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北欧スウェーデンで海外留学中。留学準備や英語(IELTS)対策、北欧雑貨を含むスウェーデンでの日常や旅行に役立つ情報を紹介。

                    

虫歯はもう嫌!歯科予防大国スウェーデン在住歯科医の私が自分の口腔ケアに使うもの

      2016/11/09

北欧の歯科予防

スウェーデンは歯科予防の最先進国として日本でも最近有名になってきており、予防歯科を語る上で必ず引用されるのがスウェーデンのデータです。実際にスウェーデンで色々なオーラルケア製品に出会い、タメしに使ったりしてきました。

そんなスウェーデンに留学中の歯科医師が、実際にどんなオーラルケア製品を使っているのか、興味がある方も多いと思うので、(ちょっと恥ずかしいんですが)ご紹介いたします。

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洗面台を大公開

汚くて本当にゴメンなさい。この記事のためだけに流し掃除をする気にはなりませんでした。

スウェーデンの歯科医師

結局、色々目新しいオーラルケア製品に出会いましたが、結局最後に落ち着いたのは日本でもごく一般的な歯ブラシと歯磨き粉・洗口薬、そしてフロス(糸ようじ)にたどり着きました。

ちなみに自分の職業のメリットを生かして、歯科に通院して磨いてもらう時に使う専用の回転器具のポータブル版を持っているので、たまに自分で自分にプロフェッショナルケアをします。笑

ですが、実はこの歯磨き粉や洗口薬、日本では決して手に入れることのできないものなので、もう少し細かくお教えいたします。

虫歯予防に有効なフッ素配合歯磨材

フッ素(フッ化物)が虫歯予防にとって効果的で世界的に使われているということはご存知の方も多いでしょう。

日本では旧薬事法(現医薬品医療機器法)によって、市販の歯磨き粉のフッ素濃度は1000ppm以下と定められており、一般に市販されている歯磨き粉の約90%に950ppmのフッ素が配合されています。ですが、これは日本の話、ほとんどの諸外国(韓国等アジアも含む)では、一般的にもっと高濃度が使用されています。

なのでこれを使わない手はありません。

1. 普通の歯磨き粉

まずは毎日使う歯磨き粉はSENSODYNEというのを使っています。これはスウェーデンだけでなくても世界的に展開しているブランドなので、どこでも手に入れられると思います(日本以外)。

スウェーデンの歯磨き

もちろんフッ素濃度はワールドスタンダードの1400ppm、元々虫歯になりやすいので少しは役に立ってることを願います。

スウェーデンの歯磨き

2. 虫歯リスクの高い人向け歯磨き粉

子供の頃は虫歯になりやすかったこともあり、今もやはり警戒しています。なので高濃度のフッ素歯磨き粉をたまに使用しています。

フッ素配合歯磨き粉

これはPreviDentという歯磨き粉で、5000ppmというとても高い濃度のフッ素が配合されています。基本的には”Rx ONLY”とあるようにう蝕リスクの高いと認められた人に歯科医師より処方される歯磨き粉です。

残念ながら日本では処方も含めて手に入れることは出来ません。

3. 医院での歯面塗布用う蝕予防薬

そして半年〜1年に一回、歯に塗り薬として高濃度フッ化物を使用しています。これはDuraphatというもので、なんとフッ素濃度は22,600 ppm。とんでもなく高濃度です。

ちなみに日本でも虫歯予防のためにフッ素の歯面塗布は行われてます。ですが、歯科医院で塗ってもらえるフッ素濃度は最大9000ppmですので、さらにその2倍以上というもの。もちろん日本では入手不能です。

北欧の歯磨き粉

歯周病ケアに効果的なうがい薬

クロールヘキシジン

こちらはクロルヘキシジンという成分が0.12%入ったうがい薬(日本ではこちらも入手不可)。

これは歯周病の予防効果が高いと世界的に認知されているもので、私も一応手に入れました。が、歯磨きはそこそこ出来ている自信もあるし、そもそもあまり自分自身歯周病のリスクを今は感じていないので、開封することなく、、、って今見たら賞味期限切れてるじゃないですか!!笑

ちなみに日本ではクロルヘキシジン0.05%以上のものは販売出来ません。市販されているものは0.05%をさらに100分の1程度に薄めて使うようなものなので、果たして効果があるのかは、、、。

コンクールの他に日本で一般的に広く売られているうがい薬は、香りで誤魔化すようなものが多いので、オーラルケアという意味ではほとんど効果がないものが多いのには注意です。

愛用歯ブラシはソニッケアとTEPE

歯ブラシは音波ブラシのソニッケアーのダイヤモンドクリーンを基本的に使用しています(正確には日本で購入したものを使っています)。

スウェーデンの大学では歯周病の患者の治療にも用いる音波ブラシで、その清掃効果は本当に高いです。赤染した後に使うと一気に汚れが取れるのがわかります。少し高いんですが、歯科の治療費と自分の健康を考えたら安い出費、日々のケアに絶対に欠かせません。

ちなみに手磨きをする時はTePeを利用します。TePeはスウェーデンの歯ブラシシェア8割のブランドで、ほとんどの歯科医院でも勧められている歯ブラシ。磨き心地が気持ちよく、形も歯列にぴったりと合うので、私も同様に愛用しています。

日本では一部の歯科医院が入荷している他、通信販売でも購入可能です。TePeについてはこちらで詳しくまとめたので、是非読んでみてください。

最後に

いかがでしたか?

どうしても虫歯がこわいので日本では入手できない少し高濃度のフッ化物をよく利用しています。この濃度でのう蝕予防効果が世界的に論文等で報告されているためです。

クロルヘキシジンは歯周病予防に最もいいうがい薬ではありますが、現時点では必要性を感じてないため未使用です。

ちなみに勘違いしていただきたくないのは、最も大事なのは適切な歯ブラシで歯をしっかり磨くということ。それがないのにいくら薬の効果を期待しても無意味どころか、下手するとマイナスかもしれません。何か日々のケアのことでお困りの時は是非お近くの歯科の先生や衛生士に相談してみてくださいね。

スウェーデンで市販されている誰でも買えるオーラルケア商品はこちらの記事で紹介しています。