のホテルやゲストハウスが集まっている観光ビレッジという雰囲気。

アビスコゲストハウス

ちなみにオーロラ愛好家に大人気で東駅前にあるアビスコ ゲストハウスに宿泊しました。

2. アビスコ国立公園散策

オーロラ観測まで時間があるので、アビスコ国立公園の散策路を散策してみました。

アビスコ東駅からアビスコツーリスト駅方面へと歩き、さらにそこから散策すること約3時間の道のり。

ひたすら一面雪景色の中を歩きます。散策をしている人やクロスカントリーを楽しんでいる人、スノーモービルと時折すれ違いました。

とにかく綺麗の一言。国立公園として自然保護区域になっているので身を大自然の中に浸すことができます。

散策路の奥に見えているのがトーネ湖 Torneträsk。冬季は気温が-20度以下になるためもちろん湖も凍っています。

散策路には一本橋がありそこからは下を流れる小川、、、といってももちろん凍結。

小川の周囲には水が流れる音が。滝も見事に凍ってはいますが、氷の裏側で雪解け水が流れているようでした。

3月初旬。天気はいいとはいえいかに寒いのかを写真からも感じることができるはず。

非常に長いつららや樹氷がいたるところに残っていました。

一方で春の訪れを感じさせるような野うさぎの足跡などもあり、もう少しすると緑が増えてくるのかもしれません。

3. トーネ湖散策

アビスコ国立公園内を散策したのちはトーネ湖へ。

ヨットやボートが置いてあるものの、冬の季節は完全に凍結しており湖の上を普通に歩くことができます。

スノーモービルを使ったツアーなども開催中。湖の上が一面の雪原(氷原)となっています。

訪れたのは3月初旬。日夜の気温差が大きくなってくる時期ということもあって北極圏ならではの体験をこのトーネ湖することができました。

よく見ると氷の上に亀裂が。といっても氷の厚さはまだ50cm以上あり歩く分には安全です。

そして時たま「コーン」という非常に低く響く音が辺り一面に広がります。これは氷の熱膨張でひび割れが起こっている証拠。とはいっても気温が低いため即凍結してしまいます。

ところによっては御神渡りのようになっている場所もありました。

ちょっと足元にヒビがあるので怖さもありますが日中とはいえ気温は-20度近く。ワカサギ釣りをしている人なんかも結構いました。

アビスコは世界一オーロラ観測に適していると言われるほど気候が安定しており、冬場は非常に乾燥するエリア。

そんなこともあって大気中の湿度が凍結し、非常に大きな霜が落ち葉のように地面からはえる現象もみられます。氷の結晶がはっきりと見える神秘的な光景。

一つ一つの大きさが数センチにおよぶため、地面一面に雪の華が咲いているような光景です。

4. オーロラ観測

アビスコでのオーロラ観測場所で有名なのが「アビスコ・オーロラステーション」という山の上にある観測場所。

リフトで登ることができ、カフェやレストランなどの設備がある一方村の光害から避けることができるため大変有名です。

ただ、一方観光客も非常に多く落ち着いてオーロラ撮影がしずらいという点や宿泊施設から遠いということもあって今回はあえて行くのをやめ、代わりにトーネ湖の湖畔で観測することに。

これが大正解でした。

人がだれもいない湖の上。遠くに宿泊施設の光が見えるものの足元や周辺はまさに暗闇。オーロラ観測には最適な環境でした。

日没後だんだん空が暗くなってくると同時に空にうっすらゆらゆら流れるものが。

正真正銘のオーロラです。まだ完全に陽が沈んでないもののはっきりは見えませんが期待が膨らみます。

ちなみにこの日のオーロラインデックスはKp2。太陽活動のレベルとしては非常に低く、オーロラ観測に適しているとはいえなかったものの、世界的にオーロラ観測で有名なアビスコということで環境面での好条件が揃っているため太陽活動の弱さをカバーしてくれます。

まだ空はうっすら青みがかかっているとはいえ、肉眼でもはっきりわかるほどの強いオーロラが出始めました。

湖の上。”陸”までは100mほど離れたまさに水の上での観測。

この日はほぼ満月に近かったこともあり月明かりで地面が照らされています。写真をとるとはっきりと見えるため、満月は写真的には好条件。

強い月明かりにモカからわずここまではっきりと見えるオーロラ。いかに強いオーロラが出ていたかわかると思います。

時たま背後で鳴り響く「コーン」という氷が割れる音。実際には漆黒の闇の中ということで時たま恐怖を感じるものの、気温はこの時-30度以下にまで下がっていたため変な安心感がありました。

アビスコのオーロラ

とにかく美しい。非常に冷えている環境とはいえ、あまりのオーロラの美しさに結局4時間も湖の上一人で立ち尽くしてしまいました。

5. 最後に

いかがでしたか?

今回はスウェーデンの北極圏、大自然が美しいアビスコ国立公園とオーロラ観測を紹介しました。

冬季の降水量が非常に少ない乾燥したエリアとして知られ、スウェーデンでのオーロラ観測場所としてはもっとも条件がいい場所といわれています。

実際、今回行った際にはキルナでは雪予報になっていたもののアビスコでは雲ひとつない快晴。見事なオーロラを観測することができました。

確実にオーロラを見たいという方は是非アビスコにまで足を運んでみてください。

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アビスコ国立公園

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