観光ガイドブックでは必ずといって紹介されているブダペストの人気カフェ、New York Cafe。
実際私もハンガリーの航空会社の機内誌でその存在を知り、そこで紹介されていた写真の美しさに惹かれて実際に朝食がてら行ってみることにしました。
しかし、実際のところは残念ポイントが多すぎて後悔。
New York Cafeにこれから行くことを考えている人向けに実態がどんなものだったのかシェアします。
New York Cafe概要
ブダペストの中でも最も美しいカフェとして知られ、数多くの観光ガイドやインターネット旅行サイトで紹介されているNew York Cafe。
このカフェは現在New York Palaceというホテル内のレストラン&カフェとなっていますが、イタリアンルネッサンス様式の非常に豪華な内装と優雅な空間が評判を呼び、今ではブダペスト有数の観光名所になりました。
行くべきではない5つの理由
そんなこともあり、実際に私たちもこのカフェを訪れましたが、実際にはいって後悔。なんともいえない後味の悪さを感じました。
今回はなんでお勧めできないのか、そんな理由を5つ紹介します。
1. 長い長い待ち時間
まずこのカフェはホテル内とはいえ、ガイドブックでは必ず紹介されている観光名所。したがってバケーションシーズンは特に朝の開店直後から非常に多くの人が訪れます。
テーブルの予約は電話や公式HPから可能ですが、予約なしで行った場合には長時間待つという可能性もあり。実際私たちは開店後30分くらいのタイミングで行きましたが、席に通されるまで30分ちかく並ぶことになりました。
しかも店の入り口にはロープが張られ、まるでディズニーのアトラクション待ちをしているかのような環境です。
2. 無愛想な一部スタッフ
受付を担当しているスタッフの無愛想具合といえば驚くレベル。中国や韓国からの「英語が全く通じない」客を数多く対応しているからか、アジア人というだけで最初から超塩対応。
こちらが英語で話せば、英語でしっかりと対応してくれましたが、それまではまるで犬のしつけをしているような、そんな対応。座席に着く前から不愉快になりました。
もちろん対応のいいスタッフもいますが、一人でも不愉快な対応を取る人がいるとそれだけでもこのレベルのカフェとしては失格ではないでしょうか。
3. 雰囲気ぶち壊しの客層
朝一に行ったこともあり、客の7割は中国・韓国人、1割が日本人、残りがその他の観光客という感じ。
大きなスーツケースを持って次々にはいってくる人もいるなど、まるで団体バスツアーに巻き込まれたかのような雰囲気です。
さらには大きなグループできている人は非常に大きな声で話したり、我が物顔で人の椅子にぶつかってくるなど。さらには食事中にもかかわらず立ったり座ったりを繰り返しながらカフェ内を徘徊し、いたるところ写真をとったりしているようなマナーの悪い人も多数。
そこに注がれるその他観光客やスタッフからの冷たい視線。それは同じアジア系の顔をしている大人しく座っている私たちにも注がれることになります。
せっかく豪華で美しい内装とはいえ、人の出入りも激しく、うるさい話し声、歩き回る人、どこからともなく聞こえるシャッター音。まったく落ち着くような雰囲気ではありませんでした。
一方で、静かに落ち着いた雰囲気が流れるのはカフェの下のフロアにあたるエリア。こちらはホテルの宿泊客が主に利用する空間で高級ホテルの空気感。そのギャップの大きさといったらもう。
4. オーバープライシング
このカフェの名誉のためにいうと悪いところだけではありません。コーヒーへのこだわりや手の込んだ食事メニューなどは一流カフェならでは。
食事もとても美味しくクオリティとしては満足いくものでした。
ただし、値段は物価の高い北欧で食事をしているかのような値段。ブダペストの周辺のカフェと比較すると3−4倍近い価格差があります。
5つ星ホテルのカフェと考えれば仕方ないのかもしれませんが、いくら有名店とはいえブダペストの物価を考えると高すぎるのではないか、というのが正直なところ。
5. ブダペストにはもっといいカフェがたくさん
ブダペストはカフェの激戦区。本格的なコーヒーはもちろんのこと、食事メニューやバーメニューにもこだわったカフェが数多くあります。
もちろんいうまでもなくコストパフォーマンスも抜群で、雰囲気がいいお店もたくさん。
あえて高いお金を払ってNew York Cafeにいく理由は正直何もないというのが感想です。
こちらが私のおすすめするカジュアルなカフェ。メニュー数が豊富で朝早くから夜の一杯まで気軽に使えるお勧め店です。
最後に
ブダペストのカフェの中では1、2を争う人気店、New York Cafe。
その実態は観光客が大量に押し寄せコントロールの利かなくなった値段だけが高いカフェ、になってしまっていました。
インテリアはもちろん見事とはいえ、それを見るためだけに高いお金を払って気分悪い思いをするのはナンセンス。
他にもブダペストには数多くいいカフェがあるので街中を歩きながら雰囲気のいいお店を自分で探して見ることをお勧めします。
こんにちは 私がこの場所を知ったのはもう10年以上前の事で 当時大人気だった亜細亜のPrinceさんに紹介されたからです。とてもこういんしょうを受け一度は行ってみたいなと思っていた場所です。 先ず今回この記事では、titleもマイナス点を見出しに揚げている点が気になり読みました。 net上に上げる記事で有るのならば出来れば其のお店の良い所を最初に書き… 感想として筆者はこの様に感じたマイナス面もあったと書いた方がいいですね。 待ち時間は観光名所に行ったのなら1-2時間の列は普通だと思います。そこに行く人々は一度自分の眼で見て肌で感じる事が目的だと思うし店舗側もゆったりと接客したくても時間帯によっては無理なので、通う側の心構えで受け取り方が違うと思います。混んでいる事込みで楽しめるとよかったですね。 心や時間帯に余裕を持って全ての人が楽しくなれる様な記事を書いてください。 生演奏で私もゆっくり珈琲を飲んでみたいです。☆〜(ゝ。∂)nao☆彡
あなたの記事を読んで後悔しました。